6/24
ドラマのようには…
「同じ電車だったんですね」
と、まさかの正木さん!
ほんとにドラマみたいなことってあるんだ!
私は色々巡らせながら、自分の状況がうまく飲み込めない。
正木さんの声と同時にモゾモゾした感覚がなくなった…
よかった、いなくなった。
それから特に話すこともなく、電車に揺られながら停車駅に着くと、やっぱり、あっさりと、行ってしまった。
笑顔もなく、真顔で「じゃ、」と手をあげて…
なんだ!
なんの期待をしてたのか、、
ホッとしたけど、残念すぎる気持ちだけが残った。
そうだよね、正木さんにとって私はただの得意先の事務員だものね。
淡い期待をした自分が、少し惨めで情けなく思えた。
何やってんだろう…私。




