最終話 英雄じゃない誰かの話
「オレさ、ここで死んだことにしようと思うんだ」
土と埃が舞い上がる決戦の荒野。ぼろぼろのままのオレは、三人にそう切り出した。三人の反応が見れなくて、オレは視線を逸らしたままで言葉を続ける。
「無責任かなとは思うんだけどさ。オレって、英雄って柄じゃないし。王都に帰って英雄扱い、とかも違うかなーって……、思っ、て」
上手く言葉が見つからない。尻すぼみになりながらそろと様子を伺えば、セシルはぽかんと口を開けていて、レオはオレの次の言葉を待つみたいにこっちを静かに見てた。だから、オレたちの中で最初に口を開いたのは、レーヌだった。
「確かに。アレクちゃんがこのまま王都に戻れば、英雄として引っ張りだこ。王女様との結婚話も本格的に進められちゃうでしょうねぇ。……でも、それじゃあ困っちゃうわよね?」
その反応に、オレはぎくりとしてしまう。だけどレーヌは、そんな態度すら予想通りって言うようにくすくすと笑いだした。
「あら、まさか気付かれてないと思ってたの?」
何の話だと戸惑いながらもオレが頷くと、レーヌは困った子どもでも見るように笑みを作る。
「……アレクちゃんには、帰りたい場所があるんでしょう? ほら幼なじみの……、ジゼルちゃんだったかしら?」
瞬間、思考が停止する。ジゼル、という名前を飲み込んで、オレはやっと声をあげた。
「な! なんで!? なんで知ってんだよ!」
「いや、それは私でも分かるぞ」
オレのあまりの慌てように、黙っていたはずのレオまでもが呆れ顔で口を挟んでくる。なんだその哀れむみたいな顔。オレが睨めば、レオははぁと大きくため息をつく。
「……いつも大雑把なアレクシスが、大きな街につくたびにまめに便箋を買って手紙を書いてるんだ。誰か特別な相手がいるってことぐらい、さすがの私にだってわかるさ。それに、新聞の記者名を見ては毎回『オレの幼なじみはすごいだろ』と自慢してきていたのを覚えてないのか?」
もちろん覚えている。身に覚えしかない。ただ、そう列挙されてしまうと、自分の浮かれ具合にさすがに恥ずかしさが勝ってしまう。
「……嘘だろ。ばれてたとか何? オレばかみたい……」
羞恥に顔を覆ってうずくまっていると、周囲から生ぬるい視線を感じる。やめてほしい。
「英雄として王都に戻れば、仮に王女様との婚約を避けられても、貴族とのしがらみからは逃れられない。『勇者』の存在を疎ましく思った人間から悪意を向けられることもあるだろう。……たしかにアレクシスには向いていないな」
「そうねぇ。アレクちゃんは利用するだけ利用してポイっとかされちゃいそうで嫌よねぇ……」
「なんでお前ら、オレのそんな嫌な未来ばっか思いつくんだよ!」
そんな風に、オレたちがごちゃごちゃと話していたとき、不意にセシルが口を開いた。
「……なん、だよ。それ」
顔を上げれば、セシルは失望とか悔しさとかがないまぜになったみたいな顔をしていて、その怒りの矛先は、紛れもなくオレだった。そしてセシルは苦しそうに、無理やり声を絞り出した。
「なんで……、僕たちがどんな思いでここまで。英雄が嫌、とかなんだよそれ……! なんで? ここまで来て、地位も名誉も、僕たちも……、全部捨てるって言うのかよ……っ!」
その声が小さく震えていて、オレはしまった、と自分の迂闊さを後悔する。そんなこと、一切考えていなかったのに。
「ちが、そんなつもりじゃ。お前らのこと捨てるとかそんなつもりは――」
「そんなつもりなくたって、そういうことだろ! 僕らは王都に戻ったら、絶対に英雄として出世させられる。そしたら、『勇者』じゃなくなったアレクなんて、僕らに会えるわけないじゃん! そんなことも考えないで死んだことにするとか、馬鹿なこと言うなよ!」
ひと息にそう吐き出すと、セシルはぜいぜいと肩で息をする。セシルは、言いたいことを言い切ったように、オレを睨みつけていた。
「……ごめん、セシル。オレの考えが足りてなかった」
オレは頭を下げてそう謝る。顔を上げると、セシルは毒気を抜かれたみたいに目を見張っていた。オレはそんなセシルと目を合わせたままで、言葉を続ける。
「だけど……、オレは今の言葉を取り消すつもりはない」
「……あっそ。じゃあ……、好きにすれば、いいじゃん」
視線を逸らし、セシルはつぶやく。その言葉はいつも通りのぶっきらぼうなセシルの言葉で、だけどその声は、どれだけ鈍感なオレでもわかるぐらいに震えていた。
だからオレは、一歩、また一歩とセシルに近づいて、その頭を胸に抱き寄せる。オレより頭ひとつ分小さなセシルは、バンバンと勢いよくオレの肩を叩いていたけど、オレはそのまま力を緩めなかった。
「……ごめん、セシル。そんなこと、考えてもなかったんだ。オレにとってお前らは隣にいるのが当たり前になってて。だから……、会えなくなるなんて考えてもなかった。オレは、皆と会えなくなるのは……、嫌だ」
オレがそう言うと、セシルの抵抗は段々と弱くなっていく。
「だけど、オレはジゼルとの約束も守りたい。――約束したんだ。絶対ここに帰ってくる、って。だからオレは……」
その続きをなんて言うべきか、オレは少しの間考える。勇者をやめることにした、も、死んだことにしようと思った、もなんだか違う気がして、思いつくそれらを呑み込んでいく。オレが言葉に悩んだそのとき。
ぽつりと、セシルはつぶやいた。
「……なにそれ。そんな都合いい話、上手くいくわけないじゃん」
ぐい、とオレの胸を押して、セシルはオレから距離をとる。オレから見えるのは、俯いたセシルの頭だけだった。
「……ほんと、アレクは馬鹿だ」
絞り出すようなその声は、さっきまでとは少し違う。呆れるみたいな、笑っているみたいな、いつも通りの声だった。
「僕らと離れること考えてなくて、しかも約束も守りたいとかわがまますぎ。……そんな方法、ひとりで考えたって思いつくわけないでしょ。いいよ。勇者サマの最後のわがままぐらい……、聞いてあげる」
「……セシル」
セシルはゆっくりと、顔をあげる。見れば、セシルは仕方ないなぁと少しだけ口の端をあげていた。その表情に、オレはぱっと顔色を明るくする。
「ありがとなセシル! さすがはオレの相棒!」
「うるさい! 頭撫でんな……。この、調子乗んな馬鹿!」
高ぶった感情のままにわしゃわしゃとセシルの頭を撫で回せば、セシルはオレを押しのけ距離をとる。その様子が威嚇してくる野生の動物みたいで、オレはなんだかセシルと初めて会った日を思い出す。セシルはオレのことを警戒してて、怖がっていた。そんなアイツを無理やり引っ張り出したのはオレで、あのときセシルに出会えていなかったら、きっとオレはここにいなかった。
そんなセシルに対するオレの両肩を、後ろからぽんと誰かが叩いた。
「そうよ、アレクちゃん。全部ひとりで抱える必要なんてないの。自分にできないことは、人に任せちゃえばいいのよ。私みたいに、ね?」
「レーヌ……。はは、それはたしかに……、レーヌが言うと説得力あるな」
でしょう、とレーヌは胸を張ると、少しだけ眉を下げた。そして、オレの正面にくるりと回って、オレの背中に腕を回す。甘い香りの中に少しだけ、薬草の匂いがした。
「アレクちゃんが勇者でも勇者でなくても、アレクちゃんってことは変わらないわ。――人生は短いんだもの。あなたの思うように生きなさい」
その声は今までに聞いたことがないほど真剣で、オレの心に真っ直ぐ届く。レーヌは、いつもオレたちを見守ってくれる優しい人だった。たまには悪ふざけもするけど、オレに息抜きの仕方や小さな知識を教えてくれた先生は間違いなくレーヌだったんだ。
レーヌの顔を見れば、彼女は柔らかく微笑んだ。
「でも。だからといって、私も寂しくないわけじゃないのよ? ただ……、何年か経てばほとぼりも冷めるでしょうし、きっといつかは会えるでしょう?」
そうオレに言うと、レーヌはするりとオレから離れる。レーヌの髪が、ふわりと揺れた。
「だから、少しだけのお別れ、ね。ふふ、次に会うときは手土産でも用意してもらおうかしら」
「……おう。そのときは馬車いっぱいになるぐらい、薬草とか、魔獣の素材とか、鉱石とか。レーヌの好きそうなものたくさん、用意するよ」
「そう……。それは楽しみねぇ」
ころころと楽しそうにレーヌが笑うから、オレは少しだけほっとする。勇者、として肩にかかっていた重圧が、少しずつ溶けていく。そんなオレの頭の上に、ぽすと拳が乗せられた。
「こら、薬草だとか魔獣だとか……。相手がレーヌだからまだいいものの、女性に対する贈り物としてはなってないぞ」
そう呆れるレオは、オレに向き直ると真面目な顔をした。
「私は……、正直に言うならばアレクシスを止めなくてはならない」
「……あぁ。レオならきっと、そう言うと思ってた」
オレの返答にレオは小さく頷くと、真っ直ぐに言葉を続けた。
「アレクシスの強さは、私がいちばんよく知っている。きっと王都に戻れば、多くの人を救うことができるだろう。そんな力を持つ者をみすみす逃すなど、国としては大きな損失になる。直に騎士団をまとめる立場になる身としては、それは看過できないことだ」
レオは昔からそうだった。初めて会ったその日から、ずっと目の前にいない人のことすら守ろうと努力を重ねて。その姿はどこまでも騎士として高潔で、眩しいなと素直に思う。レオはずっと、オレにとっての目標だった。
「だが私は仲間として、……そして一人の友として、君の幸せを願いたい」
そこまでを告げると、レオは固くオレを抱きしめた。金属の冷たい感触と、レオの少し高い体温がじんわりと伝わってくる。
「力を持った者はその力を他者のために使うべき、というのならアレクシスは十分にその義務を果たしたさ。だからどうか……、叶うことなら幸せになってほしい」
「……それはレオの方だろ。いつも他人のことばっか考えてる。オレは……、レオにも幸せになってほしいよ」
オレがそう伝えれば、レオは少しきょとんとしたあとで笑い出す。
「はははっ、アレクシスがそんなことを言うなんて、ずいぶん生意気になったものだな」
「は? なんだよそれ」
オレの文句もどこ吹く風で、レオはにこりと笑みを浮かべる。その表情はどこか晴れやかだった。
「……私はこの旅ができただけで、十分に幸せだったよ。旅を重ね、色々な人と出会ったからこそ、私は守るべき民の存在を実感できた。これはきっと……、性分なんだろうな。誰かが笑ってくれると、私も嬉しい。私は、この国を守ることができたら幸せなんだ」
その言葉は心からのものだということが、ひしひしと伝わってくるもので、オレはおもわず息を呑む。なんだよそれ。こいつの方がよっぽど勇者みたいじゃないか。
「やっぱり……、レオはすごいな。国を守るのが自分の幸せ、なんて……。オレには言えないや」
「ん? 何を言ってるんだ」
心底分からないと言うように、レオは首を軽く傾けた。そしてこう言ったのだ。
「私は国を守りたくて、アレクシスは大切な人を守りたい。その違いに大小の差なんて無いだろう」
「そう、か? そう、なのかな……」
「あぁもちろん。……それに、レーヌも言っていたが、勇者じゃなくたってアレクシスはアレクシスだ。どうせ目の前で誰かが困っていたら助けてしまうに決まってる。君はそういう奴だろう」
そう告げると、レオはオレの前に拳を差し出す。
「胸を張れ、アレクシス。自分の選んだ道に責任を持つんだ」
「――……おう!」
オレの拳を重ね合わせて、オレはレオに決意を返す。途端、レーヌが不満そうに声をあげた。
「あ〜! もう、ふたりだけでずるいわ! 私とセシルちゃんが仲間外れみたいじゃない。ね、セシルちゃん!」
「いや別に僕は何も言ってな……! ちょっ、引っ張るなよレーヌ!」
レーヌはぐいぐいとセシルを引っ張ってくると、オレたちの拳を開いて手のひらを下に向けさせる。そして、その上にセシルや自分の手を重ねると、楽しそうに微笑んだ。
「ふふふっ、勇者一行最後の悪巧みね。さぁ皆で一緒に考えましょうか。どうやって、アレクちゃんを無事に愛しの幼なじみちゃんに会わせてあげるか」
えいえいおー、とレーヌが声を出すから、オレの口からは小さく笑い声がこぼれる。なんという言葉で表せば、この泣きたいような、嬉しいような、苦しいような、オレの気持ちは伝わるんだろう。
「みんな、本当に……、ありがとう」
無理やり絞り出した声は自分でも驚くぐらい震えてて、三人はオレの顔を見たあとにびっくりした顔で顔を見合わせる。そして、示し合わせたみたいに笑いだしたのだ。
「――とりあえず、一旦は身を隠した方がいいんじゃない?」
「あ、そうだ。どうせならこの魔道具使って、髪の色も変えちゃいましょうよ」
「……なぜレーヌはそんな魔道具を?」
口々にどうしようか、と話し合い、いつの間にか夜は更ける。勇者一行としての最後の夜は眠る暇さえ惜しいほどにかけがえなくて。きっとオレはこの夜を忘れない、とそう思う。
夜が明けて、オレは血と汗にまみれた外套と、聖剣を三人に預けた。今までずっとオレと一緒だった聖剣は体の一部みたいになっていて、その重さが無くなったことに少しの違和感と、寂しさを覚える。
十一年間を共に歩んできた相棒はなんだか、当面の役目は終えた、とでも言っているみたいに堂々としていて、オレは心の中で感謝を告げた。
――この聖剣に選ばれたから、オレは勇者になったんだ。
オレが「勇者」に選ばれたのは何故だったんだろう。いつもそう自問してきた。
ただがむしゃらに、目の前の人を守りたくて、大切な人を守りたくて、前へ前へと進んできた。進む度に失うことが怖くなって、足がすくんだ。その度に、隣に立つ仲間に支えられて、ジゼルの書いたオレが救った人の言葉を糧に、無理やりに足を踏み出した。
オレだけだったらこの道は、走り続けられなかった。
――だからきっと、英雄ってのはオレだけへの言葉じゃなかったんだ。
◇◇◇
『――魔王を下した勇者一行。その旅の道中には、一体どのような出来事があったのか。誰も知らない勇者一行の旅の裏側を……』
どこを見ても人で溢れかえった、王都の街。街中の至る所で、勇者一行についてのインタビュー映像が投影されている。その映像の中では三人がそれぞれ好き勝手にオレのことを話していて、オレは内心でコイツら本人がいないのをいいことに、と顔をしかめる。
ただ、アイツらの最後の言葉はどれも、オレに向けられたもので、バレたらどうするんだよって呆れと嬉しい気持ちとが交互に押し寄せてきた。
「……ジゼル、オレのこと待っててくれてるかな」
ぽつりと、つぶやく。
魔王との戦いの後、世間的には「勇者アレクシス」は死亡した。どこでバレるか分からない、という不信のせいで、オレはジゼルに手紙すら出せていなかったのだ。ジゼルの住む場所は、長年手紙を送っていたのだからもちろん覚えている。だから、ジゼルを訪ねることは造作もない。
それでも、
「怖いな……」
英雄の立場を捨てたオレを、ジゼルは受け入れてくれるのだろうか。そもそも、オレのことを、約束を、覚えてくれているのだろうか。
「……だーっもう! ――何を馬鹿言ってんだよ、オレ!」
ばし、と両手で頬を叩き、弱気になった自分に喝を入れ直す。ジゼルに会いたいのは、オレのわがままだ。それを今になって弱気になってどうする。ダメだったところで当たって砕けるしかないじゃないか。
ぐだぐだと内心で弱音を吐きつつも、オレの足はたしかにジゼルの家へと向かっていた。ジゼルに会ったらなんて言おうか。久しぶり? オレのこと待ってた? いい言葉が思いつかなくて、悶々と考える。
その、途中だった。
時間が止まった気がした。
視界は数え切れない程の人で埋め尽くされているのに、彼女だけがそこに居た。
勇者一行の像の隅。決して目立つ場所じゃないはずのそこに彼女は一人立っていた。春の若草みたいに柔らかい緑の髪は、昔から変わらない。
小さくて、表情がころころ変わって、すぐに泣く。そんな少女だったはずの彼女は、いつの間にか大人になっていた。
それでもひと目で、分かってしまったのだ。
「ジ、ゼル……」
なんて声をかけようか、なんて散々考えてきたくせに、結局言葉が見つからない。どうしようかとためらったそのとき、ジゼルが急にしゃがみこむ。ドクン、と心臓が跳ねる音がした。人ごみを必死に掻き分けて、ジゼルの元に向かう。
早く、一秒でも早く。
ジゼルのもとへ。
「……したじゃん。アルの……、ばか……っ」
ジゼルのもとに辿り着けば、彼女は震えた声でそう吐き捨てていて、オレはあぁやっぱりジゼルなんだ、と思うと同時に胸がぎゅっと苦しくなった。長年求め続けたジゼルだけがする、オレの呼び方の嬉しさ。そして、ジゼルが今泣いているのが他でもないオレのせいだっていう罪悪感。
そんなふたつの感情がぐちゃぐちゃに混ざったオレは、上手く言葉を見つけられなかったんだ。
「……誰が馬鹿だよ」
そう言った途端、ジゼルは勢いよく顔をあげる。
不安と期待が入り混じったその瞳は、涙で潤んで揺れていた。そしてジゼルは、ぱちぱちと何度かの瞬きを重ねた後に、信じられない、と表情を歪める。その態度にようやく、やっと帰ってこられたんだ、って実感が湧いて。
「……約束、したろ? ただいま、ジゼル」
だからオレは、これ以上ないってくらい幸せな気持ちで、笑ったのだ。
腰を抜かしかけてるジゼルに手を差し出して、まっすぐに向かい合う。ジゼルはまだ状況を飲み込めないみたいにはくはくと口を開けていた。
その瞳の揺れがだんだんとおさまって、ジゼルはオレの手を取った。そして、勢いをつけると立ち上がった勢いのままに、オレの首に腕を回す。
「ばか……、遅いよ!」
少し拗ねたみたいな、それでいてとびきりに嬉しそうなその声に、心臓がぎゅっと痛くなる。
さぁ、これから何を話そうか。まだその答えは見つかっていないけど、焦らずに少しずつ、会えなかった時間を埋めるように、歩いていけばいい。
英雄だったアレクシスは、あの日死んだ。
ただそれでも、――英雄じゃないオレたちの後日譚は、まだまだ始まったばかりなのだから。
「英雄不在の後日譚」に最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!
アレクシス達の後日譚はこれからも続きますが、この物語は一度ここで区切りになります。
この記録を通して、勇者一行やジゼルのことを少しでも好きになっていただけていたら幸いです。
彼ら、そしてあなたの旅路に、これからも幸多からんことを!
少しでも「面白かった」と思っていただけましたら、ブックマークや☆☆☆☆☆、感想をいただけると嬉しいです!




