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1600  作者: 火村虎太郎
決死真剣勝負編
24/25

決着


決着・・

戦国の終わり・・


「ちょっと待て!ワシは勝ったのだぞ!」家康


こんな理不尽な人生があるか!

ワシが天下人じゃぞ!


一人納得いかず叫ぶ家康。


「・・まぁ・・その・・なんて言うか・・」真田


そりゃそうだ。ほぼ天下取った天下人なのに、

処刑される矛盾。


よく見れば、強がってても小さなおじいちゃんだな・・

私達が帰るために殺すのも少しだけ可哀そうに・・


「んっ。おつっ。お疲れっ!」真田

「うわぁ・・・もっとせめてやさしい言葉を・・」大谷


ま・・まぁ、真田ちゃんが気を使っただけでも良しか。


「私も見届けさせてもらえますか?」バカ息子


その未来へと帰る穴・・


「・・それがしも。」三成


「ええ。是非。」左近

「でもやっぱ何か寂しいね・・」真田


やっぱ旅行の終わりは・・

でも、そろそろ日本食恋しいハムニダ~って・・


「えっ?」大谷


そのレベルっすか?

真田ちゃんにとって戦国は2泊3日の旅行ですか?


「・・・・・えっ!いやっまさか!?」大谷


さ・・真田ちゃん・・

ここ・・韓国じゃなくて戦国っすよ・・


「・・・・・あ・・あぁ・・・それそれ・・。」真田

「えっ?韓国時代と思ってたのですか?」左近

「パッと見は似て申すな」三成


「ガリっ!!」


「えっ!」大谷


「むむむむぅうう!!!!」家康


何か噛むような音が聞こえて振り返れば、

家康が縛られた縄を必死に噛み切ろうと・・


「むぐうぅうううう!!!!」家康


諦めんっ!これしきの事で!

ワシは家康じゃぞ!


「・・・ふぅ・・爺さん・・すげえな。」真田


さすが天下人・・

殺すのも惜しいわ・・


「う・・うん・・そうだね・・」大谷


あれ?真田ちゃん未来に帰るってなって、

やっと良心を取り戻したのかな?

そうだよ、未来に帰ったらそんなイケイケじゃスグ捕まるし・・


「ヒュンヒュン・・」


「・・・真田殿・・」三成


「サクっ!」

「うがぁ!」家康


「静かにしとけっボケが!」真田

「うわぁ・・・鎖ガマったぁ・・」大谷


精度高ぇえ!狙った獲物逃がさない!


だが、この真田ちゃんのマジキチで、

希望は確信に変わる・・


「ブワッ!!」


「うわっ!穴開いた!でけえ!」真田

「何と!」左近


ちょっと腕に傷を負っただけでこの大きさとは・・

これは確実に行ける・・


家康を殺せば、十分飛び込める大きさになるぞ。


「くそぅ!くそぉお!」家康

「父上・・武士らしく・・」バカ息子


切腹を・・


「・・・穴の前に移動しましょう」左近

「・・うん。」真田


遂にお別れの時・・


穴の開く場所まで行き・・


「これ・・」真田

「これがプリウスの心臓(鍵)でござるか」バカ息子


それがなければ動かないから・・


「あとは、よろしくお願いいたします。」真田


置いて帰ろう戦国に。

もしかしたらプリウスが飛び込めるほどの、

大きな穴は開かないかもしれないし。


後は、左近の拡声器・・


「これもおもしろいでござるな」バカ息子

「もし使うなら、ご自由に」左近


ただもうすぐ充電は切れますが。


「そういえば・・」真田


なんで急に動き出したんだろ?

急に無くなりだしたガソリンに充電・・


「・・・・全く分からないですな。」左近

「多分・・」大谷


現代人だった猿飛さんが死んだから?

これでチートの魔法が解けたというか・・


「あっ!そうだ!猿飛って!」真田

「はい?」バカ息子


あの・・徳川のスパイで、現代人ですよね?


「・・・・誰でござるか?その猿飛という方は?」バカ息子

「いやだぁ・・・」大谷

「えへっ」真田


もうやだぁ・・テヘペロじゃないって真田ちゃん・・


だがそうなると・・


「どうして現代語を知ってたのでしょうか?」左近

「それなんだよな・・」真田


私のスマホで勉強したのかな?


「はは・・いやっまず罪悪感とか無いっすか?」大谷


何だ?大谷気持ちわりぃなぁ・・


でも・・


「チラ・・」

「やっぱまだ減ってるね‥充電。」真田

「本当に何がきっかけだったのか・・」左近


だが切れる前に決着を付けれて良かった。


「スマホは持って帰ります。」左近

「未来に帰って連絡できないと困るしな」真田


ただ不安は多くある。

私達は、未来ではずっと行方不明になってるのだから・・


頭の中で整理しても答えが出ない・・


「帰ろう!!」真田

「ええ。」左近

「はは・・」大谷


動き出せば答えは出るはず。


「三成よ、お主天下は欲しくないのか?」家康

「ふぅ・・まだひっくり返そうとしてるのか?」真田


すげえな爺さん。最後の最後まで・・


だけどもう動き出すぞ・・


「まず私が飛び込みます」左近

「うん。」真田


最後の打ち合わせ・・


そして左近が大丈夫そうだったら、

次々と飛び込もう。


「はは・・」大谷

「何だよ大谷ぃ」真田


さっきから気持ち悪い笑いしてんだよな・・

ほんっと・・


「帰ったらデート行こうか♪」真田

「あははは」大谷

「おっ!いいですな」左近


ふむ。やっぱり真田さんは・・


「助かったよ歳が近い現代人が落ちてきて」真田


何て言うか・・一人だけで怖かったって言うか・・


「・・・左近って本当に現代人?」真田

「えっ!もしかして・・」左近


今まで、信じてなかったのですか?

それで、大谷さんを・・


唯一の現代人と思って・・


「はは・・」大谷

「なんだよ!本当気持ち悪いなぁ!」真田


何?


何なの?


でもいいや帰ろう未来に・・


「六本木集合な!」真田

「私もですか?」左近

「おお・・ギロッポン・・」大谷


とりあえずな。


じゃあ行くぞ・・


「・・・爺さんすまん」真田

「くっ!」家康

「最後の介錯は私が・・」バカ息子


遂に・・完結・・


「シュッ・・シュッ・・シュッ・・」


早くなっていく鎖鎌の回転・・


(うわ・・こりゃ一発だな・・)大谷


先ほど見た真田ちゃんの技術・・

目線は首を狙ってる・・


さぁ行こう・・

いや、帰ろう・・・未来へ!


「ズドッ!!!!!!!!」

「ぐはぁっっぅっぅっぅぅうう!」家康


「ブワン!!!!!!!!!!!!!!!」



「特大キタァーーーーーーーー!!」大谷


これで・・


戦国も終わりかぁ・・

もう・・出世も出来ねぇや・・

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