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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
十月、神無月、Okutoba…
128/240

128.他意のないスキンシップ

重ね重ね、彼らには恋愛感情はありません



「………………」

「………………」


 放課後。暇だったから槙の家に行くと、ソファーに座った槙の膝に柚が座ってテレビを見ていた。


 ……なんじゃこりゃ。


「……何、してるの?」

「槙が、槙が無理やりボクを膝に座らせて……」

「てめぇ嘘吐いてんじゃねぇ」

「槙がそういうプレイが良いって言うから」

「パターン変えれば許されると思うなよ」

「全く槙は変態だよね」

「続行すんな」


 訳がわからん。

 何があった。


「俺が帰ってきてここに座ってたらな、柚が入ってきて寒――――」

「寒いからってボクを引っ張って座らせたんだ」

「お前どんだけ俺を貶めたいの?」

「ボクが嫌だって言っても離してくれなくて――」

「本当にやったらっか」

「突然の方言怖いです」

「………………?」


 えっと……?柚が入ってきて、寒いからって槙に引っ張られて、無理やり座らせて、そういうプレイが良いって……?ん……?


「ほら見ろ樂が混乱してる」

「ふふ、君の地位がどんどん落ちるね♪」

「すごい良い笑顔で言う台詞じゃない」

「だって暖かくて」

「関係ないよな?」

「ふふっ♪」

「………………???」

「あーもう樂戻ってこーい」

「完全にピヨってるね」

「ピヨってる言うなよ」


 槙の地位が落ちて、柚が暖かくて良い笑顔で、関係なくて、ピヨってて……?


 んんん……?


「ほら説明するから戻ってこーーーい」


――――――――――――――――――――


「――という訳だ」

「えっと、柚が入ってきて寒いからって言って、それで槙の膝に自分から座ったんだね?」

「そうだ」

「どっちかって言うと柚の方が変態だよね?」

「そうだね」

「うわ認めたよ」

「ボクはいつでも変態さ!」

「訳わからん」


 そう言って呆れつつ、柚をどかそうとしない槙。お人好しというか、長男体質というか、ツンデレというか……。あれ?僕も長男だよね?


「いやぁ、槙の膝暖かいよ」

「膝はだいたい暖かいと思うぞ」

「そういえば膝枕ってどう見ても太ももだよね」

「そこには触れてやるな。あと『太もも枕』って語呂悪いだろ」

「ちょっと耳掻きしてよ」

「さっきから話題ころころ変えすぎだ」


 槙と柚がイチャついてる。……うん、イチャついてるように見える。これ僕にも当てはまるんでしょ?…………うわぁ。


「ほら樂が微妙な顔してるぞ」

「明日買い物行かない?」

「良いけど俺と樂の話を聞け」



本当に仲良いですねぇ

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