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未来の黒幕系悪役令嬢モリアーティーの異世界完全犯罪白書  作者: 黒銘菓
信頼と信用のモラン商会をご紹介致します。
523/1853

会長の名代として、救われた者としての責

 申し訳ありません。昨日頭痛で一日の約3/4眠って投稿出来ませんでした。

 「『被害者に責を負わせるなんざ人道に反してる』・『人命最優先は当たり前』。

 あぁそうだ。それが理想だろうよ。まったくもってドが付く正論様ブチ込んでくるな。

 だがな、お前達素人が簡単に言う程連中は甘かねぇ。お前さん達の調べた内容が本当なら連中は甘いどころか悪質も悪質。凶悪犯もいいところだ。そんなところに博愛主義持ち掛けてノコノコピクニック気分で行ったらどうなると思う?向こうは必死だ。確実に殺されるんだよ。

 これは文字通り命がけなんだよ、互いにな。

 殺し合いの中で、どれがどれかを区別して制圧して、挙句に誰がクロで誰がシロかを間違えずに分けてやれってのがどういう意味か分かったろ?

 許可出来ねぇ。俺は部下を無事家に帰す義務があるし、市井に居るクソ野郎共をとっ捕まえて、その捕まえたゲス野郎がのさばるのを止める義務がある。甘いんだよ手前は!

 そんな絵空事願う為にこんだけ骨折った根性は褒めてやるが頭の中が花畑過ぎる。

 今回は目を(つぶ)ってやる。出ていけ。」

 今度こそ明後日を向いて失せろとばかりに手を振る。

 奴さんの言う事は道理だ。

 これを考えた会長の甘ちゃんさに関しては正直頭を抱えたい程重症だ。博愛を信条にしているのか、この世に理不尽が無くて物語の『理想の正義の味方』がこの世にも居ると本気で思っているのかは知らないが、理想に手を伸ばし過ぎている。

 『人質諸共賊諸を殲滅させた方が確実なんで、毒ガスでも売りましょうか?』なんて、頭の中でそんな文面を考えたこともある。

 が、それが却下されることは目に見えていたし、俺達には出来なかった。

 何せ会長の悪癖たる甘ちゃん理想主義ちゃんのお陰で俺達は今こうして生きて、モラン商会なんてものが発足して、そこで俺達は生き永らえている。

 ここで退いたら、『手前だけは助かったから後は知らねぇ』って言ってる訳だ。

 書けないよな?出来ないよな?やるしかないよな?

 なら、当初の予定通り、ブチ噛ますとするか。


 「そういえば、ボンノー隊長さんには、奥さんと娘さんが居るらしいですね。」


 予想通り、何度も感じたアレが来た。

 肌を刺す感覚。血の気が引く感覚。死が直ぐそこにあるなと確信するあの感覚。

 殺意だ。

 「俺の家族に手を出した奴は遺言も命乞いも抵抗もさせずに殺すって分かってそれを言ってるならこの場で殺してやる。」

 さっきまで正義の味方だった男の顔が修羅羅刹の類に変わった。

 予めこの隊長の情報は仕入れてある。

 『コズマ=ボンノー』この辺りの治安維持に関わる人間と裏社会の人間が何よりも先に知る人間の名前だ。

 まず最初に知る理由は、この男が非常に有名であるから。


 そう、この男は表裏両方に有名なのだ。

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