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4月8日:その手に掴みし光

 クレーンゲームやプリクラの通路を抜け、最新ゲームの入荷を告げるポスターの張られた扉を開けると、けたたましい雑多な電子音に迎えられる。

 鬱なまま帰りたくはなかったので、俺はゲーセンに気晴らしに寄ったのだ。

 流行の音ゲーや新作の格ゲーにはチョットした人だかりが出来ており、チラホラと見知った顔やウチの制服を着た連中も見える。

 ちなみに進学校の光坂はゲーセンの出入り禁止だ。

 まあ、そんな事をいちいち気にする奴は、ここには来てはいないだろうが。

 その人だかりを素通りして俺が向ったのは、大分昔に出た格ゲーの機体だった。

 コンシューマにも移植された定番の格闘ゲームだが、今時プレイする人間は少なく、一応二台が背中合わせになっていて対戦可能だが、滅多に埋まる事はなく、今も二台とも空いている状態だった。

 正直、俺はゲームは好きだが、アクション系はあまり巧くない。

 新作に興味が無くは無いが、あっさり負けて余計にへこみそうなので今日は止めておく。

 ここには気分転換に来たのだ。慣れたゲームでCPUを相手にスカッとしたい。

 奥の方の台に座り、コインを投入する。

 選ぶのは、最も使い慣れた、最も愛嬌と意外性を秘めたキャラだ。

 『ROUND1 FIGHT』

 まずは勘を取り戻すべく、技と動きを一つ一つ確かめながらプレイしていく。

 生来ブキッチョな俺は、いわゆるコマンド技の入力が苦手だ。

 出そうと思った技が出なかったり、何故かジャンプしたり。

 複雑な連続技なんて到底無理で、超基本的な三連コンボが精一杯だったりする。

 まあ、それでも、このレベルのCPUには負ける事はないが。

 派手なコンボが使えない分まとまったダメージが望めないだけで、きっちり隙をついてコツコツ当てていけばどうとでもなる物だ。

 まだ敵が弱い事もあり、2戦目3戦目と危なげなく勝ち進んでいく。

 すると、


 バンッ!!


 と台を機体を叩く音が店内に響いた。

 座ったままではここからじゃ見えないが、方向的におそらく新作の所だろう。 


 「何だよ今の!?ハメじゃねえかよ!!」


 続いて聞き覚えのあるやや甲高い男の声。

 こんな大人気無い事をするのはまさか・・・とは思ったが。

 ハアッ、とため息をついて、もしもの時にはプレイを諦める覚悟だけはしておく。

 

 「おい、やめとけよ・・・」

 「こんなインチキされて引き下がれるかよ! 

 あ〜あ、嫌だねぇ。たかがゲームで、こんな卑怯な手まで使って勝ちたいのかねぇ」

 

 案の定たかがゲームの事で難癖をつけ始めた。

 

 「あん?何か文句あんのか!?」

 「い、いえ、何でもありません・・・!」


 ・・・あっさり引き下がった!

 どうやら相手が予想以上に強面だった様だ。

 まあ、面倒な事にならずに済んだのならそれでいい。

 そう思いながらプレイに専念していたのだが、


 「ちぇっ、折角順番回ってきたのに、もう終わりかよ」

 「あっさり負けたからな」

 「しかも、卑怯な手使いやがって・・・、あれじゃあ超・ウルトラ・スーパー・グレート・ウルトラ・デリシャス・ワンダフル・テクニックを持つ僕でも、さすがに勝てなかったよ」

 「ウルトラ2回言ってるからな」

 あとデリシャスって・・・?

 「それだけ凄いって事だよ!」

 「ああ、スゲエやられっぷりだったな!パーフェクトで負けるとは、さすが春原だぜ!」

 「アンタ馬鹿にしてませんかねえ!?さっきは相手にハメられたんだよ!じゃなきゃ一発食らって空中に浮かされてから、死ぬまで落ちても来れないっておかしいだろ!?」

 ほう、新作には即死コンボがあるのか。

 「ああ。まるで未来のお前を見ている様で、笑えたな」

 「その可笑しいじゃねえよ!しかも未来の僕って何だよ!?」

 「いや、何となくお前も似たような目に遭う気がしただけだ」

 「不吉な予言すんのやめてくれますか?」

 

 などと先程のクレーマーとその連れとのアホな会話が、段々とこちらに近づいて来る。

 嫌な予感がした。

 別に嫌いな人達ではないが、空気を読んではくれないだろう。

 もうすぐボス戦なんだが・・・・・・。


 「フッ、いいぜ岡崎。なら僕の本当の実力ってやつを見せてやるよ!」

 「それ、さっきやってたのと違わないか?」

 「いいんだよ。こっちの方が慣れてるからねぇ」

 そして後もう少しで敵を倒せるというところで、画面に対戦者を告げる『NEW CHALLENGER』の文字が。

 やっぱり来たか・・・マジで勘弁してもらいたいのだが断る術は無い。

 しかも対戦者が迷う事無く選んだのは、隠しキャラのラスボスだった。

 「クックックッ、圧倒的な力の差ってやつを見せ付けてやるぜ!」

 うわっ・・・ホント大人気無いなこの人・・・。

 しみじみと嘆息している間に第一ラウンドが始まる。

 相手のキャラはラスボスだけあって性能が段違いだ。

 個々の技の隙がほとんど無く、威力も半端じゃない。

 特に厄介なのが画面の1/3に当たり判定が生じる対空技で、技の出も早く、技後の硬直も短い為ガードしても反撃は間に合わない。おまけに威力も高く、ガードの上から目に見えてHPを削られるという反則的な技だ。

 つまり、この技を連発するだけで、誰でも強くなった気になれるのだった!

 「オラオラオラオラオラ〜〜〜!!」

 「クッ!」

 ワンパターンだが苛烈な攻撃の前に、俺は防戦一方だった。

 飛び道具でも有ればこちらも遠目から牽制出来るのだが、生憎このキャラには無い。

 それならと、大小のジャンプや変則的な技で揺さぶりミスを誘うも、反射神経は悪くないのかコンスタントに落とされ、たまに成功しても単発の攻撃では逆転には至らない。

 「ムダムダムダムダムダ〜〜〜!!」

 結局、ジリ貧のまま削り殺される様な形で俺は1ラウンド目を落とした。

 「へっへっへっ、どうだ!僕の超・絶・スーパー・ウルトラ・ミラクル・フューチャリング・マックス・テクニックは!」

 フューチャリング?

 「お前それテクじゃなくて、明らかにキャラの性能がおかしいだろ?」

 「わかってないなあ岡崎、キャラ選びもテクの内ってね!」

 相方のツッコミにもまったく悪びれた様子も無く、むしろ得意気な相手の声。

 無性に悔しい。

 が、このままでは次も1ラウンド目の二の舞だろう。

 攻略法が無いわけではない。

 1、超必殺技を使用する為のゲージを一つ使い、ガードの硬直をキャンセルし攻撃する。

 2、相手が技を出す前に間合いを詰めコマンド投げをかける。

 3、相手の技をバックステップでギリギリかわし、空振した際の隙をつく。

 もっとも確実なのは1だが、それにはこちらから攻撃を当ててゲージをためる必要があり、チャンスは一度か二度だろう。

 2と3は両方出来て初めて効果がある戦法だ。

 つまり、2で相手にこちらの接近を警戒させ、焦って遠目から出した所を3で回避し、技が出ききったのを見計らって、すぐさま間合いをつめて技の後に出来る若干の硬直を攻撃する。また、3を警戒したら2で投げると言う訳だ。

 こう書くと一見簡単そうだが、言うは易く行うは難い。

 2は相手に先に技を出されてはガードするしかなく、またコマンド投げをミスればモロに攻撃を食らってしまう。普通の投げでは間合いが狭く威力も低い。

 3はバックステップ中は無敵と言うわけではないので、それこそ少しでも近すぎたり回避が遅ければやはり直撃を受けてしまうし、また回避出来たからと言って焦って間合いをつめようとすれば、残っていた敵の技のエフェクトに当たるという失態を演じる事となる。しかし遅ければ相手の次弾の餌食だろう。

 どちらも相当なリスクを負わねばならず、タイミングがシビアだ。

 しかしそこにしか活路は無い。

 諦めるか?

 たかがゲームだし。勝っても何かと面倒そうだ。ここは花を持たせてあげれば・・・。

 そんな大人な判断が首をもたげた時、ふと背の高い対戦者の連れの人と目があった。

 やはり今まで俺だとは気付いていなかったのだろう。

 アレ?と少し驚いた顔にペコリと頭を下げると、やれやれといった感じの首を竦めるジェスチャアーで応えてくれる。

 いつもながらアホな相方に呆れつつも、この状況を楽しんでいるのだろう。

 まったく、あの人もあの人で困った人である。

 ・・・やるか!

 面がわれた事で、俺の中のエンターティナーの血が騒いでしまった。

 このまま何もせず負けては、観客も面白くはあるまい。

 調子にのせると、ろくな事しない人だしな。相手の為にもなるまい。

 何より、やはりこの人に負けるのは癪だ。

 だが、俺にやれるだろうか?

 先程挙げたリスクに加え、俺にはコマンド技が苦手で連続技が使えないという欠点もある。

 投げ技をミスしやすく、攻撃力を補うために何度も回避して攻めねばなるまい。

 まさに超絶(略)テクをやってのける必要がある。

 ・・・アレをやるしかないか・・・!

 対戦で使った事は無いが、相手はワンパターンだし、周りに人もほとんど居ないからやれるはずだ。

 俺はすでに2ラウンド目が始まっているにもかかわらず、右手をボタンから離し、それをしばし見つめてから瞳を閉じる。



 黙想・・・・・・・


 やる事はただ一つ、相手が技を出そうとする“機”を読むこと。


 早ければ避け、遅ければ投げる。

 

 ただそれだけを、俺はやり抜く。


 想い描くのは、あの日の“闇”


 全ての色は消え失せ、全ての音も無くした。

 

 何も無い、俺しかいない“世界”


 しかしその中に、微かに灯る淡い光の玉が産まれた


 俺はそれに右手を伸ばし


 この手に掴む


 “光”が溢れ、“世界”に満ちてゆく・・・・・・


 

 「あれぇ?ひょっとして、僕があんまり強いから諦めちゃったかな?」

 目を開けると、何発かもらったのだろう、体力バーが半分近くまで減らされていた。

 まあ、覚悟の上だ。問題は無い。

 「もう少しくらい抵抗してくれないと、つまんないんだよねぇ」

 ではリクエストにお応えして!

 まず手始めに、俺は調子にのって近づいてきた所を、すかさずコマンド投げで投げる。

 「あっ・・・!?まあ、マグレマグレ」

 残念ながらマグレではないんですよ。

 懲りずに不用意に近づいてくる所を続けざまに2度3度と投げてみせる。

 うん、いい調子だ。コマンド投げもミスってない。

 「クソッ!!何だよそれ!?卑怯だぞ!!」

 え〜!?

 「いや、お前が言うなよ」

 「なら、これなら!」

 くるか!

 ようやく投げられる事を警戒して、遠目から技を出してきた。

 そしてそれを見越してバックステップでかわし、絶妙なタイミングでステップインして3連コンボを叩き込む。

 「ええっ!?」

 「おおっ!」

 観客からも感嘆の声がもれた。喜んでくれてるようだ。

 「ちくしょう!このっ!このっ!」

 相手はますます躍起になって攻めてくるが、こちらの思う壺である。

 機体越しで姿こそ見えないが、聞こえてくる声やガチャガチャという音で、やろうとしている事は手に取るようにわかる。

 何度目かのコンボを叩き込んだ所で、二本目はこちらが取った。

 「あっ・・・・・・!!」

 「超絶テク、完全に見切られたな・・・」

 「・・・クックックッ、面白い!僕を本気にさせたな!超・絶・グレート・スーパー・ウルトラ・ミラクル・ファイティング・フェンシング・アイシング・アイドリング・ダンシング・ボンバヘッ!!を見せてやるぜ!!」

 「もはやテクですらねえのかよ!」

 「うるせえな!じゃあ、ボンバヘッ!!テクでいいよ!」

 「どうでもいいが、もう始まってるからな」

 「えっ!?しまったぁっ!!」

 山ほどあるツッコミ所に耐えつつ、3ラウンド開始と同時にコンボを決める。

 相手の動きが読みやすいとはいえ、薄氷を踏み続ける事に変わりは無いのだ。

 余裕なんて有る筈がない。それにだ、

 「卑怯なマネばかりしやがって・・・!だがこれなら、どうだ!!」

 「!!」

 やはり危惧していた事が起きた。

 今まで万能対空技しか使ってこなかった相手が、他の技を使ってきたのだ。

 ガード不能な突進投げや中段と下段の二択技等、ボスの技はどれも高性能で使い易い。

 そしてそれらに無敵の対空技を絡めた時、ボスは真の強さを発揮するのである。

 その筈なのだが・・・。

 「あれ・・・?こ、このっ!」

 「さっきのワンパターンの方が強いんじゃないか?」

 「気が散るから少し黙っててくれませんかね!」

 他の技をまったく使いこなせていなかった!

 如何に高性能と言えど、単発で使ってもあまり意味がない。

 どうやら対空技に頼りきっていた為に、他の技の使い方や連続技を知らないようだ。

 しかも、相方に八つ当たりする程テンパッてきている。

 詰んだな・・・。

 そのちぐはぐな攻撃を、しっかり守ってきっちり反撃しながら、俺はその時を待った。

 「ちくしょう!これでどうだ!!」

 追い詰められた相手が最後に頼ったのは、やはり使い慣れた対空技だった。

 しかしそれを待っていたのは、むしろ俺の方だ!

 「何ぃ!?」

 「うおっ!!」

 同時に驚愕の声が上がる。

 ここまで温存していたガードキャンセルを使い、同時に超必殺技の突進系乱舞を繰り出したのだ。

 そして画面はスロウモーションとなり、ボスキャラはゆっくりと地に倒れた。

 「う・・・・・・」

 「お前スゲエな。あんだけ強えキャラ使っても負けてるよ」

 「・・・納得いかねえ・・・」

 ガタリと席を立つ音がした。

 ああ、やっぱり来ちゃうのか・・・。

 「オイッ、テメエ!随分と卑怯なマネ・・・って、げっ!!川上!?」

 「どうも」

 ウチの制服を着た小柄で金髪の男が威勢よく現れたが、相手が俺だと気付いて青くなる。

 彼は『春原 陽平』一応ウチの3年で一応先輩だ。

 まあ、何と言うか・・・とにかくヤンチャな人である。

 「よう、番長」

 「どうも。番長はやめて下さいよ」

 その春原先輩の後ろから続いて現れたのは、先程の背の高い連れの人『岡崎 朋也』

 やはり3年の先輩で、何かと暴走しがちな春原先輩のツッコミ担当だが、止めてはくれない素敵な人だ。

 ちなみに先輩の呼んだ“番長”とは、不本意ながら俺の事だったりする。

 今時、それも“不良”と認知されている人間が3名しか居ない学校で番長って?と思うが、周りが勝手に言い出したのだから仕方あるまい。

 そして何気に今、進学校光坂が誇る?不良生徒が全てこのゲーセンに集っていた。

 まあ、何度も言うが3人だけなのだが・・・。

 「フッ・・・やだねえ、たかがゲームでインチキなんて」

 「お前はたかがゲームに負けたからって、因縁つけてるけどな」

 「大方、パソコン部の奴らにでも頼んで、何か細工したんだろ」

 「そんな事出来たらパソコン部凄過ぎな」

 「アンタどっちの味方すかねえ?」

 「少なくともお前の味方じゃねえな」

 「友達甲斐無いっすねえ」

 「悪い。友達だと思ってねえや」

 「思えよ!て、お前も黙々とゲームやってんなよ」

 「すんません。次ボスなんで・・・」

 いつもの様に春原先輩の因縁に岡崎先輩がオートで返答してくれていたので、俺はその隙にラスボスまできていた。

 汗ばんだ手をズボンで拭ってレバーを握り直すと、派手な演出とともにラスボスが現れ、最終決戦が始まる。

 CPUが操るボスキャラは、半端じゃなく強かった。

 間断無く放たれる飛び道具、迂闊に飛び込めば対空技落とされ、接近戦になれば必殺技のラッシュが来る。

 それでも少ない隙を突いてチョコチョコ攻撃を当てていく物の、元々の攻撃力不足に加えてCPUのラスボスは耐久力が1,5倍ぐらい高く、なかなか敵のバーが減っていかない。

 結局、善戦こそした物の、倒しきれずゲームオーバー。

 「惜しかったねえ。あ〜あ、僕なら倒せたのに」

 それまで大人しく固唾を呑んで観ていてくれた春原先輩が、嫌味ったらしく呟く。

 まあでも、こういう時に邪魔しないでいてくれるあたり、そこまで悪い人じゃない・・・と思いたい。

 「またお前、夢の中の話すんなよ」

 「夢の話じゃねえよ!てか、夢の中でまでゲームやってる僕って何なんすかねえ?」

 「すっげえ可哀想」

 「だから見てねえよ!」

 「ああ、あの技連発してると、どういう訳かクリアできちゃうんですよ」

 「はあ?マジかよ?」

 「ホラな。今日はたまたま調子が悪かっただけで、それが僕の本当の実力なんだよ」

 「いや、俺もそのキャラ使えば出来ますけど」

 「うっ・・・ま、まあ、お前はマグレとは言え、この僕に勝った男だからね」

 「俺でもやれるな・・・てか、余程下手じゃなきゃ出来るんじゃねえか?」

 「出来ますね・・・」

 「な、何だよその目は・・・?二人して憐れんだ目で人を見るんじゃねえ!」

 こうして俺は、アホだが気のいい先輩達と親交を深めた。

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