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令嬢たちのざまぁコレクション(大体一話完結/短編集)  作者: リーシャ


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108/108

108転生したらネットスーパーだった件。異世界の人たちに食料や生活用品を届ける神の店となった。気がつけば、冒険者にダンジョン内まで弁当やポーションを届けるサービスも

ざまぁなし

 気がつくと見知らぬ草原に立っていた……いや、正確には店内マップの中にいた。どうやらネットスーパーとして異世界に転生してしまったらしい。視界の端には在庫状況や売上がポップアップし、本日の特売、配達三十分以内の表示まで浮かんでいる。


 最初に現れたのは村の農夫トマス。彼が近づいた瞬間、頭上のカートに追加という文字が浮かび、パンとミルクを指でタップしたら、宙に浮かんで手元に転送された。


「こ、これは……神の倉庫か?」


 村人たちは驚きながらも次々と注文を入れてくる。気がつけば無意識に在庫を補充し、召喚した配達ドローンが村中を飛び回っていた。


 王都の騎士団も視察に来たが初回送料無料!と書かれたポップを見て納得したらしい。


 こうして異世界の人たちに食料や生活用品を届ける神の店となった。気がつけば、冒険者にダンジョン内まで弁当やポーションを届けるサービスも始まり、異世界の物流革命が起きてしまった。


 動けないし何も言えないので関与できず見ているしかない。補充して買わせるしかないのだ。そうしないとパワーアップできないし。


 これはこれで自尊心を満たせるからいいかなぁと思っていると、スキル追加ボタンにAIが現れてこれだと思った。話し相手が欲しい。いつ来るかわからない客に一方的に話しかける日々は耐えがたい、わけでもないが。


 恐らくなにか感情の方に鍵がかけられているのだろう。販売しないといけないのに一々落ち込むと売ることは不可能と思われている。実際物なんて売ってる場合じゃないと思うだろうから間違ってはない。


 そこら辺は臨機応変に。とにかくAIが指示する方法でやる。自分では販売機の勝ち確なんてわからない。ジリ貧でやってるからこそ、AIが頼もしいのはわかっている。楽しくなってきた。割と自分に合っていたみたいだ。


 電子の音が今日も響く。なんでも売っているから皆から愛される。ネットのスーパーマケットは今日も人がたくさん。周りもその盛り上がりを知るの屋台やサーカスが来た。


 そうしたら、いつのまにか街ができており、さらになんと王族の住む城が建設された。こちらを囲い王族の城の中に入れるつもりで囲い込もうとした時もあったが、お断りしてそういったことをしたら停止すると怒りで爆発した。


 人が来ないようなことをされたら致命的なのに、と諦めて少し離れたところに建てたらしい。それでいいと頷き電子音で客たちを楽しませるために新商品が入荷したことを伝えた。

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