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雑音ステップ 〜ALONE〜  作者: 白井 雲
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崩壊23

「僕はユイに会いに行こうとしたんだ。だけど、シキくんがユイを連れてきてくれた。嬉しかったよ。すごく遠くにいるって思ってたのに……」



苦しみに歪まされる顔。



それでも彼は大事な事を伝えようとしていた。



「ユウゼン……あんたは……」



「ユイ、僕の教えた力はどう使ってくれても僕は構わない。その能力の中にいるヒトはすごいじゃじゃ馬でね。今まで生きてきて迷惑をかけてきたかもしれない。だけどこれで安定して生きていけるはずだ。それだけで僕の願いは叶っている」



嘘つきがあんなに優しく穏やかな顔できるか?






ジャンヌの教えてくれた、どんなに辛い人生でも、頑なにまっすぐ歩いていれば、誰かが助けてくれる事、本当だった。

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