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雑音ステップ 〜ALONE〜  作者: 白井 雲
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崩壊24

「いやぁあああッ!」



ユイの嗚咽とも怒号ともつかない叫びが咽喉を破る。



もう間に合わなかった。



特定のシンマネを制御下に置く事がどう言う事なのか、目の前の現実はいやと言うほど二人に理解を強いた。



【ウオオオオオオオッ!】



「無機質ナイトメアに、なっちまったっていうのか」



ユウゼンは忽ち意志を持たぬナイトメアの姿に変容させられたのだ。



今までと違うのはそいつは槍を持っていた。



騎士を象る姿ではなく、髭を伸ばした爺の姿をしていた。



人型ではあるが、一回り二回りデカい。



「ははは、ははははははははは!!!さあ次は誰が化け物になりますか!?」



「ユイさん!戦えますか!」



「いや……あ……ユウ……ゼン……」



ユイは苦しみ悶えている。



「ユイさんっ!まさか奴のシンマネ制御下に……ユイさんも!」



「……くるっしいっ…!」



「ユイさんッ!ユイさんッ!!」



千切れるばかりに痛み混じりの悲鳴にも聞こえる悲しみの声をユイはあげる。



「そら!もっと踊れェ!」



あれほどまでに故郷への想いを募らせ、今それが不可能になったのだ。



「こんな時に!」



気づけば四方八方から、野良ナイトメアが現れこちらへゆっくりと詰めている。



「私は全ての人形ナイトメアを意のままに操ります。ここには数千を越える奴らが集まる……もう覚悟を決めなさい!貴方に出来ることはもうない!桜吹雪の頭である貴方を潰せば戦いは終わる!」



奴の技は特定のシンマネを支配する技……



ならば、なぜ。









ユイさんにその影響が出る……?



ユウゼンの真の正体は……



「出来る出来ないは俺が決める」

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