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第16話:どうすれば、妹と結婚できるのか?

どうやったら、妹と結婚できるか真面目に考えて見ました。あ、言っときますけど、妹と結婚したいわけじゃないですからね。念の為に

「太一、お前がギャルゲ−やってるのを横で見てて思ったんだけど、ギャルゲ−って変だよな?」


「どこがだ?

最高じゃないか」

太一はかなり怒っている


「まず、主人公がなぜあんなに大勢から好かれるのかわからん」


「それは主人公が誰に対しても優しいからだよ」


「そうかあ?

主人公って陰が薄いっていうか顔は平凡な奴多いじゃん

平凡で優しい奴なんていくらでもいるだろ?」


「それは違うな

大多数の男は下心があって、女の子に優しくするんだよ

主人公は女男関係なしに優しいんだよ」


「わぁ−

そいつはすごい人間が出来てるな

高校生でそこまで達するなんてすごいな

俺は嫌いな奴とかどうでもいいのには優しくなんかしないぞ」

達也は何の感情も入れずに淡々と言った


「俺はかわいい女の子にならすごい優しくする

だからこそ、そういうような奴が主人公になるんだよ」


「でも、あんなにたくさんからは好かれないだろ?」


「分かってないなぁ

達也は。幼なじみとか妹とかがいるじゃないか?」


「そう言えば、もし血が繋がっている妹と恋人になったら、法律上は結婚できないよな

内縁の妻にはなれるけど」


「内縁の妻ってなんだ?

愛人って事か?」

太一は疑問に思ったようだ


「内縁の妻とは愛人や不倫相手とは違うよ。社会的には正当な婚姻とされるけど、婚姻届が出ていないために法律上の婚姻としての効力を持たないんだよ。でも婚姻届を提出すればすぐに法律上の配偶者となれるんだよ。

不倫とかはできないだろ?」


「はぁ、本当お前って幅広い知識があるよな」


「どうも

そういえば、聞いてもないのにぺらぺら知識をひけらかす奴っていうのは、自慢したい奴が多いよまぁ、俺もその一人だが」


「そうなのか

あ、いとこ同士ってOKなのか?」


「結婚は4親等以上からOKになるんだよ

だから、いとこ同士の結婚はOKだよ。もっと言うと3親等以内の傍系血族、例えば兄弟、姉妹、伯父・伯母、甥・姪はだめだし、直系血族、例えば親、祖父母、子、孫など自分と直接につながっている血族は、4親等以上離れていたとしてもだめなんだよ」

(ちなみに韓国は9親等から結婚できます

今言ったのはただ単に自慢したいだけです)


「いとこ同士は結婚できるとはわかったけど、親等ってどこからが、1なんだ?」


「自分自身を0親等として、父母を1親等とするんだよ

祖父母や兄弟姉妹が2親等って感じでな」


「へぇ−、やっぱり妹とは結婚はできないのか?」


「お前はそんなに妹と結婚したいのか?」

達也は呆れはてている


「妹と結婚したくて何が悪いんだ

達也だってみゆちゃんと結婚したいんだろ?」


「お前にみゆちゃんと呼ぶ権利はない

それに、いつ俺がみゆちゃんと結婚したいって言った?」


「え?

だって、達也はみゆちゃんの事好きなんだろ?」


「ブルータス、お前もか?」


「何だそれは?」

太一はキョトンとしている


「世界史で習わなかった?」


「俺は日本史を取ったからわからん」


「いやいや、一年とかで両方習うから知ってるでしょ?

お前がただ単に寝てただけだろ」


「うっさいわ

俺が言いたいのはなんでそんな事を言ったのかって事だよ」

太一は図星だったようだ


「亜紀にも同じ事を言われた

そして、言ったのは恋愛感情じゃなくて、家族として好きって」


「え、そうなの?」

太一は驚いている


「うわぁ−、亜紀と同じ反応

お前らが俺をどう見てるのかよ−くわかった」


「なんだよ−

お前も一緒の考えだと思って、妹と結婚するぞ同盟に入れてあげようと思ったのに」


「そんな同盟にはお金を貰ったって入りたくはないな

でも、さっきも言ったように妹と結婚できなくはないぞ」


「さっき結婚できないって言ったじゃないか?」

太一は訝しげに聞いた


「二つ方法がある」


「どんなんだ」

太一は興味津々のようだ

はたから見るとただの変態である

「まず一つ目は、結婚には法律上の結婚と事実婚があるって事だ

事実婚は法律的には内縁と同じなんだ

事実婚と内縁をどちらを言うのかはほぼ主観の問題なんだ」


「それで、それで?」

太一は目を爛々と輝かせている


「ということは、二人が夫婦同然の生活をすればいいんだよ

そうすれば社会的には結婚した事になる」


「なるほど、その手があったのか」


「しかし、これには問題がある」


「何だ?」


「事実婚は婚姻に準ずるので、医療・保険・年金のような社会保障制度の面では、法律婚と事実婚の間に大差はないんだ

しかし、法律婚と同じように貞操義務などいろいろな条件もあるし、事実婚では配偶者の相続権や税金の配偶者控除などは認められないし、子供は私生児(婚外子)扱いとなる。

では、三親等以内の場合の場合はどうなるのか?」


「どうなるんだ?」


「近親婚は公序良俗に反するものだから、法で保護する必要がない。

だから、いくら世間で夫婦としての外面的状況が認められていたとしても、内縁関係が認められるべきではない

って言うのが、現在の所の司法判断ということで、ゆえに三親等の内縁関係に法の保護は及ばない」


「そうなのか

それは大変だな」


「ああ、多分これは変わらないと思う

世の中の考え方が変わらない限りな」


「そっか

で、もう一つは?」

太一はもう一つの方に賭けたようだ


「もう一つは血縁度がすごい高くても法律的に結婚できる場合があると言う事だ」


「どうゆう事だ?」


「婚外子または非嫡出子って知ってるか?」


「知らない

なんだそれ?」


「婚外子って言うのは子をみごもる事から出生までの間、父母(夫婦)間に一度も法律上、婚姻関係のなかった子の事を言うんだ

内縁関係だったり、愛人の子がそれだな」


「そうなのか

でも、それがどうかしたのか?」


「まぁ、話しは最後まで聞けよ

婚外子って言うのは母との法律上の関係は、分娩の事実によって明らかだから、その母子関係は原則として認知をまたないで、分娩の事実によって当然に生ずる。だが、母子関係のように出生という事実だけでは父子関係が判明しないので、法律上の父子関係は、あくまで父の認知がなければ認められない。 もしくは、その子が20歳を超えていれば、その認知を拒否する事ができるんだよ

ゆえに、いくら父親を共有する実の兄と妹であるとしてもあくまでも赤の他人だから、法律上婚姻を妨げる理由はないんだ」


「それはわかったが、それは稀な事なんじゃないのか?」


「婚外子として戸籍に記載されている人は全人口の1〜2%らしいよ

それに婚外子は差別用語だと言う人もいるよ」


「だめじゃん

やっぱり、俺は妹と結婚できないのかなぁ」

太一は嘆き悲しんでいる


「結婚できるできない以前にまず、そう言う人がいないと意味ないと思うが?」


「た、確かに

どうすれば言いんだ?」


「誘拐すればいいだろ?

まぁ、確実にお前は犯罪者として、刑務所行きだがな」


「そんな相手が悲しむような事はしたくない」


「へぇ−、結構マトモなんだな」

達也は感心している


「俺はマトモなつもりだが」


「妹好きなん時点でマトモじゃないと思うが」


「妹好きのどこが悪いんだ?

人が人を好きになっちゃいけないのかよ」


「いいと思うよ

愛の形は人それぞれだから

俺が言いたいのは妹に幻想を抱いて妹が好きって言うのはどうかと思うって事だ」


「妹に幻想抱いていけないのかよ

アイドルはトイレにいかないとか幻想抱いた事あるだろ?」


「お前いつの時代だよ

今のアイドルはそんな事言わないぜ」


「みゆちゃんがちっちゃい頃に私将来お兄ちゃんと結婚するって言われて信じてた事なかったか?」

「そんな事言われた覚えはない

第一、俺は物心付いた時から、みゆちゃんからお兄ちゃんじゃなくて、達也って呼び捨にされてたから」


「じゃあ、あれだ

娘がちっちゃい頃、私おっきくなったらパパと結婚するって奴だ」


「ああ

そう言う事は聞くな

そして、おっきくなったら、おやじうざいとか、お父さんと一緒に下着洗わないでとか言われて傷つくって奴か?」


「そうだよ

一時期幻想を抱くって事があるだろ?」


「いやいや、それはその人から言われるからだろ?

お前は妹と言う漠然としたものに幻想を抱いてるだろ?」


「いいじゃないか?

別に漠然とした物だって

好きなのは好きなんだから、しょうがないだろ?」


「まぁ、いいけどな

犯罪を起こさない限り

こう言う事件が現実にあったんだよ

シスコンの弟が姉をレイプして妊娠させったってのが」


「それはすごいな

漫画だけの世界じゃなかったんだな」


「お前が想っている妹も漫画の中だけだろ

それに別に不思議じゃないだろ?

同性愛だってあるんだし

意外といると思うよ

妹を好きになったり、弟を好きにったりとかね

姪と事実婚とかもあるしね」


「はぁ−、凄いんだなぁ

まぁ、目の前に妹が好きな奴がいるから納得だな」

太一はウンウンと頷いている


「だから、お前の思ってるような好きじゃねぇよ」


「じゃあ、聞くが、もしみゆちゃんに彼氏ができたらどうする?」


「え?

多分それはすごいショックを受けると思う」


「だろ?」

太一の勝利の笑みを浮かべている


「で、でもそれは父親が娘は嫁にはやらん的な感じだと思うんだよ」

達也は焦っている


「私は叶わない恋をしてるんですね」


振り返るとそこには亜紀がいた

悲しそうな顔をしている


「そう思うんだったら、諦めて下さい」

達也は丁寧に言った


「理性で諦めるのぐらいの好きだったら、そんなのは本当に好きではありません。」


「そうかあ

理性で諦められる恋なんてたくさんあると思うんだけど」


「だから、本当にって言う形容詞がついてるでしょ

それに恋をした事がない人に言われたたくありません」


「いいじゃん

別に言ったって

周りの状況とかでわかるから」


「恋をした事がないのに恋がどうゆう者かわかるんですか?」


「頭ではわかるけど、心でわからん」


「でしょ?

恋というのは論理的には説明できないんですよ」


「恋に落ちるのは論理的に説明できるのもあるけどな」


「どうゆう事ですか?」


「ほらよく言うだろ?

つり橋の上の方が告白が成功しやすいって」


「それはよく聞きますね」


「あれは心理学的にも脳科学的にも実証されてるんだよ

脳科学的には恐怖する時に出てくる物質と恋をしている時に出る物質が同じなんだよ

心理学的にはドキドキと恋を勘違いしたりな

この事から、愛または恋は思い込みや錯覚と言われるのもある程度は当たってるんだよ」


「じゃあ、俺もそうやれば彼女ができるのか?」


「お前は無理だな」


「なぜだ−」

太一は悲しんでいる


「キモいからですよ」

亜紀は平気でひどい事を言う


「まあ、それもあるが

これには条件があるんだ」


「どんな条件なんですか?」


「それはだな、好意にもいろいろあるが、この場合は異性に対しての好意にしよう

好きでも嫌いでもない、いわゆる普通の好意度を50にしよう

さっきのを言ったのを成功させるには、最低でも、55なければいけないんだ」


「じゃあ、山口先輩無理ですね

−20ぐらいですから」


「NO−−−」

太一はそう言って教室から出ていった


「もはやお約束と化してるな」


「他にも方法があるんですか?」


「他の方法はな、バスとか電車が一緒だったとしよう

最初は好きな子の横に立つだけで、しばらく経ったら話しかける

そしたら、その好きな子が自分の事を気になりだすって言うのがある」

「それも異性としての好意度は55以上じゃないとだめなんですか?」


「当たり前だろ

嫌いな奴に横に立たれたら、うざいだけだろ」


「確かにそうですね

でも、なんで異性としての好意じゃないとダメなんですか?」


「それはだな、男して、または女として見られてなかったら、さっきのような事をやっても、意味がないんだよ

友達としては仲良くなるかもしれないけど、それ以上にはならないな」


「確かにそうかもしれませんね」


「まぁ、こんな事やらなくても、美形な奴は大丈夫だろうけど」


「そんな事ありませんよ

私の女友達は可愛くて、男からモテますけど、肝心の好きな人からは好かれてないみたいです」


「ああ、そう言えば、俺の友達にもいるな

めちゃめちゃカッコいくてモテるのに、好きな子には振らてたからな」


「まぁ、カッコイイとか可愛いとかその人によりますからね」


「確かにな

友達は可愛いと言ってるの俺は全然そう思わないとか、逆に友達は全然って言ってるのに、俺は可愛いと思ってるとか

全員にカッコイイとか可愛いとか言われる奴っていないと思うんだよね」


「そうですか?」


「そうだよ

人には好きなタイプってもんがあるんだからさ

話しはちょっとずれるが、みんなからいい奴だって言わてる奴だって、絶対に嫌いな奴がいるんだよ

そう言うのを妬む奴とかがさ

味方が100人いれば、敵も100人いるってさ

それと同じように、全員からは言われないだろう

あるとしたら、絵画とか漫画だけだろうな」


「確かに絶対こんな人いないよって言うぐらい美形の人いますからね」


「特に少女漫画に多いな

女の子とか目大きすぎるだろ見たいなとか、なんでみんな日本人なのに、こんなに西洋系の顔多いんだよ見たいな」


「ああ、そうですね

小学生の女の子が描く絵ってだいたい少女漫画みたいなのですよね?」


「高校生にもいるけどな」


「でも、なんでそんな事知ってるんですか?

まさか、そう言う趣味が?」

亜紀はびっくりしている


「そう言う趣味ってどんな趣味だよ

男が少女漫画読んじゃいけねぇのかよ

女の子だって、少年漫画読む奴だっているだろ?」


「それはそうですけど、達也さん、少女漫画って嫌いそうでしたから」


「確かにこれはどうなんだって奴もあるが、中には面白いのもあるからな」


「例えば?」


「例えば、名前がうろ覚えだが、フル−ツバスケットとかのだめかな」


「ああ、ああいうのが好きんですか?」


「まぁな」


「砂時計とかは?」


「今度映画でやる奴か?

あれは好きじゃないな

笑いがない」


「純愛物に笑いを求めるのはどうかと」


「俺は基本的にシリアスや恋愛物は嫌いなんだよ

話しを盛り上げる為ならいいけど、恋愛を主軸にする話しは嫌いだ」


「ラブコメが好きって事ですか?」


「うう−ん、恋愛を主軸にするんじゃなくて、コメディーなんだけど、たまに恋愛が入るのが好きなんだよね」


「ああ、何となくわかりました

魔法陣グルグル系統ですね」

亜紀は納得したようだ


「また古いの出してきたな

まぁ、当たってるけど」


「あれは私的にはどうかと思いましたけど」


「グルグルを馬鹿にする奴は許さん

馬鹿な事やっとるようで、意外と考えられてるんだよ

あのナレ−ションがいいんだよね」


「そんなにグルグル好きなんですか?」


「本もビデオも全部持ってるよ

アニメは1は微妙な終わり方だったね−」


「どんな終わり方だったんですか?」


「四天王を倒してこれから魔王を倒そうとう時に、このまま行くと、帰れなくるかもしれないって行って、帰っちゃたんだよね」


「何ですか?

その終わり方」


「知らねえよ

シャ−マンキングも微妙な終わり方だったけどな」


「あれは打ち切られたんじゃないんですか?」


「そう言う噂もあるな」


魔法陣グルグルを熱く語った達也であった

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