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359話 【ななつのくに】の守り神。その名は【永夜の夜明け】!

 俺を前にしたゼットが恐怖を感じて後ずさる。

 なんとか今の状況を解決できないかと、考えてるみたいだった。


 ゼットがチラチラ俺の仲間たちに視線を向けることからわかったのだ。


 といっても、邪悪な魔物に仲間を吸収させまいと壁の役目をする魔法生物を見て諦めるしかない様子だが。




 虎、獅子、竜、麒麟、そして一角獣か。


 五頭の神獣は【人帝】の命令を聞き、ゼットでは突破することができぬ巨大防壁となっている。


 身を挺して前で待機してるだけなのにすごい威圧感だぜ。


 シャーリーのおかげで俺はゼット退治に集中出来る。


 仲間を庇う必要がなくなったからなのだ。




「俺の【ななつのくに】をここまでメチャクチャにしてくれたんだ。

 ナハトの件があるから、どのみち死んでもらうことは確定だけど。

 お前はもう………あやまっても許さないぞ!!」

「フン、いい氣になるなアベル。僕のレベルは6千万だぞ。

 貴様から直接〈戦闘能力〉を奪い、僕の前にひざまづかせてやる。

 僕が主人だと教えこんでやるから覚悟しておけ!!」


 ゼットは闘氣と魔法力を混ぜ超闘氣剣を作り攻撃してくる。


 だが、攻撃の本命は左手だろう。

 掌を相手の体に触れる事で戦闘能力を吸収するつもりだ。




 俺は予測できていたため難なくかわす。あっさりだったため、ゼットは「そんな、ばかな!?」と驚く様子を見せるのだ。


 アベルが【十英雄】の〈吸収〉を何度かわしてきたか、知らないのかい?


 ペリルの〈吸収〉も相手した俺からすれば見飽きた攻撃でしかないのだ。

 こんなの目をつむってたってかわせるぜ。




 ゼットを大きく吹き飛ばす。


 俺はかわしながら「はい。ヨーセ〇道士、実戦拳法の思想は"一撃必殺"です」と、トンベイ・クァンをお見舞いするのだ。


 吹き飛んだゼットが今度はこっちに戻って来る。やつの意志でなく、攻撃によるものだ。


 俺は吹き飛ぶゼットの背中に空間をつなげ、左手を添えた状態でウルトラショック・ウェイブを撃ち込んでやった。


 平行に飛ぶゼットは顔面でざりりりりりっと着地する。


「おっのれぇえええ〜〜っ!!!!」


 叫ぶゼットは『エメット・アモル』所属の人間たちの顔を混ぜ合わせたような、モザイク顔に変化している。


 17号がいたら「醜い妖怪ヤロー」というかもしれない。


 仲間の顔じゃなくなり、攻撃しやすくなったぜ!!




 やつは、この後何もできなかった。


『鎧』を脚のみつくりゼットを空中へ蹴り上げる。

 マリオネット・マスターで奴を空中に縛り上げた後。レスクレーシオ・ブレイクの応用で〈七帝の大魔法オーサム・アンドレイアー〉を剣に纏わせる。


 俺は腰を低くしそして、居合の構えを取った。


「ぎがぎぎっ。ぎゃぁああああああ~~~。いだい、いだぁ〜い゛。ぎぎぃーーー」

「レベル6千万の魔物さん。あんたが持つ高レベルにだけは感謝しとくよ。

 サタナ、ナハト、【神越えの七帝】以外で実のある稽古ができたからね。

 本氣で運動したのは久しぶりだった。くたばりなよ。───エンデ・ジエンド!!」


 俺が本氣で放つ。大魔法力を纏うエンデ・ジエンドはゼットを貫き、そして消滅させた。




 秘密結社『エメット・アモル』が生み出した魔物ゼットは、やっつけられたのである。


「さすが、ぬし様なのじゃーー」

「僕たちの長だもん。あんな奴楽勝だよね。そうだよね、そうだよね」


 アーガシアに飛びつかれた俺はみんなから、もみくちゃにされる。


 何人にも同じく抱きしめられるのだが、

 その中に回復したばかりのナハトがいた。


「僕が死の危険を回避できたのはマスターのおかげなのじゃ。本当に、ありがとうなのじゃ」

「アハハ。どういたしましてだぜ」


 俺は大切な『使い魔(仲間)』を抱きしめ返す。




 この後、ナハトの体調はすぐ回復し、完全に死の危機から脱出できたのだった。

 それだけでなく、ゼットに奪われていた〈戦闘能力〉は元の持ち主へ戻っていったようだ。


【ななつのくに】はゼットに荒らされる前の状態へ回復したのである。


─────────────────────


 秘密結社『エメット・アモル』は存続している。俺が念をため込むより発散させた方がいいだろうと、存続することを許したのだ。


 ただし、〈結界〉を創りなおすことは忘れない。

『蟲毒』の作用が起きないように改良したのである。


 ゼットが現われる事態は二度と起きないだろう。




 ゼットを倒した経緯は劇へと作り変えられる。

【永夜の夜明け】が脚本を担当しているのだ。


 劇は俺含め、優秀な人間が集まったおかげで最高の出来となったのである。


 以下。劇の流れを紹介します。



・ゼットが【ななつのくに】を荒らしまくる→【永夜の夜明け】出動!!


・ゼットの「何者だ!?」という発言に対しみんなは名乗り口上をする。

「アベル」

「ヴォルデウス」


「ルーヴァン」

「セルバス」


「レンタロウ」

「「「「「みんな揃って………。【永夜の夜明け】!!!!!」」」」」

→ここでフューチャーAの衣装に〈早着替え〉する。


・ピンチになる【永夜の夜明け】。

 その時、謎のプリンセス「クエスチョン・シャーリー」が駆けつける。

 彼女の力を借りてゼットを撃破する【永夜の夜明け】。

 つよいぞ【永夜の夜明け】!


・アベルが、去り行くシャーリーの背中に「敵か味方か…?…謎のプリンセス………」と呟く。


〜終劇〜。



 最高傑作だと自負してる! どんなもんだい!


 ちなみにアーガシアたちから、「すごくいい脚本なのじゃ。

…わしらには荷が勝ちすぎなので、決して出さないでくださいなのじゃ………」と、お願いされる。


 レムなど「僕は役者なんて、とてもできません」と断られる。

 謙遜(けんそん)しなくてもいいのにね。


 他の【七帝】も同じ反応だったから、俺はみんなのことを゛恥ずかしがり屋さん゛なんだねと、好意的に解釈するのだった。

「マスター見よ。僕はゼットを倒したことで新能力を得たのじゃ」

「ナハトすごいじゃないか。早速見せてよ」


ナハトが元氣いっぱいにはしゃいでてよかった。戦闘能力を奪われた影響はすっかりないみたいだぜ。

「褐色肌になる能力なのじゃ。にゃひひひひ。すごいじゃろ?」


他は? と聞いてもそれだけみたいだった。

その能力になんの意味があるんだ?


俺はア〇マに豆腐も斬れねえカットを見せられたペ〇の感想を何とか絞り出すのだ。

「アァ、オソレイッタヨ〈※:棒読み〉」


※:この事件後。ナハトは通常⇔褐色肌になる能力を身につけました。


─────────────────────


アベルが同じ6,000万レベルのゼットを簡単に倒した理由。それはアベルの戦闘経験が高すぎるからです。


リボーンアシュラマ◯がいう「同じ1,000万パワーでも鍛え方が違う! 精根が違う! 理想が違う! 決意が違う!」状態です。


コミカライズCANAA◯でアルファルドがいう「リャ◯・チーお前、カナ◯と同じ能力で戦おうとしたのか? 勝てるはずがないだろう。お前が目覚めたばかりの能力を『あの化け物は10年以上使いこなしてるんだ』」になるのです。


セ◯が悟◯さに向ける「孫悟◯か。さすがに戦い慣れている。他の奴らとは一味も二味も違う」が二人の関係に当てはまります。

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アベルが同じ6,000万レベルのゼットを簡単に倒した理由。それはアベルの戦闘経験が高すぎるからです。


リボーンアシュラマ◯がいう「同じ1,000パワーでも鍛え方が違う! 精根が違う! 理想が違う! 決意が違う!」状態です。


コミカライズCANAA◯でアルファルドがいう「リャ◯・チーお前、カナ◯と同じ能力で戦おうとしたのか? 勝てるはずがないだろう。お前が目覚めたばかりの能力を『あの化け物は10年以上使いこなしてるんだ』」になるのです。


セ◯が悟◯さに向ける「孫悟◯か。さすがに戦い慣れている。他の奴らとは一味も二味も違う」が二人の関係に当てはまります。


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アベルの仲間の名は音楽家からとってます③


タカノ・テイイチ→【童謡ふるさとの作詞:『高野』辰之 作曲:岡野『貞一』】


ニオ・アンヴァルディ→【アントニオ・『ヴィヴァルディ』】


フルベルト・カラヤン→【ヘルベルト・フォン・『カラヤン』】


  面白かった次も読みたいと思われた読者さま


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作者の彦馬の作品投稿と創作のモチベーション維持に繋がります。お願いです。

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