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この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

「磨爪師」~爪紅~

作者:大和撫子
平安の御代、特殊な家系に生まれた鳳仙花は幼い頃に父親を亡くし、母親に女手一つで育てられた。母親の仕事は、宮中の女房たちに爪のお手入れをすること。やんごとなき者達の爪のお手入れは、優雅で豊かな象徴であると同時に魔除けの意味も兼ねていた。
 鳳仙花が八歳の頃から、母親に爪磨術について学び始める。この先、後ろ盾がなくても生きていけるように。

 鳳仙花が十二歳となり、裳着の儀式を目前に母親は倒れてしまい……。親の後を継いで藤原定子、そして藤原彰子の専属磨爪師になっていく。

  長徳の政変の真相とは? 枕草子の秘めたる夢とは? 道長が栄華を極められたのは何故か? 藤原伊周、隆家、定子や彰子、清少納言、彼らの真の姿とは? そして凄まじい欲望が渦巻く宮中で、鳳仙花は……? 彼女の恋の行方は? 磨爪術の技を武器に藤原定子・彰子に仕え平安貴族社会をひっそりと、されど強かに逞しく生き抜いた平安時代のネイリストの女の物語。
 
 ※当時女子は平均的に見て十二歳から十六歳くらいで裳着の儀式が行われ、結婚の平均年齢もそのくらいだったようです。平均寿命も三十歳前後と言われています。
 ※当時の美形の基準が現代とものと著しく異なる為、作中では分かり易く現代の美形に描いています。
 ※また、男性の名は女性と同じように通常は通り名、または役職名で呼ばれ本名では呼ばれませんが、物語の便宜上本名で描く場合が多々ございます。
 ※物語の便宜上、表現や登場人物の台詞は当時の雰囲気を残しつつ分かり易く現代よりになっております。
 ※磨爪師の資料があまり残って居ない為、判明している部分と筆者がネイリストだった頃の知識を織り交ぜ、創作しております。
 ※作中の月日は旧暦です。現代より一、二か月ほどズレがございます。 
 ※作中の年齢は数え歳となっております。
 ※「中関白家」とは後世でつけられたものですが、お話の便宜上使用させて頂いております。

 以上、どうぞ予めご了承下さいませ。
第二帖 磨爪師
2019/06/25 16:29
第三帖 宮中の女房たち
2019/06/26 09:50
第五帖 下積み
2019/06/28 16:36
第六帖 恋初め
2019/06/28 16:39
第七帖 翳り
2019/06/28 16:49
第八帖 芽生え
2019/06/28 16:54
第九帖 機織女
2019/06/28 17:07
第十帖 落日
2019/06/28 17:16
第十一帖 黒闇
2019/06/29 02:42
第十二帖 邯鄲の夢
2019/06/29 02:44
第十三帖 斜陽
2019/06/30 13:48
第十四帖 再会
2019/06/30 13:50
第十五帖 合縁奇縁
2019/06/30 13:54
第十六帖 栄枯盛衰
2019/06/30 13:59
第十七帖 零落
2019/06/30 14:03
第十八帖 初花
2019/06/30 14:06
第十九帖 虚無
2019/06/30 14:11
第二十帖 裳着の儀
2019/06/30 14:13
第二十三話 手蔓
2019/07/05 14:11
第二十四話 壮途
2019/07/15 00:53
第二十五話 枕草子の夢
2019/07/15 01:06
第二十六話 狭間
2019/07/17 14:14
第二十七話 道長の娘
2019/07/24 00:28
第二十八話 連理の枝
2019/07/24 00:29
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