プロローグ(第三部)登場人物
プロローグ(第三部) 主要登場人物紹介
○佐山貴大(21歳)
ひょんなことから記憶をなくしていた主人公。まるで一切の穢れもなくしてしまったかのように、純真無垢な青年へと大変身していた。
髪も切って、ひげもそって、身なりもちゃんと整えて……爽やかなイケメンになったはずなのだが、いつもの貴大に慣れてしまっているヒロインたちからは、「何だか胡散臭い」と不評だった。
ちなみに、記憶喪失中の出来事は全て覚えている。わんこに唆されたことも、ヒロインたちをちゃん付けで呼んだことも、そして、尻からセロリを生やしたことも……!
○ユミエル(15歳)
ヒロイン・ザ・ヒロイン。正妻力は誰よりも高く、並のヒロインではまるで歯が立たない。
貴大の記憶喪失に責任を感じ、八日目にしてとうとう動き出したのだが、なぜか思い出の権化と化してしまった。無表情な顔で、「……ご主人さま。貴方のユミエルですにゃん」と迫る、よく分からない物体は、貴大に大いなるトラウマを植え付けた。
しかし、禍福はあざなえる縄のごとしという故事の通り、ユミエルの行動がショック療法となり、貴大は見事、記憶を取り戻すことができた。
○ヒロインズ
好機っ! ここぞとばかりに迫り来る最強女子軍団。
関係を持ってしまえば、さしもの貴大もゲームオーバーだった。
○ルートゥー
セロリが……! セロリがびょんびょんと……!
○ゴルディ
レモンは嫌いです。
さて、ここから第三部に突入するわけですが……。
明日からアルファポリスのファンタジー大賞が始まるので、ちょっとそちらに参加してみますね!
『今日もどこかの街角で』は、舞台設定が急過ぎるという指摘がありましたので、主人公の学生時代を描いた物語でエントリーしてみようと思います。
主人公最強(?)ものの、王道といえば王道の現代学園ファンタジー、どうぞお楽しみください。
もちろん、フリーライフの更新もしますので、どちらもチェックしてみてくださいm(_ _)m
ではでは(・ω・)ノシ