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クニトリ物語 作者:マサル
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第九話 刀vs剣


第九話 刀vs剣


「……何故最後のを外した」
「別に手加減とか騎士道精神じゃないぞ。そんなもの俺にはない」

 刃を鞘に収めていると、リリカが掠れた声で呟いた。誤解を招かないよう、言い聞かせる。

「俺の蹴りくらい喰らったって、たかだか鼻がつぶれるか、首に障害が残る程度だ。死にはしない」

 リリカは心の中で嘘だ!と叫んだ。
 体重の乗せられた脚、身体を回転させる事で生まれた遠心力、目に捉えきれない程の速度。それらが合わさった力。
 人の首を折るには、十分な威力だった。

「だが、あそこに居る怖い人がな、当てたら切るっていう殺気を投げて来たんで止めといた。感謝しとけよ」

 顎で示したその先には、ミリィセが両腕を組んで立っていた。右手で口元を隠し、くすくすと笑い出す。

「ふふ、貴方嘘つきね」

 ミリィセは先程のクーヤの動きを思い浮かべ、砕かれた剣と切断された盾の両方を見た。

「一撃目も、二撃目も、やろうと思えば腕を切る事だって出来た。最初から当てる気なんて無かったのでしょう?」

 クーヤの連撃。その一つ目と二つ目。
 最初の斬撃は盾を持つ取っ手部分を避けるように一線されている。取っ手と切断面との距離わずか1センチ未満。やろうと思えば盾ごと指を切り落とす事も出来た。わざと外した。

 二撃目の剣は根元から砕かれている。柄から伸びる刀身は短く、最早短剣としても機能しないだろう。完全に壊されていた。ここまで壊すにはよほど根元を狙わないと出来はしない。腕を狙った方が余程簡単だろう。だがしなかった。わざと外した。

「不思議な事言うな。止めた本人が」
「今そう思っただけよ。あの時は本気で当てると思ったわ」

 そして最後の回転蹴り。
 わざわざ高い位置にあり、範囲の狭い頭部を狙った。クーヤの履いている皮製の靴では堅い鎧に守られた部分を狙わなかったのは分かる。だが、彼女達は完全装備で来たわけではない。胸の周囲を守る胸当てや脛を防護する脚甲はあるが、下腹部は鎧に包まれていない。低い位置にあり、範囲の広い下腹部を狙わなかった。わざと外した。

 そう考えると、最初の反撃もリリカが防御する事が分かっていながら行ったものかもしれない。
 クーヤの攻撃はリリカに当てる気など最初からなかった。手加減されていた、とミリィセは言う。
 リリカはミリィセの言葉に愕然とした。なんとなく最後はわざと外したと理解していた。だが違う。最初から最後まであの男は手を抜いていた。最初に告げた言葉通りだった。自分がいかに真剣に戦っても、相手は単なる遊びだったのだ。

「私とやる時はどんな風に遊んでくれるのかしら」

 じわり、とミリィセから闘気が漏れる。それは静かで、恐ろしいまでの威圧感。クーヤもミリィセから溢れるプレッシャーは感じていたが、相変わらずの無愛想な声で返した。

「あんたとは出来ればやりたくないんだがなぁ」
「連れない事言わないでよ」

 遊ぶ事を断られた子供のように、彼女は拗ねた。クーヤは本心で言ったのだが、嘘つき呼ばわりする彼女はその言葉をまともに受け入れなかった。
 話を別のものに変え、先程から気になっていたクーヤの左腰に差している物を見る。

「それ変わっているわね。細身で片刃、それでいて恐ろしいほど良く切れる。一体どんな武器なの?」

 興味津々といった様子で、クーヤの得物を眺めた。
 興味を抱くのも仕方が無い。剣が斧によって砕かれた所を見たことがある。盾が鈍器によって破壊されたという事も聞いた事がある。しかし盾を――金属を壊すのではなく、切断する。分厚い金属を切る武器など、聞いた事も見た事もない。
 一体どれほどの切れ味があればそんな事が可能なのかと、ミリィセはクーヤの持つ武器に興味を抱かれずには居られない。

「これは日本刀……刀という。鋳型による大量生産や、一枚の金属から切り出す方法とはまた別の造り方だ」

 日本刀。刀。
 初めて聞く武器の名前に、ミリィセは心が躍った。一刻も早く自分の剣と打ち合いたい。焦る心を理性で無理やり押さえ込み、表面上は落ち着き払ったミリィセはクーヤに再び質問した。

「……貴方が、作ったの?」
「そうだ。俺の中で今のところ一番の品だ」
「そう……私の剣も良い物よ」

 スラリとミリィセの鞘からその刀身が覗く。
 鞘から抜けきったその全長は約90センチ。鍔の部分が軽い曲線を描く、特徴的なロングソードだった。
 その剣は日が落ち始め、薄暗くなりだしたこの場所でも神々しく光って見えた。程よく研磨され、金属そのものの美しさが輝いている。

「この国で最高峰の一つ。昔、この国に立ち寄った有名な鍛冶職人が打った物よ」
「ああ、よく知ってる」

 クーヤは剣をじっと眺める。やはり、綺麗だ。と感想を呟いた。

「俺の父親の作品だからな」

 皆の息を飲む音が聞こえた。



「貴方の……お父上……」
「ああ」

 クーヤが昔の記憶を思い起こす。
 子供の頃ここで生活した記憶。父親との生活。その中で、父親が作り上げた数本の剣。そのどれもが力強く、美しく。そのどれもが輝いていて見えた。
 父親はこんなものまだ世界一なんて呼べる代物じゃないと言っていたが、子供心にクーヤは目の前の数ある剣に魅了された。
 結局、満足のいかない父親はそれら剣を売った。結構な値段で売れたらしいが、その金もまた別の鉱石に変わり果ててしまう事となる。
 ミリィセが持つ剣はその数本の内の一振り。再び父親の作品に出会えた事がクーヤには嬉しかった。

「そう……だとしたら今からの手合わせは親子同士の戦いでもあるわけね」
「どういう意味だ?」

 クーヤは本当に何を言っているのかわからないように訊ねる。

「貴方の武器と、お父上の武器……どちらが強いかという事よ」

 その意見にクーヤは何も分かっていないな、とため息をついた。

「それは無理だな」
「あら、どうして?貴方はお父上を超えたかどうか知りたくないの?」

 本当に分からないのか?と訊ねようとして、やめた。彼女は騎士であり、鍛冶屋ではない。武器の詳しい詳細など知りはしないだろう。

「日本刀と西洋剣か……どちらが優位かなんて比べるのも馬鹿らしい。刀と剣じゃ作る工程も、武器としての意味も違う」
「……どういう事?」
「剣は叩き切る事を目的としていて、刀は断ち切る事を目的としてるってことさ」

 剣と刀。戦で使われてきたこの二つ武器は似ているようで異なるものだ。

 剣は血が付いて切れなくなったり、刃が欠けて使い物にならなくなっては武器としての実用性に欠ける為、切れ味よりも丈夫さが重視されている。戦闘で打ち合う事を想定し、真正面から打ち合っても壊れないよう頑丈な作りとなっている。その分切れ味は二の次だ。

 刀は目標物を断ち切るための道具として造られている。折れず、曲がらず、よく切れるというという要素を非常に高い次元で再現したものだ。
 正面からの力比べなどもっての他だ。打ち合う際は鎬と呼ばれる部分を用いるが、刃が消耗するので進んでやる者などいない。いかに相手の攻撃を避け、自分の攻撃を届かせるかという事を主に置いている。

 農民が起こした反乱では鍬や鎌が主要武器として使われたと聞く。剣を持つ兵士達と研いだ農具で農民は渡り合った。そう考えると、刃物の鋭利さというのは戦においてそれほど重要視されていないようである。
 切れ味よりも頑丈さ。複雑な工程のため、造るのに時間も手間もかかり、高い技術が必要となる刀よりも、大量生産できる物の方がこの世界では好まれた。

「剣と刀が打ち合えば確実に重量のある剣が勝つ、というか刀の細身じゃこちらが打ち負けて折れるか曲がるな」
「……でも。その刀は盾を切ったじゃない」

 盾を切れるのだから、剣も切れるだろうとミリィセは考えていた。打ち合えば剣が刀を壊すか、もしくは刀が剣を切るか。それで決着が付くだろうとミリィセは言う。

「打ち合いになったら、って言っただろ。動いていない金属なら切断出来る。あんたはそんな隙を見せてくれるのか?」

 つまりは武器の特性。打ち合ってどちらが優れているのか、なんて単純な決め方ならばクーヤは重量感のある斧でも持ってくることだろう。

「それじゃ……私達はどうやって決着がつくのかしら」
「決まってる――」

 そろそろ始まる。
 クーヤとミリィセの雰囲気を察知し、周りの者が息を飲んでその時を待ち望んでいた。

「互いの業で、だ」

 そしてそれぞれが構えた。


 ミリィセが構える。
 左足を前に、右足は後ろに。重心はやや前へ。左足の親指に力を込める。
 両手で長剣の柄を握る。右手を鍔の部分に近づけ、少し間を空けて左手も握る。中段に位置した長剣をゆっくりと持ち上げ、右肩の上へ担ぐようにして止めた。

 クーヤも構える。
 盾を切った時と同じように右足は前へ、左足は後ろに引く。腰を捻り相手に背を向け低く構えた。
 右手は柄に添えるだけ。左手は鞘をしっかりと握り、親指で少し刃を押し出す。先程と異なるのは、短剣は鞘に収まったままだ。

「あら、脱力した状態が貴方の構えじゃないの?」
「驕ってるヤツになら……な。隙だらけの構えをしてれば何も考えず突進してきてくれる。やりやすい事この上ない」

 視線はミリィセに向けたまま、視界の隅に映るリリカの姿を確認した。リリカは悔しそうに歯を軋ませ、目もくれないクーヤを睨んだ。殺意を向けられたがそれを無視し、クーヤはミリィセの挙動にだけ意識を向ける。

「あんたみたいなのとやる時に、自然体で構えるなんて馬鹿なこと俺はしない」
「本気なのね……嬉しいわ。私もそれに答えないと――ね」
「もうちょっと侮ってもいいぞ」
「無理ね」
「やれやれ、やりにくい」

 軽口が交わされる。二人とも余裕があるわけではない。逆だ。
 彼らの構えに付け込むべき隙は見当たらない。精練された隙の無い構え。付け入る所をお互いが探りあう。
 片方が足をピクリと動かせば、一方の肩が僅かに動く。一方の足が地面を数センチ滑れば、片方の手指に微かな力が込められる。片方が首を動かせば、一方が視線を動かせば、切っ先が動けば、口元が動けば。そんな動作の繰り返し。フェイントの掛け合い。探りあい、誘導。
 会話もその手段の一つだ。会話によって意識を、視線を逸らそうとする。結局無駄な行為で終わり、二人とも黙る。

 辺りがしん――と静まる。
 息を短く吸い、僅かに吐く。じりっと互いの間が狭まる。

「――ごくっ」

 誰かの唾を飲む音が聞こえる。その音もすぐに闇に飲まれた。
 鼓動が早鐘のように鳴る。緊張で心臓が張り裂けそうだ。

 どちらかの足が再び前に進む。ミリィセの間合いが近い。
 鞘に収められた刀の長さを測る事は出来ないが、遠目で見た刀の全長と自分の長剣の長さを比べ、ミリィセはほんの少しだけ自分の剣の方が長い事を知っている。それはクーヤにもわかっていた。
 クーヤがミリィセに刃を届かせるには、まずミリィセの間合いの中へ入らなくてはならない。ミリィセはその瞬間に狙いを定めた。
 クーヤの右足から砂利の擦れる音。そして右肘がミリィセの間合いに触れた。

「はっ!」

 ミリィセの短い掛け声と共に上段から剣が振り下ろされた。
 短い踏み込み。切っ先に体重を乗せた一撃。狙いは右肩。腕を切り落とさんとする気迫が剣に篭っていた。
 ミリィセの間合いに肘を突き出し、すぐに引っ込めたクーヤの行動は早かった。すり足での僅かな移動。可能な限りの最小限な回避。紙一重で剣筋が横を通り過ぎる。隣の空気が焼ける。
 焼けた空気が頬を叩くのを感じながら、クーヤは右手で柄を軽く握った。

(来る――)

 刹那。ミリィセは行動を切り替える。
 指を締め、左手は引き右手は押すようにする。まるで雑巾を絞るような動作。それだけで振るった剣が途中でピタリと止まる。視界の中でクーヤの肩に力が込められたのが見えた。視線の中心はクーヤの右手、ではなく右足の先。
 踏み込んだ左足に力を込めた。そして筋力全開。左足を蹴った。背筋にも力を込め、前方に傾いていた上体を全力で後ろに反らす。全身による回避行動。間に合うか。

 キンッ――。

 その音は静まったこの場でよく響いた。
 クーヤの刀は鞘に収められている。周りの者は何が起きたのか分からなかった。ただ息を飲んでその結果を見守る。後ろに跳び退ったミリィセの首元に鋭い痛みが走った。
 スッと首筋に一本の線が引かれる。

「参ったな……」

 赤い。赤い筋が線の端からこぼれた。

「これをかわすか」

 手ごたえが無いことを知ると、クーヤはその場で地面を蹴り後ろへ下がって間を空ける。緊張を解く長いため息があちこちから聞こえた。

 ミリィセは首が繋がっている事を確認すると、構えを解いたクーヤと同じく剣を降ろして緊張を極僅かに緩める。

「……貴方の剣速異常よ。首が飛んだと思ったわ」
「それを避けたあんたも異常だぞ。見えたのか?」
「見て避けたわけじゃないわ……」
「間合い、か」

 ミリィセはクーヤの剣筋が見えたわけではない。ただ、なにか光ったという事は認識しているが、その程度だ。避けた理由は間合いにある。
 リリカに向けた一撃。その時に踏み込んだ足と盾との距離。そして技を放った後に見たその刀身。目測ではあるが、大体の間合いを把握していた。狙ってきた場所はクーヤから放たれた殺気でわかっている。剣筋は見えない、よってクーヤの右足と自分との間を空けた。

「恐ろしいヤツだな。たった一度、しかも遠目で見ただけで間合いを把握したのか」
「殆ど運よ。それに一度見てなければ今のでやられていたわ」
「運だろうがなんだろうが、避けた事には変わりない」
「そうね……」

 くすっと自傷的な笑みを浮かべる。

「それとも避けるのを分かっていたのかしら。わざと遠い間合いから放ったのかもしれないわね」
「どう思おうが勝手だが……それに頷いたら、あんたは負けを認めてくれるか?」
「いいえ。勝負を侮辱したと怒るわね」
「やれやれ」

 真性の戦闘狂( バトルマニア )だとため息を落とした。
 ミリィセが再び構える。今度は剣を中段に。腰を落とし、相手の出方を窺う構えだ。ミリィセの構えを見た後、クーヤは右手で柄を握る。
 そして鞘からその刀身が姿を現した。

「えっ?」
「どうした?まさか居合いだけが刀の攻撃手段とでも思ったのか?」

 抜いた刀を下段に構える。
 陰るその場に刃が輝く。遠目で見たときは細部まで見ることが出来なかった刃。その作品が今、ミリィセの目を奪う。
 片刃で、緩やかな反り。刀身に浮かぶ刃文。刃の曲線も、波立つ模様もその全てが美しい。
 ミリィセはその美しい刃に魅了された。

「……綺麗」
「ほら、隙が出来てるぞ」

 クーヤが地面を滑る足運びで近づく。流れるような動作で斬撃を繰り出した。
 ミリィセの視界で右下から左肩への剣筋が流れる。クーヤの言葉で気を取り直したミリィセは上体を反らし、回避に移る。迫る刃を紙一重でかわす。
 クーヤが半歩踏み込む。右上段へ振りぬいた刃が八の字の軌跡を描きながら振り下ろされる。
 斬撃。
 左下への剣筋はミリィセの体を掠める。しかし、胸当てに阻まれた。鎧は切れるが、中から血が溢れる事は無い。気に留めず、クーヤはさらに攻撃を繰り返す。
 腹部への胴払い、頭部への斬り落とし、肩を狙った袈裟、逆袈裟。
 斬る、斬る、斬る。
 そのどれもが必殺の一撃。矢継ぎ早に迫る死線。
 ミリィセは回避に専念してその死線を潜り抜ける。余裕は無い。だが、いつまでもこうしていられない、と思う。

「ふっ!」

 攻撃直後の隙を見つけ、ミリィセが反撃を繰り出す。
 まずは突き。当てる気はあまりない。これは自分の間合いの確認と、相手を牽制し自分の間合いで戦うための布石だ。
 刃を短く引き戻し、踏み込んで籠手を打つ。また一歩踏み出し、太腿へ向けた下段への突き。そこから胸部辺りへの短い切り上げ。そしてまた籠手。クーヤはその全てを必死に避けていく。

 短い連携を繰り返すミリィセ。最初のような大振りは行わない。
 地味な攻撃が続く。小さい動きの応酬に、堪らず後ろに飛んで間を空ける。追撃が来ると予想したが、ミリィセは追って来ない。彼女も体勢を立て直すために一旦引いた。

「長剣ってのはもっと力任せに扱うものと思ってたがな」
「どこの誰を参考にしたかわからないけれど、そういった部分が無いとは否定出来ないわ。でも剣術は本来こういうものよ」
「はぁ、こりゃ骨が折れそうだ」

 左手で右腰の短剣を抜く。抜いた短剣を彼女へ向け、右手に持った刀は後ろに引き、下段に下げた。二つの刃でクーヤは構える。

「あら、いいの?」
「なにがだ」
「片手じゃ力が込められないじゃない」
「……別に骨まで断つ必要は無いだろ」

 二刀流というのは確かに手数が増え、一見有利に見える。
 だが片手で扱う分、両手で扱うほど力が込められない欠点も持ち合わせている。ミリィセが指摘した部分はそこだ。

「刀の切れ味は知っての通りだ。肉に当て、刃を引くだけでよく切れる。骨までは断てないが……肉を切り、血管を斬り、筋を断つ。それだけでその部分は使い物にならない。ナイフは……まぁ、主に防御用だしな」

 その部分が四肢ならばそれは単なる枷となり、腹部ならば重要な臓器を、そして首筋ならば命も絶てる。クーヤはそう語る。

「そう――ならいいわ」

 ミリィセが動き出す。
 その後の立ち合いも苛烈を極めた。

「一話で収めようとしたらまさかの二部構成!」
「計画性がないな」
「まぁ、いつものことだ。それに本来なら木剣から次の話まで一話で作ろうと思っていたらしいぞ」
「本当に計画性がないな!」
「いつものことだ」
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