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第15話:メイドさんって大変

メイドカフェのメイドって仕事の時何考えてるんでしょうね。こんな事言っている自分をキモいと思うのか、客をキモいと思うのか

今は秋葉原から一分のホテルの部屋の中


「うう−ん」

達也は目が覚めたようだが、まだ眠たいらしく起きようとしない。

達也は寝返りをうつと、手が柔らかいものにあたった

達也は完璧には脳が目覚めてないようで、その柔らかいものを何度も触ってみた


「枕?」

達也はそう言って、目を開けて見て見ると、亜紀がいた


「うわぁ−」

達也は驚きのあまりベッドから落ちた


「ふわぁ−」

その声で亜紀も目が覚めたらしい


「あ、おはようございます」

亜紀もまだ寝ぼけているようだ


「ああ、おはよう。

・・・って、なんで、俺のベッドで寝てんだよ」


「へ?

ああ、だって、一人で寝ると淋しいですから」


「ああ、そうか

それなら納得

って、違−う

男のベッドになんで入って来るのかって事だよ」


「そこに達也さんがいるからです」


「そこに山があるからみたいに言うな」


「いいじゃないですか?

別に減るもんじゃないし」


「それ男のセリフで、女の子が言うセリフじゃないよね?

それに減る減らないの問題じゃないと思うけど」


「それは偏見です

そう思っている女の子もいますよ」


「それは一部だけのような気がするが」

達也は亜紀の言動に疑問を持ったようだ


「いえ、三割ぐらいはいますね」

亜紀は自信満々に言った


「ぜって−、三割はいねぇよ

女の子とあまりしゃべらない男が言うなら分からなくもないけど、お前はおかしいだろ」


「そうですかね?」

亜紀は納得がいかないようだ


「じゃあ聞くが、お前の友達でそんな考えを持ってる奴がいるか?」


「いませんね−

でも、私の友達は少ないから、そういう考えが少数派かもしれないじゃないですか?」


「いや、俺の女友達でも、そういう考えのやつは一人もいねぇよ」


「援交している子とかいないんですか?」


「いねえよ

援交している奴って一部だろ

絶対三割になんねぇ−よ」


「ええ−、〇〇〇の〇に行けばいっぱいいますよ」


「何で援交してるって分かるんだよ」


「なんか他の女子高生と雰囲気が違うんですよね

そう言えば、援交の最低金額って、2万円かららしいですよ。めちゃくちゃ可愛い子だと7万円ぐらいいくんですよ」


「何でお前が知ってんだよ」


「夕方の番組で言ってました」


「どんな番組だよ

そんな番組はない」


「ありますよ

家出少女は今って言うタイトルでした。

そこで、出会い系で男の部屋に泊まるらしいです

体と交換に」


「ああ、確かそういうのを追うのが好きなテレビ局ってあるよな

何でも王子って付けたがる局とか」


「新聞もそうですよね

特に〇〇新聞はひどいですけど」


「読んだ事ないからわかんないけど」


「そんなんで、教育とか政治を語っていいんですか?」


「語った事なんかないよ

いつ俺が語ったんだよ?」


「あれは去年の春でした」


「その頃はまだお前と出会ってないよ」


「細かい事にこだわりますね−。

達也さんって、女の子とデ−トしても割り勘するタイプですよね。

それも一円単位で」


「そんなに細かくねぇよ

まぁ、4分の3は俺が払うな」


「全部じゃないんですね」

亜紀は少し呆れたようだ


「当たり前だろ

だって、そんなに金ないから」


「じゃあ、バイトすればいいじゃないですか?」


「そこまでして、デ−トしたくない

なんで、そんなめんどくさい事しなきゃいけないんだよ」


「好きな人の為ならしたいと思いますよ

だって、達也さんなんか好きじゃなかったら、絶対旅行に行きませんもん

考え方古いし、めんどくさいし」


「悪かったな、めんどくさい奴で」


「まぁそういう性格だから、好きになったんですけどね」


「俺はお前がもっと性格よかったら、好きになってたと思うがな」


「これ以上どう性格よくなれって言うんですか?」

亜紀は真面目に言っているようだ


「そう言う時点で性格はよくないと思うぞ

性格いい人って言うのはな、本心でそんな事ありませんよって言うよ」

「そんな事より、お腹すきましたね

そろそろ食事の時間ですから、着替えましょう」


「ああ、じゃあ、俺はあっちの部屋で着替えるから」


「何でですか?」

亜紀は不思議そうな顔をした


「お前は俺に着替えを見られて平気なのか?」


「達也さんになら見られても平気ですよ」

亜紀はキョトンとした顔をした


「はぁ−、俺が嫌なんだよ

とにかく、俺はあっちの部屋に行くから、終わったら来て」


そう言って、達也は寝室からテレビのある部屋に行った


「なんであいつには羞恥心ってもんがないだろう」

達也はため息をついている


「羞恥心があれば、もっとぐっと来るのに

・・・って、何言ってんだ俺

もっとぐっと来るって事は今でも、ちょっとはぐっと来てるってことだろ

ないない、そんなの有り得ない」

達也は口に出す事で、自分の言葉をなかったようにしたいみたいだ


「有り得ねえよ」

しかし、言った割りには声が小さかった


「お待たせしました」

亜紀は着替え終わったらしい


「じゃあ、行くか」


そう言って、二人は三階に行った


「今度はちょっとだけ取れよ

前みたいな事はすんなよ」


「私だって、馬鹿じゃないんだから、それぐらい分かってますよ」


そうして、二人は三階へ降りて行った


今回は亜紀はちょっとだけ取って食べた

そして、二人は部屋に戻っていた


「早く秋葉原に行きたいから準備して下さいよ」


「帰って来てそうそう?

もうちょっと休んでから行こうぜ」


「秋葉は待ってくれませんから」


「街は消えないから大丈夫だよ」


「ミサイルがふってきたら壊滅しますよ」


「秋葉に落とす意味がわからん、もっと違う場所を狙うと思うが」


「オタクは国の宝なんですよ

ある国会議員も秋葉原大好きなんですから」


「国の宝ではないと思うよ

無形文化財ではないからな

こんな事言い合うより、準備しようぜ」

そして、二人は準備をして、部屋を出てホテルのフロントに行って、チェックアウトをした

そして、秋葉原のオタク達がいる所にいった


「ここがオタクの聖地」

亜紀は目を輝かせている


「まず、どこに行くんだよ?」

達也はどうでもよさそうだ


「やっぱりメイドカフェですよ」


「メイドカフェって、真のオタクの人はいかないんじゃないのか?」


「甘いですね

メイドカフェにも大まかに三種類あるんですよ」


「どう言う意味だ?」


「一つ目はオタク文化は知らないけど、メイドカフェに行って見たい人が行く所です

これはテレビでよく放送される所が当たりますね」


「二つ目は?」


「二つ目はオタク文化は知っているけど、メイドカフェには行った事がない人が行く店

そして、最後はオタクの常連が行く店です。ここは初心者が行く所ではないですね」


「で、三種類の内のどれに行くんだよ」


「本当は二つ目ですけど、達也さんはオタク文化を知らないから、一つ目ですね」


「俺はメイドカフェ自体行きたくないけどな

だって、お帰りなさいませ。ご主人様とか言うんだろ?」


「達也さんそう言う女の人嫌いですもんね」


「ああ、虫ずが走るね

そういうの見ると殴りたくなるからね」

達也は本当に嫌いのようだ

顔をしかめている


「殴ったら、捕まりますけどね

そしたら、獄中結婚か」

亜紀はしみじみと言った


「論理の飛躍すぎるよ

まだ結婚できないし、それまで刑務所に入ってるわけないだろう」


「早くメイドカフェ行きましょう」

亜紀はさっさと歩いて行ってしまった


「え、スル−?

スル−されるのって、辛いんだよ

おい、待てって」

達也は亜紀を追いかけた


二人はメイドカフェの前に着いた


「なぁ、本当に入るのか?

やめようぜ」

達也は嫌そうだ

「何事も経験って言うじゃないですか?」


「使い方間違ってると思うぞ」


「いいじゃないですか

早く入りましょう」

亜紀は達也の腕を掴んで中へと入っていった


「お帰りなさいませ、ご主人様」

メイド服の女の子達が言った


「ただいま帰りました」

亜紀はノリノリで言った


一方達也は

(帰りましたじゃなくて、戻りましただろ)

違う所に興味を持ったようだ


二人は席についた


「何を召し上がりますか?

ご主人様?」


(うざい

今すぐ殴りたい)

達也は我慢してるようだ


「じゃあ、オムライス二つで」

亜紀は達也の分までちゃっかり決めている


「畏まりました」

メイドはそう言ってキッチンの奥へと戻っていた


「大丈夫ですか?」

亜紀は達也を心配している


「何が」

達也は額の筋がピクピクしている


「ごめんなさい

そんなに嫌いだなんて思わなくて」

亜紀はそう言って頭を下げた


「別に謝らまなくていいよ

まぁ、世の中には我慢しなきゃいけない事もあるからな

それにお前の為なら我慢できるしな」


「え?それどう言う意味ですか?」

亜紀は驚いている


「そ、それは友達だからだよ

友達の為なら何かしたいって思うのは当然だろ?」

達也は焦っている


「それはそうかもしれないですけど、達也さんからは考えられません」


「ば、馬鹿だなぁ

俺だってそれぐらい考えるよ

そんなに冷たくはないよ」


「そうですか?

まぁ、そうしときます」

亜紀は渋々納得したようだ


「お待たせしました

ご主人様、オムライスになります」

そう言って、メイドはオムライスをテ−ブルに置いた


「また、何かあったらお呼び下さい」

そう言って、メイドは戻っていった


「あれ?オムライスにケチャップで文字は書いてくれないのか?」

達也は疑問に思ったようだ


「ああ、あれは別料金なんですよ」


「そうなんだ

細かく決まってるんだな

そう言えば、メイドの言葉聞いて思ったんだが、オムライスになりますっておかしいよな

オムライスですだろ」


「まぁ、バイトの言葉って間違ってるの多いですからね」


「確かにな

後、チャ−ハン注文したのに、割り箸置いてったりするよな

本当今時の若者はマニュアル通りにしかできないんだから」


「達也さんも今時の若者でしょ

それにそう言う時でも割り勘置かないと、怒る客いるんですよ。忙しいからそういうの考えれられないし、マニュアル通りにした方が怒られないですから」


「じゃあ、バイト敬語はどうなんだよ」


「それもしょうがないんですよ

そもそもバイト敬語とは、正しい敬語を使い慣れない若いアルバイト店員や学生アルバイトが主になって接客する必要があるから、とりあえず客を不快にさせないために、不文律的にマニュアル化されてきた特殊な接客用語なんです。

他にも覚えなきゃいけない事や、やらなきゃいけない事もあるし、いちいちそう言う事言うと、人間関係が悪くなんですよ」


「お前はどっかの店長か経営者か?」


「店長に聞いたんです

この言葉おかしくないですか?って聞いたら、今言った事をいってました」


「本当管理職って大変だよな」


「それは高校生の言うセリフじゃありませんよ」


「あ、早く食べないとオムライス冷めるぞ」


「そうですね」

そう言って二人はオムライスを一口食べた


「う−ん、微妙だな」

達也は渋い顔をした


「というか、あんまりおいしくない」

亜紀はずばっと言った


「ま、まあ、味のおいしさで人を呼んでるわけじゃないから」

達也は一応フォローのつもりのようだ

「それってフォローになってませんよ」


「でもさ−、そういう所って結構あると思うよ

キャバクラとかホストクラブでお酒とかシャンパン飲むより買った方が安いじゃん」


「それはそうですけど、 今の話しが味とどういう関係があるんですか?」


「共通点は、料理を食べにきたり、お酒を飲みにくるって訳じゃないって事だよ」


「どうゆう意味ですか?」


「メイドカフェはメイドに会うのが主体で、飯はおまけだろ

キャバクラやホストクラブだって、その人に会いたくて、お酒とかシャンパンを頼むだろ

つまり、味がまずかったり、実はロマネコンティのビンだけで、中身は安いのでもいいって事だよ」


「それってぼったくりじゃないですか?」


「そもそも、メイドカフェやキャバクラがぼったくりだから、別にいいんじゃないの?」


「そういうもんですか?」


「そういうもんだよ

さ、さっさとオムライス食べて、早く出ようせ」


二人はオムライスを食べて、お金を払って店を出た


「う−ん」

亜紀は首を傾げている


「何だよ?」


「やっぱりさっきの納得できないんですけど」


「じゃあさ、普通のレストランの話しをしよう

ジュ−スでも量や味も同じなのに、自動販売機やコンビニよりレストランの方が高いだろ?」


「う−ん、確かにそうですね?」


「だったら、これもぼったくりになるだろ?

でも、そうじゃない

ここから、経済の話しになるからよくわからないけど、原価とかホテル内での売値とか色々複雑なんだよ

もし、こういう類いのをぼったくりといったら、ほとんどがぼったくりになっちゃうだろ?」


「そうですね

まぁ、なんとなくはわかりましたけど」


「もっと、詳しく知りたかったら、経済勉強しろ

本屋にそう言うのいっぱい売ってるぞ」


「わかりました

では、次は本屋に行きましょう」


「は?

お前本気で経済の本買いに行くの?」


「違いますよ

アニメの本を書いに行くんですよ」


二人は本屋へと向かった


「これが同人誌って奴か?」


「違います

同人誌というのはアニメ・マンガ・小説・ゲームなどの世界を用いた二次創作やパロディである本で同人誌即売会や同人誌ショップで売買されている自費出版書籍のことです。更に二次創作に限らずオリジナル作品も多いんですよ。

それでこれは商業志というものです」

亜紀は熱く語っている


「そうなんだ」

達也は若干引いている

(こいつって、ホントこう言う話しになると性格変わるよな)


「達也さんもいずれはこういうのを好きになって下さいね」


「なんで?」


「だって、一緒に楽しめたら最高じゃないですか?」


「それはそうだけど、多分好きにならないと思うよ」


「これのどこがいけないんですか?」

亜紀は目が吊り上がっている


「いけないってわけじゃなくて、サッカーが好きな人もいれば、野球が好きな人もいるだろ?

そういう意味だよ」


「でも、見てないのに好きにならないっていうのはどうかと思います

よく知らないのに批判したりする人もどうかと思いますから」


「はぁ−、わかったよ

読めばいいんだろ」

(めんどいけど)


「じゃあ、初心者にお勧めの本を買いましょう」


そう言って亜紀は本を探しに言った


「面倒くさい事になったな。」

達也はため息をついた

(見たくない物を見せられるほど、辛い物はないぞ)


「お待たせしました

達也さんにお勧めなのはこれです」


亜紀に見せられたのはテレビなどで見た事ある奴だ


「これ?」


「はい

初心者にはテレビで知られてる物がいいんですよ」


「ああ、そうなんだ

じゃあ、買って読んでみるわ」

二人はレジに行って、その本を買った


その後二人は時間が許す限りいろんな所を回った


今は新幹線のぞみの中


「まぁ、楽しかたっていえば楽しかったな」


「来てよかったですね」


「まあな」


「あの

もしよかったら、また行きませんか?

二人で」

亜紀はちょっとびくびくしなが聞いた


「別にいいよ

面白かったし」


「よかった

断られたら、どうしようかと思いました」

亜紀はホッとしている


「どうせお前はことわったって、無理矢理連れていくだろ?」


「行きたくて行くのと嫌嫌行くのとでは楽しさが違いますから

やっぱり一緒に楽しみたいですから」


「そういうもんかな」


「そういうもんですよ」


時間が過ぎていった


二人は新幹線を降りた


「二日間ありがとうございました

また行けたらいいですね

じゃあ、明日また学校で」

亜紀を軽く頭を下げた


「ああ、またな」


そう言って、二人はそれぞれの家に戻っていった


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