最終世界の神を
ひとつの世界に対して重なり合うように存在する、位相空間軸、位相時間軸。それらは俗に異世界と呼ばれるものだ。そしてある時刻ある場所で。すべての世界を作った神を『創った』絶対神ラスタリが言った。「君達、ボクの世界においでよ」と。それと同時。重なり合ういくつもの世界のうちの十八の世界から、「英雄」または「勇者」「救世主」になるはずだった少年少女が一名ずつ召喚される。そして神は言った。「君達、ボクの世界で争ってよ。一位になれたら神の――それも、絶対神たるボクの座を譲ってあげるからさ」一位とはなんなのか、神の目的はなんなのか。そして自分たちは元の世界には帰れないのか――。英雄になるはずだったモノ達は掲げる。「神を殺せ!」
最終世界で送る、すべての神話を超越する全く新しい神位争奪戦が、いま幕を開ける!
最終世界で送る、すべての神話を超越する全く新しい神位争奪戦が、いま幕を開ける!