102.いわゆるクソネミ
暇人達が睡魔と闘っているようです
「…………」
「眠いね……」
「おう……」
教室。昼休み。お昼ご飯を食べ終えて少したった。良い具合に落ち着いてきたタイミングだ。
「なんかもうさ、どうして満腹だとこんなに眠くなるんだろうね?」
「血液が胃に集中してなんやかんやってのはどこかで聞いた事があるような気がしないでもない」
「凄まじく曖昧だね……」
「……午後耐えられるかや……」
「うーん……むしろしっかりグッスリ寝ちゃった方が良いんじゃない?」
「……いやダメだろ」
「……永眠……」
「だからなんで突然物騒な事いうの愀は。人を不安にさせて楽しむタイプの人なの?」
「永眠か……できたら楽だろうな……」
「槙帰ってきて。なんか遠い目してなくて良いから戻ってきて」
なんか久しぶりの会話の羅列……ん?僕は何を言ってるんだ?喋ってるのはいつもじゃないか。
「イン◯レイスエンド……」
「何突然氷漬けの終焉与えてんだよ……」
「あれ何気に強いよね……」
「詠唱時間−75%してビッグ◯ン撃った方が強い気もするけどな」
「槙そればっかりだよね……」
「楽なんだよ雑魚掃討が……」
「使用回数酷い事になってるよね……」
「楽なんだよ雑魚掃討が……」
「ボスでもやってるクセに」
「一撃で死ぬならそれも雑魚」
「言い切ったし……」
「だいたいレベル上げするなら効率良くやりたいだろ。ただでさえレベルUPに必要な経験値多いんだから」
確かにあれは割りに合わない。この調子だと最大レベルまで上げるのはどれだけ大変なのか……。
「まぁ?の熟練度稼ぎよりマシかな」
「この前槙がやってたやつ?」
「それそれ」
「最初の村の周りで雑魚をサクサク狩るあれ?」
「それそれ」
「槙寝オチしてたよね」
「お前やってみろ……寝るぞ……」
「作業ゲー怖い……」
僕としては作業ゲーはあんまりやりたくない。絶対寝る。槙や槙の父さんが作業ゲーやってて途中で寝てるのはしょっちゅう見てきた。だいたいはターン制だから良かったけど一部のゲームでは『全滅した』系の画面がずっと出ていたりした。
「まぁあれだ。ターン制じゃない作業ゲーは気を付けた方が良い」
「全滅した」
「うちの父親じゃねぇか」
「槙もたまになってるよ?」
「記憶にございません」
なかった事にしてるし……。
「眠くなってきたらゲームやめれば良いだけの話なんだけどな。愀起きろ。予鈴鳴ったぞ」
「いつの間に寝てたの」
「ビッ◯バンのくだりから」
「そういえば愀喋ってなかったね……」
「…………蜜蜂」
「何故に蜜蜂……」
「寝ぼけてるのか素なのか判断に困るね……」
次の授業は……うわ、数学だ。面倒くさいなぁ……。
もうアレだね。寝よう。授業中に。そうすれば万事解決!
「あ、樂。授業中寝るならバレないように寝ろよ?」
「なんか変な釘さされた!?」
……そんなに闘っていませんね




