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朱の足跡 fast contact

作者:有知春秋
 
【朱の血筋】——生まれ付き強い肉体と優れた記憶力を持ち、15歳に万物が視(み)えるといわれる朱い眼を開眼する。

 一○年前、朱の血筋に絶滅の危機が訪れたのは一部の関係者しか知らない。

 朱の血筋の少年は五歳という幼さで朱い眼が開眼、襲ってきたのは未成熟な強い肉体と精神に五歳で背負うには苦痛でしかない洗礼。
 精神の崩壊から始まり、苦痛から逃れるために死を選んだ少年は自害を繰り返した。
 しかし、強い肉体は死を受け入れない。
 永遠に続く精神への苦痛、死を受け入れない肉体、少年が出せる答えは逃避しかなく……朱い眼で視たくない両親から逃げた。

 少年の後ろには一人の少女がいた。

 出会った時から少年の二歩後ろを歩き、少年の二歩後ろを変わらず歩いていた。
 五歳という幼さで両親から逃避した少年と少女に有るのは少年の強い肉体と優れた記憶力、そして朱い眼。
 少女には少年を愛する気持ち以外は大きな力は無い。

  七年後の一二歳の冬——

 少年と少女の間に子供が産まれた。
 強い肉体と優れた記憶力を持つ朱の血筋の女の子。
 しかし、幸せを感じたのは女の子が生まれたその時のみ。
 半年後には、女の子の強い肉体は母親を死の淵に立たせ……女の子の優れた記憶力にはその時の光景や感触が刻まれた。

 この物語は、三歳にまで成長した女の子と都会育ちの少年が出会った所から始まる。

ミルク編
第一章 上 光財学園
2015/03/18 10:21
第一章 下 入学式は御披露目
2015/03/18 10:21
第二章 上 人類のヌシルート
2015/03/18 10:22
第三章 上 ワタキは……
2015/03/18 10:22
第三章 下 それぞれの意思は
2015/03/18 10:23
第四章 後始末
2015/03/20 12:34
終章 晩食の雑談
2015/03/22 08:36
皆藤愛沙編
第一章 トラウマ
2015/03/26 12:05
第二章 講堂の中の不信感
2015/03/28 11:01
第三章 上 芯にある一本の刀
2015/04/01 21:12
第三章 中 芯にある一本の刀
2015/04/04 09:32
第三章 下 芯にある一本の刀
2015/04/05 12:13
登場人物紹介
2015/06/26 14:49
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