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1600  作者: 火村虎太郎
戦国大名大谷編
15/25

大逃・・

何てトリッキーなんだ・・

そりゃ德川勝つわ・・


德川側に付かなかった真田ちゃんにスパイを送り込む・・

しかも未来人をよく理解してる未来人を・・


でもこれでもう上田城の情報は筒抜け確定。

もう、何から整理すればいいのやら・・


当然猿飛は未来人なら德川勝利を知って德川に付いたはず。

そしてやはり真田に潜り込んだ理由は・・


(プリウスを奪う事か?)大谷


プリウスがあれば自ら天下取る事も夢じゃない・・


でもその前に・・


「・・・・・・・」大谷

「どうした大谷?」真田


だって、現代人殺したんだもん・・

まだって言い方はよくないけど、

戦国の人達なら殺してもセーフ的なのはあったけど・・


「へこむわぁ・・」大谷

「まぁ・・なんとなく意味は分かるけど」真田


まずへこむわぁ・・


「でも、やっぱ猿飛スパイじゃなかったかな?」真田

「・・ねぇお願い・・・嘘だと言って・・」大谷


もうぅ・・そっちの方が罪悪感すごいんですけどぉ・・


だがもうこれで疑心暗鬼だ・・


「殿っなぜ切り殺されたのですか!我が友を!」五助

「・・・・後日追って説明いたします。」大谷


もしかしてこの戦友気取りのクソ野郎五助も間者なんじゃ・・

さらに未来人なんじゃ?


だが五助は先ほどのドラッグで演技ではないのが分かった。

猿飛は完全に現代の言葉などから現代人だと分かった。


「使えるなこのドラッグ」真田

「酒なんかより即効性あるしね」大谷


現代人か未来人かの見極めに。


「未来人全部で5人か・・」真田

「もっと居るのかも・・」大谷


この戦国に落ちて来た現代人は・・


真田・真田父・左近・大谷・猿飛・・・

何か分かる方法がないだろうか?


「切り殺しながらプリウスで走り回る」真田

「なるほど・・」大谷


もし未来人がいるならば穴があり、電波が入るはず。

だが効率が悪すぎる・・

一つ見つけてもそれが猿飛のかも・・


「・・・・って結構やったのよ」真田

「もうぅ・・マジキチ万歳ぃ・・」大谷


やったんだぁ・・本当ヒドイなぁ・・


「懐かしぃなぁ。もう去年の事かぁ」真田


日本中を旅したって・・


何その、殺し日本横断みたいなの・・

青春みたいに浸ってるけど、

ただの殺し屋、テロリズムだぞ。


「ん?あれ?じゃあ真田ちゃんって・・」大谷


確かJCだったよな?


「今15?中3?」大谷

「去年15」真田


いや・・それだったらもうJKじゃん・・


「本当にあるんだな永遠の15歳って」真田

「ないです・・」大谷


いやっ、卒業も入学もしてないからって・・

社会全般そういうルールじゃないんですよ・・


ん?いやっ歳取らないのか?落ちて来たルールで?


(いや・・でも現代の時間は流れてる・・)大谷


どうなんだ?もし歳取らないんだったら・・


(それこそ超絶チート・・)大谷


帰りたくない・・絶対に・・


「去年より身長も伸びて来たわ」真田

「・・・成長してるじゃん・・」大谷


もう立派なJKです。16歳です。


だがその日本横断真田テロリズムで分かったのが・・


「一つも穴なんて無いね。猿飛のも不明。」真田

「・・お願い見つかって・・」大谷


もうぅ勘違いで殺したじゃ本当切ないって・・

だが猿飛さんは德川方だから、

真田ちゃんの捜索出来る範囲外だったのだろう。


だがどうするべきか・・

もうこの上田城はヤバイ。真田ちゃんを引っ越さすべきか?


(というより・・)大谷


「わー、まだ電波繋がってるな」真田

「見ればよかったな・・」大谷


猿飛さんを切り殺した事でかなり大きめの穴が開いたみたいだ。


「line♪」「line♪」


「おっ」真田


真田ちゃんと俺の双方のlineの音が鳴るという事は・・


「1600?」大谷

「左近からだ」真田


急な連絡。たまたま電波があって良かったな・・


「えっ!?」真田

「えっ?何々?」大谷


メッセージを読み驚く真田ちゃんを見て、

俺も急いで自分のスマホを見て・・


「えっ!?わああ!!!!!」大谷

「やっ!ヤバイっ!大谷どうする!?」真田


ちょっ!今、何月だっけ?

いや、時期的には合ってる。

でもそんなバカな!?まだ大名満喫もしてないんだけど!


「・・・まだ黙ってて・・平静を装おう」大谷

「・・・よし・・準備だけはしよう・・」真田


何てこの時代に便利なんだ、この情報の速さは・・


「五助、明日出立するぞ今日はもう休みなさい」大谷

「はいっ。ではお先に失礼するでござる」五助


「・・・大谷っプリウス冷房利くぜ」真田


真田ちゃんが意味深に・・

なるほど・・意味分かるよ。


「・・では私も一緒にプリウスで休ませて貰います」大谷


意味深の意味はきっとエロじゃないっ!

これだけは分かるが、一応ちょっとは期待してみる・・


「・・・・捨てよう・・上田。」真田

「あ・・・はい・・やっぱそう?」大谷


はいっ終了~、もしかしての期待は。


でも、もう捨てよう・・上田は・・


「・・・・明日?」真田

「・・・いや、もう行こう。きっとここはもうヤバイ」大谷


情報が筒抜けの上田城に、

史実通りに德川のバカ息子が攻めて来たら・・

いや、来てるはず・・

きっともうすぐ到着するはず・・

そして猿飛からの情報でプリウス対策もしてるはず・・


「ブルンっ・・」


プリウスのエンジンを掛け・・


「・・・・信用できるのか五助ってのは?」真田


プリウスに乗車出来るのは、せいぜい5~6名。


生きる為に・・

歴史を変える為に・・逃げる・・


「・・・・・・・・・・・・置いて行こう・・」大谷

「・・・分かった。」真田


もう何もかも捨てよう・・

いや、捨て石になってもらおう・・


だって・・

左近からの緊急のメッセージには・・



『至急!至急!!関ケ原開戦!至急参上されたし!!』



何もかも不意を突かれた1600年の激動が始まる・・

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