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106/109

106.建国から五カ月~七カ月(冬)、結婚 1

 快晴の空の下、思わず手をかざしてしまうような眩い白光の絨毯が、エドの国を覆っていた。

 既に昼を迎えようという時間であったが、薄く積もった雪は解ける気配もない。

 それだけ寒いのだ。

 気温は氷点下を下回り、フジワラ郷では人間たちの多くが家に籠りきりであった。


 だが、己の職務に励んでいる者たちもいる。

 特に人間でない者たちは、冬であっても休むことはできない。

 何故ならば、彼らの職務は町の防衛。

 獣人たちは、白い息を吐き、まつ毛に霜を下ろしながら、今日も他国からの侵略に備えているのである。


「本日昼の鐘を持ちまして、南の哨戒任務を下番します!」


 南の櫓から、冬の寒さを吹き飛ばすような快活な声が響いた。

 櫓の内部を覗けば、南の城門城壁の警衛任務に当たっていた者たちがズラリと並び、下番申告を行っている。


「うむ、ご苦労であった。しっかりと体を休めるように」


 申告を受けるのは、南の警衛司令である牛族の族長。

 申告が終わると、下番者たちは櫓を出て行った。

 彼らは、城郭づたいに異種族居住区画へと戻り、己が家で任務の疲れを癒すのだろう。

 牛族の族長自身、新たに警衛司令の任に上番する豚族の族長に一切を申し送ったのちに下番した。


「うぅー、寒いのう」


 肌を付き刺すような冷たい風が吹く城郭の上を、牛族の族長は体を温めるために一人早足で歩を進める。

 異種族居住区画に到着すると、特別区画の門番に、異常なく上下番を終えたことを信秀に報告するよう言づけてから、自宅へと戻った。


 他の家々と比べると二倍以上も大きい屋敷、それが牛族の族長が暮らしている住居だ。

 族長だからと信秀から与えられたもので、部屋は台所を合わせれば八つもあり、母と妻と娘に自身を合わせた四人家族では少々手に余るほどの大きさであった。


「帰ったぞ!」


 入口の戸をガラリと開けて帰ってきたことを伝えると、すぐに居間の方からパタパタと足音が聞こえてきた。

 母と娘は今頃学校である。

 つまり、家にいるのはただ一人しかいない。


「おかえりなさい」


 襖より姿を見せたのは妻。

 牛族の族長同様に牛の顔をしており、部族の中でも一番の美人であると評判の女性である。


「おう、ただいま。飯にしてくれ」


「はいはい、もう準備はできておりますので」


 牛族の族長は靴を脱いで家に上がると、そのままドシドシと大きな体を揺らして居間に向かった。

 居間の襖を開けると、暖かな空気が顔にぶつかって、思わず頬が緩む。

 囲炉裏の火がパチパチと音を鳴らし、部屋の中を温めているのだ。


 だが、満足するにはまだ早い。

 妻が毛皮の外被とその下の防弾チョッキを脱がすと、牛族の族長はその満足を得るために炬燵へと足を潜らせた。


「はふぅ」


 炬燵より、じんわりとした熱が足を辿って全身へと上ってくる。

 温かく、心地よい。


(もう耐えられん……!)


 なんと牛族の族長は、行儀の悪い子どものように、全身をすっぽりと炬燵の中に入れてしまった。

 族長としての威厳のかけらもない、牛頭をした亀のできあがりである。


「まあ、だらしのない」


 おかしそうに笑い、そのまま部屋を出ていく妻。台所へ向かったのだろう。

 一方の亀となった牛族の族長は、炬燵のあまりの心地よさに、顔を蕩けさせていた。


(全く、魔物だ。この炬燵は、魔物だ)


 身体を温かく包み込み、捕らえて離さぬこの炬燵は、魔物と評してしかるべきもの。

 族長の目も自然と閉じてゆく。

 なにくそ! と抗う気力もない。

 夜通しで警衛勤務をこなしていたのだ。

 幾度かの仮眠は取っているが、炬燵のぬくぬくとした気持ちよさが生み出す睡魔に対し、自衛の手段を牛族の族長は持ち合わせていなかった。


「ほら、起きてくださいな」


 まどろみの中、妻の声が聞こえると、牛族の族長はハッと瞼を開いた。

 抗えぬと思われた炬燵が生み出した睡魔は、意外にも外からの刺激には弱かったらしい。


「うむ……、すぐに起きるぞ……」


 朦朧としつつもパチパチと瞬きを繰り返すうちに、牛族の族長の意識はどんどんと覚醒していく。

 妻を見れば食器と酒を盆に載せており、完全に目の覚めた牛族の族長はモゾリモゾリと炬燵を這い出して、しっかりと温まった上半身を起こした。


 すると目に入ったのは、机の上にある日本語の教材。

 牛族の族長は、うっ、と顔をしかめた。

 己が帰ってくるまで、妻が日本語の勉強をしていたのはすぐにわかった。

 さすが俺の妻だ、という感情と共に、嫌なものを見たという思いが湧く。

 勉強は苦手。

 やらなければならないことはわかっているし、実際まじめに勉強しているが、しかし仕事を終えてすぐに見る物ではない。


 そんな心中を知ってか知らずか、妻が日本語の教材を下げて、持ってきた食器を並べていく。

 最後に、囲炉裏に吊るされていた鍋を炬燵の上に設置して食事の支度は整った。


 妻の手によって鍋の蓋が取られると、ブワッと水蒸気が立ち上ぼる。

 寸秒もしないうちに白い煙は晴れて、鍋の中身が露になった。


「うむ、肉雑炊か。たまらんな」


 食欲を駆り立てる見た目と匂いに、思わずゴクリと喉を鳴らす。

 鶏肉と野菜たっぷりの雑炊だ。

 それを妻が椀によそい、牛族の族長に渡す。


 椀から手のひらに感じる熱。

 もう堪えることはできない。

 牛族の族長は匙で椀の中身を掬って、はふはふと口に運んだ。

 肉汁と野菜のうまみが米に染み込み、さらに醤油の香りとコクに加わった絶妙の塩加減がとても素晴らしい。

 うまい、と牛族の族長は思った。


「さっ、こちらもどうぞ」


 盃に日本酒が注がれて、それをグビリと飲み干す牛族の族長。

 盃を置けば、再び椀を持って匙を忙しなく動かした。

 しばらくして腹が満たされてくると、次第に酒を楽しむことに食事の趣旨が変わっていく。


「やはり我が家で食う飯は格別だ。櫓で食う飯はどうも味気ない」


「それはお疲れ様でした」


 牛族の族長が盃を傾けつつ、己の満足を語り、妻は夫の勤労を深くねぎらう。

 もし信秀がこの様子を見ていたのなら、古風な家庭だな、という感想を抱いたかもしれない。

 しかしこの時代、この部族において、これは普通のことであった。


「お前のお酌というのが、またいい」


「ふふ。あなたったら、いつの間にかお世辞が上手になって」


 機嫌のよさに比例して、牛族の族長の話す言葉も饒舌だ。


「このような馳走を毎日食べられるのだ。フジワラ様に感謝せねばならんぞ?」


「はいはい、わかっておりますよ」


 かつては敬称すらつけていなかった者の名前。

 しかし、今では自然と“様”をつけるようになった。


 中でも、牛族の族長の信秀への信望は篤い。

 エルフ族や鼠族の族長たちと違い、牛族の族長は感情的な男。

 かつては信秀を最も怪しんだが、多くの恩を受けて疑念が解消した時、信秀のことを最も敬服するようになっていたのである。


「ほら、お前も食べよ。酒もついでやる」


「それでは、いただきます」


 牛族の族長は妻にも食事と酒を勧め、しばしゆったりとした時間が流れた。

 やがて食事が終盤に近づくと、牛族の族長が酒を干してふと思ったように言う。


「しかしなんだな。確かにうまいんだが、なんというか、あれだな」


「何か障りがありまして?」


「文句があるわけではないのだ。贅沢に慣れてしまったな、という思いがしてな。

 今の生活を見てみろ。少し前までの苦しい生活がまるで幻のようだ。

 そう考えると、今あるこの瞬間すらも夢のように思えてくる。

 いつか、ふっと消えてしまうような、そんな不安が時折胸によぎるのだ」


 牛族の族長が見つめる手元の盃には、透き通るような酒が揺らめいている。

 盃の底すら鮮明で、ともすれば盃の中には何もないようにも見えた。

 自身の今の生活は、酒の揺らぐ盃ではなく、本当は中身のない空の盃ではないのか。

 そう牛族の族長は思ったのだ。


「そういったことがないように、あなたは今日もお勤めを終わらせてきたんでしょう?」


 されど妻は言った。

 牛族の族長の瞳をしっかりと見据えて。

 うっすらと優しい微笑を湛えたその顔には、一点の曇りすらない。

 夫の不安を払拭するに足る、慈愛の笑みであった。


(俺にはもったいないくらいの、本当によくできた妻だ)


 妻には、今日までずっと支えられて生きてきた。

 その時間は決して嘘ではない。

 なればこそ、やはり盃の中には酒が揺らめいているのである。


「うむ、そうだな。もうよそう。それで俺がいなかった間、何かあったか? キャシーはどうだ。元気にしていたか」


 キャシーとはこの夫妻の一人娘。

 過酷な生活環境の中で幼少期を過ごしたというのに、ひねくれることもなく立派に育った。

 まさしく自慢の娘であり、二人は娘を溺愛していた。


「ええ、キャシーはまたテストで満点をとって先生に褒められたって言ってますよ」


「そうかそうか。あいつは俺に似て頭がいいからな」


 子どもが褒められて嬉しくない親はいない。

 キャシーは今も学校で頑張っているのだろう、と牛族の族長は目尻を下げて喜んだ。


「ふふふ。それならあなたも、もう少し勉強の方も頑張らないといけませんね。娘に負けるようなら父親の面目丸つぶれですよ」


「うぐっ」


 痛いところをつかれたとでもいうように小さく咳き込む牛族の族長。

 それから二人は顔を見合わせて、笑い合う。

 夫は大きく、妻は小さく、共に笑っていた。

 仲睦まじい夫婦の姿がそこにはあった。


「そういえば、今月は会議をまだやっていなかったので、週末に行いたいっていう話が来ていましたよ」


「ふむ、族長会議か――」


 平穏ゆえに互いに相談することも少なくなり、形骸化しつつあった族長会議。

 まあ、今回も大した話はないだろうと思いつつ、牛族の族長はまた一献いっこん盃を傾けた。


 ◆


 週末の夜。

 鼠族の族長の屋敷にて、族長会議が行われた。

 北の森の六部族――その長ともいうべきエルフ族の族長のもとで会議が行われなかったのは、エルフ族の族長はその任を息子であるポリフに譲り、繰り上がるような形で鼠族の族長が六部族の長となったからに他ならない。


 族長たちは、蛍光灯が明るく照らすその下で、酒を片手に囲炉裏を囲み、談笑をしている。

 ここに来た頃は週に一回行われていた会議も、現在では月に一度か二度という頻度になってしまった。

 その内容も、自分たちの部族や子どもたちの自慢話に終始している。

 平和なのだ。

 だが今日、一石を投じた者がある。


「この平和はいつまで続くのか」


 それを口にしたのは鼠族の族長。

 奇しくも、つい先日に牛族の族長が自宅で漏らした不安と同じ内容であった。


「いつまでも続くように、我々は今頑張っているのではないのか」


 妻の受け売りゆえに、すぐさま答えを返した牛族の族長。

 珍しくも間髪なくまともなことを言った牛族の族長に、多くの者が目を見張らせた。

 されど、鼠族の族長だけは平然と言葉を返す。


「その通りだ。だが、そう易々といくだろうか。これから人間はどんどんと増え続けるだろう。対して我々はどうか。

 フジワラ様は、他の場所から獣人たちを連れてこようとはなさらない。このままでは人間たちの力は増すばかりだ」


 すると、本来ここにいるはずのない参加者が、声を上げた。

 その者の名は狼族の族長ジハル。

 今日は特別に、と鼠族の族長から呼ばれていたのだ。


「フジワラ様を裏切ろうというのなら容赦はせんぞ」


 その眼光は強く激しい。

 ことが起これば一対六になるかもしれぬこの状況にあって、決して退かぬという意思が込められたジハルの瞳であった。


「わかっておる。フジワラ様に逆らった者がどうなるかは、お主からよくよく聞かされた話ではないか。

 そもそも恩を仇で返すような恥知らずな我らだと思うてか。それこそ侮辱であるぞ」


 鼠族の族長は逆に、侮るなとジハルをなじった。

 ジハルより六部族の者たちは幾度となく、裏切った者の話を聞かされている。

 大恩を受けておきながら、信秀に反旗を翻すなど言語道断。人間にも劣る不埒者たち。

 そのような者たちと同列に扱われたことに、鼠族の族長は憤慨したのだ。


「……」


 ジハルは何も言わず、鼠族の瞳をしばらく見つめた。

 やがて「無礼を謝罪しよう。すまなかった」と言ったきり、視線を外して押し黙った。

 その潔い謝罪は決して男を下げるようなものではない。


「話を続けるぞ。人間の力が増していく中、我らが握っている町の軍権だけは必ずや維持せねばならぬ。そのためには信秀様が人間たちの口車に乗らぬよう、傍で支える者が必要になってくる」


「どうするというのだ」


 鼠族の族長に、蜥蜴族の族長が尋ねた。


「決まっておる。我ら人間でない者との婚姻だ」


 これに驚きはなかった。

 六部族の族長たちのいずれも、一度は考えたこと。

 ジハルに至っては、かつて一度実践している。


 なお、今日まで六部族の族長たちが信秀に婚姻の話をもっていかなかったのは、互いに遠慮があったからである。

 六部族は一心同体。

 互いが互いに寄り添いあって生きてきた。

 ゆえに抜け駆けをするように思えて、行動には移せなかったのだ。


 また族長会議にて、信秀の婚姻について言い出すことをしなかったのにも理由がある。

 礼儀として、言い出した者は婚姻者を推薦できないと考えたからだ。

 言い出しっぺが割を食うのは、いつの時代も変わらない。

 だが、今日鼠族の族長が自ら貧乏くじを引いて見せた。

 これでもう躊躇する理由はない。


「それならば、うちのキャシーなどはどうだ。親の欲目かもしれんが、なかなか器量がいい。誠実で、心優しく、必ずやフジワラ様も気にいることだろう」


 牛族の族長が、ここぞとばかりに娘を勧めた。

 王たる信秀には最高の妃を。

 己の娘以上の女はいないと牛族の族長は思っているため、信秀に娘を嫁がせようというのは、理にかなっている。


「待て、そういうことならば、我らも黙っていられん。忌々しいことではあるが、人間と一番顔が似ているのは我らエルフ族だ。エルフ族の娘ならば、フジワラ様も種族など気にせずによい家庭を築くことができるであろう」


 エルフ族の若き族長ポリフの意見もまた正しかった。

 こうとなれば蜥蜴族の族長と豚族の族長も黙ってはいない。

 俺が俺がとばかりに、自分たちの部族の者を信秀の婚姻者に勧めようとする。

 話し合いはこのまま収拾のつかない事態になる――かと思いきや、鼠族の族長が皆を手のひらで制した。


「待て。我ら六部族の中から選んでは角が立つ。それに、今日まで付き従ってきた者に対する礼儀も欠く。まず望むべきは、人間でない者との婚姻。それ以外を望まぬことで、一つ我らの忠誠を示そうではないか。

 ――どうだろうか、ジハル殿」


 要するに鼠族の族長は、六部族の均衡が崩れるのを恐れたのだ。

 さらに、六部族以外から婚姻者を勧めることで、決して私利私欲によるものではないと示すことができる。


「ふむ、かねてより考えてはおった。幸いにして相応しい者がおる。かの者ならばフジワラ様も否とは言うまいて」


 ジハルの満更でもない答え。

 確かに筋は通っており、他の族長たちも異論はなかった。

 しかし――。


「だ、駄目だ!」


 立ち上がったのはジハルとは別の狼族を率いるザーザイム。


「何が駄目だというのだ、ザーザイム」


 ギロリと睨みつける鼠族の族長。

 他の者たちも、ザーザイムが話に水を差したことに不快感を示した。

 この期に及んで、自身の部族の利を求めようというのか。

 そんな感情が各々の顔には表れている。

 だが、ザーザイムの口から出たのは、確かに私欲には違いないが、もっと純粋で甘い恋物語であったといえよう。


「た、たとえフジワラ様であろうとも、ラズリーは渡せねえ! 俺たちは、つ、付き合ってるんだ!」


 ラズリーとは、かつて信秀とお見合いをしたこともある、狼族の中では絶世の美女と名高い女性である。

 彼女とザーザイムは付き合っていた。


 狼族の中でラズリーこそが一番美しいと思っているザーザイム。

 美しい娘を王の妃にするという考えは当然のこと。

 なればこそラズリーが、信秀の婚姻者に選ばれると思って立ち上がったのである。


 たとえ相手が信秀であろうとも自身が愛するラズリーは渡せない。

 ラズリーが信秀のことを好いているならともかく、今、己とラズリーは愛し合っている関係なのだ。


「くっ……はははははは!」


 ジハルが大口を開けて、大層愉快そうに笑った。


「な、なにがおかしい!」


 叫ぶザーザイムに対し、ジハルは諭すように答える。


「ザーザイムよ、心配はいらぬ。フジワラ様に勧めるのはラズリーではない。あいにくとラズリーとの婚約は以前に一度断られておるわ」


「な、なに……? じゃ、じゃあラズリーよりもふさわしい女ってのは誰なんだ!」


「それはな――」


 電光の下、信秀の婚姻者を決めようとする会議は続いた。


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[一言] 遂に結婚するのか!?
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