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DIFFER WORLD〜世界の終わり、そして始まり〜  作者: RITA
第1章〜生を持ったもの〜
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第1話〜誕生〜

爽やかな風が吹き、大きな窓に取り付けられた一級品のシルクのカーテンがなびく

子供達の笑い声が部屋中に響いた

その声を確認してからのように部屋にノックの音が広がる。


コンコンコンコンッ


4回のノックは子供達のお守りをする侍女を意味する

子供達は顔を見合わせ兄の方が言った


「入って構わないよ!!」


その声を聞くとガチャっとドアが開き


「ジラーン様、エイリン様、お約束通りお部屋にいらっしゃいますね」


といい2人の子供をみて優しく微笑んだ

ジラーンと呼ばれた男の子は彼らの父親によく似たウェーブのかかった美しい金髪、青い眼で彼らの母に似、美しくも柔らかな顔でとても穏やかに笑って言った


「もちろんだよトト。今日は僕らに妹が弟ができる日なんだからね」


そんな兄をみてエイリンと呼ばれた女の子はこれまた父親によく似たウェーブのかかった長い金髪を上品に結い、父親そっくりの顔で青い眼をキラキラと輝かせて


「ねぇっ!トトっ!赤ちゃんまだなの??」


と待ちきれないという風にトトと呼ばれた侍女に寄っていった


「エイリン様、弟様か妹様がお生まれになったときにはすぐにお呼びに来ますので私はミリエル様の元へ行きますね」


と言い、トトは2人に簡単な礼をとると部屋を出て2人の母親であるミリエルの元へと急いだ


「にぃさま!わたくし、かあさまのところいきたいですの!」


と、まだ4歳になったばかりのエイリンは兄の腕を引いた


「エリー、トトが呼びにくるって言ったから待っておこうね。トトが呼びに来た時、僕たちが居なかったらトト心配するでしょ?」


と2歳上6歳のジラーンは妹をなだめた


それからしばらくすると

トトがノックもせずに部屋へ飛び込んできた


「ジラーン様!エイリン様!おめでとうございます!弟様がお生まれになられましたよ!」


と急いで来たのか汗をながし、息を切らしながら笑顔で2人に呼びかけた

すると2人はパッと笑顔になり部屋を飛び出し、母の元へと向かった




「かあさま!」


と勢いよく飛び込んだのは長女エイリンだ

そんな娘の様子をみたベットに横になっている母ミリエルは優しく微笑み


「エリー、いい子にしてたかしら?」


といい手招きをした

そして後から入ってきた息子にも


「ジーン、貴方は今日から2人の兄となるのよ」


といい微笑んだ

2人とも母の笑顔をみて笑顔になった

エイリンはあまりにも待ちきれないとばかりにうずうずとしていたため、ミリエルはクスッと笑い


「そこのかごの中みてみなさい、貴方達の弟がいるわ」


と言った

2人がそっと中を覗くと、そこには母親によく似た美しい銀髪に父親のような美しい金髪が左右に一筋づつ流れ、まつ毛は長く、肌はシルクのように輝いている赤ん坊が静かに寝息を立てて眠っていた


「わっわぁぁぁぁあっ。かっわいいいいい」

「ほんと、かわいいっ...」


といい実の弟に兄妹達はとろけそうな顔をして見入った。

ミリエルは2人の様子をみてまたクスクスと笑った


その時廊下が慌ただしくなった


バンっ!!!


「ミリエル!!!」


エイリンと同じように飛び込んできたのは父アヴァロンであった


「あなた、せっかく今眠ったのに起きちゃうわ」


と妻ミリエルはアヴァロンをみてにこやかに言った


「リ、リル.....げ、元気そうで何よりだ...

そ、そうだ!我が子は!!」


と妻の言葉に怯えながら紛らわすように生まれたばかりの我が子を探した


「とーさまーっ!お帰りなさいっ!」

「お帰りなさい。父様」


と言いエイリンは父に抱き、ジラーンは微笑んだ


「お、おお!エリー!ジーン!いい子にしていたかー?」


と2人の頭をポンポンとして愛らしそうに微笑んだ

そして2人の子供のうしろのかごに近づいた


「な、なんっ....なんて愛らしい....」


といい顔がとろけて行くようであった

だが、流石に父親であり、自身も相当な実力を持っているため気づいた。いや、アヴァロンでなくてもある程度の魔力のある人であれば気づく


「!!....この子は...」

「ええ....あなた...」

「ミリエル...心配するな、この子のことは俺が..いや、家族皆で守るんだ。」


といい、生まれてきた息子を腕に抱き妻に抱かせ、アヴァロンはミリエルの肩を抱いた


子供達も3人の周りに行きエイリンはアヴァロンの膝に乗り、ジラーンはベットに腰掛け気持ちよさそうに寝息を立てる弟をみた

ふと思い出したように


「あ!この子の名前ってなんなのー??」


とエイリンは不思議そうに父アヴァロンを見上げた


「ああ!まだ言ってなかったな!!」


と言いミリエルの腕の中にいる息子を愛らしそうにみつめ


「アギナルド」


そう力強く言った


「アギナルド・リーン・シュヴァンツ。これがこの子の名前だ。皆んな分かると思うがこの子の魔力はかなり高い。生まれてすぐでこれほどの魔力を持つ者など見た事がない。間違いなくこれから先この子の事を狙ってくる者もいれば、様々な事が襲いかかってくるだろう。だが、俺たちは家族だ。みんなでこの子を守るんだ。」


そう言って眠る我が子の行く先を見据えた。

全員で神に祈った。


その日の夜、全員が寝静まったころ

夫妻の寝室にあるかごが神々しい光を発した


《この子が....》

《ええ、この子がこの世界を...》

《責めて我らの最後の力を...》

《子孫の者共へと導かれるように》


と形を成していない光が人には聞こえぬため話し、アギナルドの両眼に光をかざし、そして消えた


これが全ての始まりであった





誤字、矛盾、アドバイス、初心者なのでどんどんお願いしますT^T












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