表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雑音ステップ 〜ALONE〜  作者: 白井 雲
29/140

薬師の葛藤9

時間を少し戻して、シキが玄関から脱出した所に。



足に伝わる冷たさ。



アーゼスにより設置されていた夜半の氷刃だ。



「何!?」



それに呼応して、自らが向かう先に氷柱が発生するように伸び、無数の氷刃が飛び出す。



こいつ、ヒトみたいな戦い方……!



「アゲハの入れ知恵かぁ!!」



瞬間、反射的にゲフィアンズシルスを使おうとするも。



成長した夜半の氷刃が燦の黒い塊を無効化していたのを見たので、氷刃を回避しつつリベールからアムスを抜いた。



シルスさえも凍らせ、足止めされ、捕らえられてしまうのが見えた。



「ユイさん!その場から動くな!」



抱えたユイをその場に降ろし、ユイにはその場で臨戦態勢をとらせた。



「リベール!俺のシンマネを使ってアムスを融解寸前まで熱しろ!」



刹那的時間で、アムスは燃え滾るシンマネを帯びる。



錯覚だろうか、ユイには薄赤い炎が舐めるように剣を這っているように見えた。



しかしシキが回避した先の足元にもまた同様に、夜半の氷刃act2が設置されていた。



またも氷柱が数本発生し、それぞれから氷刃が飛んでくる。



しかし持ち前の剣技で全て切り払い、溶かし尽くした。



今度は切り払った氷刃が一斉に巨大な無機質ナイトメアを象った氷の塊を発生させた。



それも3体。



「これは……!」



「こいつら……私よりシキくんを狙ってる……!シキくんは自分の身を!」



「了解!」



身の丈二倍はあるその姿はすっトロイ動きでシキに近づいていく。



シキはそれを熱の力で切り捨てる。



斬った、という感覚すら到達させる前に燃え滾るシンマネで斬り伏せる。



三体とも切った時。



その三体は分裂し、6体に。



「シキくん!!」



「俺は知っているんですよ。寝起きから1時間はシンマネを使えないユイさんの体質」



「必ず守ります」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ