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1600  作者: 火村虎太郎
決死真剣勝負編
21/25

戦国無双の天才バカ息子


「まだか!?大谷と左近は!」真田

「はっ。まだ街道沿いにも・・」配下


信州上田城で待つ真田には多少の焦りが・・


「もう20日たったんだぞ!」真田

「慎重を期してとは思いますが・・」配下


関ヶ原から20日も経ったのだ。

真っすぐ向かえばすでに到着してもいい頃なのだが・・


「・・・德川軍の援軍がまた増えております」配下

「くそっ!」真田


上田城にはすでに德川軍が取り囲んでいる。

その指揮を取るのが・・


「ふふ・・動くなよまだ・・」バカ息子

「はっ秀忠様。」


德川秀忠・・今の德川の実質の総大将だ。

バカ息子と言われているが・・


「くそっ!なんで家康が居るんだよ!」真田

「影武者でござろう・・」配下


関ヶ原開戦前に三成に奪われた家康に、

すぐ家康の影武者を立てて乗り切ったバカ息子だが・・


「くく・・そう簡単に我が父が奪われるわけなかろう」バカ息子

「秀忠様は天才でござるな」配下


結果東軍の勝利を呼び込んだのは・・


「ふふ・・奪わせたのも気づかぬのか三成は」バカ息子

「さすがでござりまする」配下


秀忠が先の先まで読んでいたのだ。

家康を奪わせて自分が総指揮を。

そうして東軍の勝利を呼び込んだのだ。


最初から三成の行動を読んで、手薄にしたのだ家康の周りも。

関ヶ原に遅れたのも計算づくめだ。


そしてここ上田が最後の決戦場と意気込んで布陣してきた。

これから起こるであろう豊臣への後詰めの戦い・・

いわゆる大阪冬の陣・夏の陣の戦いに向けて・・


「プリウスだけはやっかいじゃ」バカ息子

「ござる」配下


何もかもひっくり返すほどの力を持っているプリウス

これを奪わねば・・



「・・ぬっ!?德川軍が西側から撤退しております」

「・・・・迎え入れるつもりか・・」真田


くそっ!バカ息子には筒抜けか?

家康をここに連れてくること・・

そして・・


「大谷と左近はまだか?」バカ息子

「もうすぐとの事です。」配下


この二名が生きていることを。


「くく・・」バカ息子


左近は憤死で、

大谷は切腹?

くく戦国あるあるじゃ。嘘の史実作りは。


そしてその二人が遅れてる理由は、


時は三成捕縛後に戻って・・


「左近様動かずですか!?」配下

「うむ」左近


この合戦後すぐに移動は目立ちすぎる。


「一か月後に丁度着けばよい」左近

「はっ」配下

「それまでこんなボロ家に住めと言うのかワシに!」家康


ふぅ・・口をふさぐか。

大声出せれても困るしな・・


「むぐぅ!むぐぅ!」家康

「食事の時は取りますので」左近


左近は安全な場所に家康と共に隠れる事に。

そして多少の日が経ち・・


「えっ!?明日に三成様が処刑だと!?」左近

「はっ。六条河原で・・」配下


早い・・確か史実では一か月も後のはず・・

少し歴史が狂いだしているのか?


「・・・行ってくる。」左近

「どうか三成様の最期を見届けてください・・」配下


左近は一人で六条河原に急ぐことに。


未来からやって来た私に自分の知行の半分も与えてくれて、

厚く召し抱えてくれた三成・・

いつも私が未来へ帰れることを願って・・


「それでは石田三成の処刑を開始する!!」代官


「あああ・・三成様もここまでかぁ・・」町民

「これからは德川の世か・・」町民

「・・・・・・・くそっ!見えぬな・・・」左近


三成処刑に集まる群衆に紛れる左近


「三成殿っ辞世の句がござるか?」代官


武士が処刑や切腹の最期に読む詩・・

この言葉が次代をも動かす時がある。

よく聞いておかねば・・三成様の最期の願い・・伝えたい事・・


「ちょっとゴメンでござる」左近

「ああ!割り込むなよ!」

「押すな!押すな!」


前へ前へと進む左近。最後に顔を合わせたい・・


「はっ・・では・・」


三成辞世の句・・


「筑摩江や芦間に灯すかがり火と、

  ともに消えゆく我が身なりけり!!!」


「えっ!!!!?」左近


読む辞世の句にやっと三成が見える場所へたどり着く左近


「では・・」代官


「ズバっ!!!!」

「おおおおお!!!」


えっ?

えっ?


いや・・




「誰だ・・・あれ?」左近



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