年越し編登場人物
年越し編 主要登場人物
○佐山貴大（20歳）
年末は蕎麦を打ったり、アカツキに餅や焼干しをもらってきたりと忙しなく働くが、その分正月は寝て過ごしたい主人公。だけど、イースィンド王国で正月休みは四日まで。彼の安寧は、長続きはしないようだ。
○ユミエル（14歳）
実は、貴大が打った蕎麦が好物だということが判明した住み込み従業員さん。普段は自分から「蕎麦を作って」とはお願いしない（できない）性分なのだが、初めて食べさせてもらった年末ばかりは遠まわしに頼んでみたりする。正月ボケで働きたくないとダダをこねる主人を「激励」するのは、当然この人の役目。
○カオル・ロックヤード（17歳）
遂に、貴大の家でお泊まりをしてしまった少女。しかし、総勢七名も集まれば、ロマンチックになるはずもなく。高貴な身分の方々に気後れしてはいたが、それすら糧にして無意識に恋の炎を燻らせる。
○クルミア＝ブライト（9歳）
見事、「貴大が好きな人ナンバー1」の栄光をつかみ取った末恐ろしいわんわん幼女（183cm）。犬は食べられないものが多いけど、獣人はなんでもおいしくいただけます。ただ、野菜類は少し苦手なお子様。
○フランソワ・ド・フェルディナン（16歳）
念願の「寒中稽古」を体験することができたお嬢様。「モチ」には大敗を喫することとなったが、その悔しさをバネにして一学年中の学園迷宮最下層攻略を目指す。アルティについては、優秀さは認めているが、品の無さはどうにも我慢がならず、ついつい喧嘩腰に。
○アルティ・ブレイブ＝スカーレット＝カスティーリャ（16歳）
遂に侵入を果たした「ライトストライカー」。貴大の強さを探るという目的はどこへやら、すっかり寛ぐことに。基本的にお高く止まっているお貴族様が嫌いなだけで、フランソワを毛嫌いしているわけではない。ただ、持ち前の負けず嫌いな性分が所々で顔を出してしまう。
○エルゥ・ミル・ウルル（27歳）
いつでも「@wiki」が読めて、食べ物やお茶も出る。しかも、炬燵や揺り椅子、防音設備が完備されており、居心地がいい。そんな楽園を見つけてしまった本の虫。これ以降、ちょくちょく入り浸るようになるとか。
