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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
十月、神無月、Okutoba…
121/240

121.秋の走り大会

関係ないですが私に体力はあまりありません



 理解できない。



 なぜ走らされているのか。



 僕には理解できない。



「強歩なんてキライだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」


「やかましい」

「……だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

「続けるな。そこは“どー”だろ」

「キライどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

「ああ、やるとは思わなんだ」


 槙が呆れている。


 そんな事はどうでもいい。僕は走りたくない。めんどい。


「まぁ、アレだ。運命だと思って諦めろよ」

「いやでも槙、強歩だよ!?30kmだよっ!?」

「29.8kmだ」

「細かいよ!なから30kmで良いよ!」

「29.8kmだ」

「頑なだねぇ!」


 なんでその200メートルを譲らないの。大差ないよ?


「運命だと思って諦めろよ」

「ループやめない!?そして目に生気がない!戻ってきて!」

「29.8kmだ」

「分かったからループやめよう!そして戻ってきて!槙だけ逃げるなんて許さないよ!」

「29.8kmだ」

「目に生気がないいいいぃぃぃぃいい!!」


 戻ってきてよ!僕だけ犠牲は嫌だよ!


「俺、強歩から帰ったら結婚するんだ……」

「あからさまなフラグ立てないで!あと誰と結婚するつもりなの!?」


 結婚相手いないでしょ!いるとしても人外でしょ!マニアックすぎるでしょ!?


「いるかもしれないだろ。許嫁とか」

「いるの!?」

「いない」

「だよね分かってた!」

「いたとしてもたぶん嫌われる」

「卑屈だなぁ!いつにも増して!」


 性格は悪くないと思うんだけど!性格は!


「ここはお前に任せて、俺は先に行くんだ」

「最低だね!」


 なんで逆にしたの!?


「ああもう良いわ。俺帰って寝る」

「槙いいいぃぃぃぃいい!?」



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