12*逆枝家念書
二〇二四年八月七日
念書
今般、逆枝八千代(以下、甲とする)が防衛省より回収した、国による重大な工作の記録(以下、本件証拠)の引き渡し、並びに甲の処遇について、本家(以下、乙とする)と甲は以下の通り合意する。
一、証拠の引き渡し
甲は、本件証拠のすべてを乙へ即座に引き渡すこと。以降、乙に無断で国との交渉を行ったり、外部へ情報を漏らしたりすることを禁ずる。
一、甲の本家帰還と役職
乙は甲の蟄居処分を解き、逆枝神宮へ呼び戻す。また、今回の証拠を材料とした政府との全面交渉における最高交渉役を甲に一任する。
一、呪物の譲渡
甲の霊力補填、並びに今後の武装を目的とし、逆枝神宮宝物庫にある特級呪物(該当文字データ無し)を甲へ譲渡する。
違約時の措置
万が一、いずれかの条項に違反が生じた場合、乙は甲を即座に再破門し、甲は所有する一切の術式と霊力を乙へ返上しなければならない。
以上の合意を証するため、本書二通を作成し、甲乙それぞれ署名捺印の上、各自その一通を保有する。
以上の通り相違なきものとする。
逆枝家当主 逆枝 開游(黒印)
逆枝 八千代 (血判)




