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第四章 クレイジー・アバウト・ユー(四)

○キャラクター紹介


美麗アスカ(みれい あすか)=田中…主人公。27歳フリーター男子だったが、交通事故に巻き込まれゲームの世界で美少女バトルマスターとして目覚める。


三鈴聖音(みすず さとね)…シスター。超絶潔癖性の拳銃使い。


金剛まみ(こんごう まみ)…伝説の魔女。12年ぶりに封印から解かれる。


※もし、第三章 one's stage(瑞木ゆう編)を読み返してもらえましたら、より話の内容を理解いただけるかもしれません。筆者も読み返しました(;´・ω・)

「動かないで! そこから一歩たりとも動いたら容赦しないわよ!」


 まみりんの態度が急変したのは、俺が魔法除去クリームを力の限り絞ったときだ。彼女は、大きな声を上げ、キャスターから転げそうな勢いで、立ち上がった。


「あなた、惚れ薬スプレーを浴びたと言ったわね?」

 

 彼女の顔がみるみる青ざめていく。


「ああ、そうだ。どうしたよ、いきなり」


まみりんは、息を整えてから、意を決したように、こちらを向き直って言った。


「違うわ、それは、惚れ薬じゃない。“惚れられ薬”よ」


「な!!? でも、確かに伝票には…」


「きっと、こちらの配送ミスよ。先週は忙しかったものだから、商品を取り違えたんだわ」


 まみりんは、頭を抱える。同じように俺も頭を抱えた。


「さすが、伝説の魔女さんは魔法の違いがよくわかるな(訳 おい、クリーム代は返してくれんだろうな)」


 俺の言葉に反応したのか、以外にも、魔女は、顔を隠すように下を向いた。次の瞬間、俺はひどく狼狽えた。彼女の長い髪の隙間から赤く染まった頬を見たからだ。


『ツインテールのおっさんに、ときめくとは、なんたる屈辱』

 彼女のきつく握られた拳に、そんな想いが込められていることは容易く想像できた。

 はじめましての方も、そうでない方も(´・ω・`)ここまで、お読みくださりありがとうございます。

 わたくしは、この約9ヶ月、執筆と離れて、別の物事に打ち込んでおりました。今一度、区切りがつきましたので、小説の続きに取り掛かりたいと思っております。

筆者の勝手をどうか温かく見守っていただけましたら幸いです。

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