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くま クマ 熊 ベアー 作者:くまなの

クマさん、王都に行く

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72 クマさん、パン職人ゲットする その1

 翌日、卵を手に入れると王都に戻ってきた。
 これでしばらくは安心だ。
 クマハウスでのんびりしていると外から呼ぶ声が聴こえる。
 外に出るとノアが頬を膨らませながら仁王立ちしている。

「ユナさん、昨日はわたしをおいてどこに行っていたんですか」
「わたしからも聞いていい?」
「なんですか」
「よくわからないけど、ノアって暇なの? 貴族の挨拶回りとか、誕生祭の準備とか無いの?」
「無いですよ。基本、お母様がここに住んでいますから。改めての挨拶は必要ありません。あるとしたら誕生祭のパーティー会場で挨拶をするぐらいです。それも、お父様とお母様の付き添いです。それに主役はお姉様の方ですから。わたしはおまけです。それよりも昨日のことです。ミサと一緒に来たんですよ。クマさんに会いたいと言っていたので」
「ごめんね。ちょっと王都の外に用事があったのよ」

 転移門で街に戻ったことは言えないのでそう答える。 
 今日は昨日のお詫びのためノアとミサの相手をして過ごした。
 もっとも、遊び相手になったはのはクマたちだけど。

 王都に来て日が段々と過ぎていき、誕生祭の日は近づいてくる。
 さすがに誕生祭が近づくとクリフたち貴族は忙しく動き回っている。
 暇だったノアも外出が出来なくなり、最近はフィナと二人で出かけることが多くなっている。

「王都に来たときも人が多いと思ったけど。今日はさらに多いね」
「こんなに人がいるのを見たのは初めてです」
「その分、視線も多く浴びるけどね」
「ユナお姉ちゃんの格好はどこに行っても目立ちますから」

 すれ違う人の視線は必ずわたしの方を向いている。
 この世界に来て数ヶ月、スルー技術も身に付いてきた。
 気にならないと言えば嘘になるが、人は慣れる生き物だ。

「気にしても仕方ないわ。あと数日の誕生祭を楽しみましょう」
「はい」

 買い食い、露店を冷やかし、王都を見回る。
 王都をゆっくり全部を見回るには時間は足りないほど広い。
 十分に誕生祭を楽しんでいる。
 収穫もいろいろあり、珍しいものを色々ゲットしている。

「あ、いい匂いね」

 どこからか、焼きたてのパンの匂いが漂ってくる。

「はい、美味しそうな匂いがします」
「どうやら、あそこのパンみたいね。ちょうどいいから食べて行きましょう」

 視線の先にはパン屋さんの看板が見える。
 少し小さめのお店だが良い匂いをさせている。
 店の中は人だかりが出来ている。
 みんな、わたし同様この匂いに釣られて来たみたいだ。
 わたしとフィナはパンを買うために列に並ぶ。
 そして、待つこと十分ほどでわたしたちの番になる。

「美味しそうなパンね」

 わたしと同じぐらい年の女の子が接客をしている。
 わたしの格好を見て驚くが、すぐに笑顔で対応してくれる。

「ありがとうございます」
「それじゃ、パンを二つちょうだい」
「はい」

 女の子は焼きたてのパンを二つ渡してくれる。
 いい匂いだ。

「美味しかったらまた来るね」
「はい、お待ちしています」

 パンを購入して人通りが離れて、パンを食べることにする。

「今まで食べたパンの中で一番美味しいかも」
「はい。美味しいです」

 ふかふかのパン。
 日本で食べたパンを思い出す。
 このパンでサンドイッチや、チーズもあるからピザトースト。
 いろんなパンを作ったら美味しいだろうな。
 クリモニアの街に帰るまえに忘れずに買おう。
 でも、あのお客の数。流石に買占めは出来ないだろうけど。
 朝一なら平気かな。

 そう思い、翌日店が開く時間に合わせてパン屋さんに向かう。
 お米がない今、食生活はパンは中心となる。
 なら、美味しいパンを食べたい。
 と思いやってきたパン屋さん。

 あれ、パン屋の前に人だかりが出来ている。
 遅かった?

「やめてください!」

 開かれたドアから見ると30代過ぎの女性が叫んでいる。
 その近くには昨日接客をしてくれた女の子がいる。
 たぶん親子なんだろう。
 母親は娘を後ろにかばい、一生懸命に抵抗している。
 まわりで見ている見物人は誰も助けようとはしない。

「早く、出て行けよ。この店はおまえたちの物じゃないんだ」

 3人ほどの男が店の中で暴れている。
 男が店内で暴れるたびにパンが空中を舞う。
 ぷち。

「でも、約束では誕生祭が終わるまで」
「この場所で商売したい人がいるんだよ」

 さらにパンが舞い床に落ち男はパンを踏みつける。
 ぷち。

「でも、約束では」
「約束、約束、うるせぇよ 。この場所で働きたかったら、夫の残した借金を返せよ。なんなら、娘の体で払うか」

 男が昨日接客をしてくれた女の子の腕を掴む。
 ぷち。

「娘を離してください!」

 母親が娘を助けるために男に掴みにかかる。
 だが、男は母親を殴りつける。
 ぷちーん。
 切れました。
 店に乱入しました。

「なんだ貴様!」

 殴りました。

「何しやがる!」

 蹴りました。

「貴様、俺達が・・」

 投げ飛ばしました。

「誰から死にたい・・・」

 床に倒れている男たちに尋ねる。

「こんなことをしてただと済むと思っているのか」

 男が腰にある剣を抜く。

「抜いたってことは死んでも文句がないよね」
「ふざけるな!」

 鳩尾みぞおちにクマパンチを入れる。
 男はお腹を押さえて倒れる。

「次は」

 残りの二人をみる。

「貴様、その格好を覚えたからな。この王都から無事に出られると思うなよ」

 倒れている男を引きずりながら、男たちは捨て台詞を吐いていく。
 その瞬間、見物客から喝采がでる。

「大丈夫」

 親子に近寄り話しかける。

「はい、ありがとうございます」
「それにしてもこれは酷いわね」

 焼きたてのパンが全て床に落ちている。
 それが良い匂いさせているから余計に酷く感じる。
 やばい、落ちているパンを見るだけで怒りが湧いてくる。
 もっと殴っておけばよかった。

「さっき、借金とか言っていたけど」
「はい、この店を購入するときにした借金があるんです。ですが、先日夫が亡くなったと思ったら、借金を返せと言い出しまして」
「でも、こんなに美味しいパンを作れるなら借金も返せるんじゃない?」
「はい、時間をかければ可能です。でも、この土地、この場所を欲しがっている人がいるらしくて」

 それで嫌がらせを受けて追い出されようとしているわけか。
 うーん、どうしたものか。
 パンが欲しいからパン屋は続けて欲しい。
 わたしが借金を返せば済む問題かな。

「でも、ここを出て行く前に少しでもお金を稼いで、次のパン屋を作るための資金にしたいのです」
「他の場所でパン屋続けるの」
「はい、夫がわたしに託してくれたパンですから。死ぬまでパン屋を続けるつもりです」

 素晴らしい夫婦愛だ。
 こんな話を聞いて黙っていられない。

「うん、わかった。それじゃわたしの店で働かない?」
「あなたのお店?」
「ええ、ちょっと店を出す予定なんだけど、人がいなくて困っているのよ」

 クリモニアの街に作る新しい店。
 孤児院の子供たちにやらせるつもりだけど、やっぱり、店を任せられる大人の人が必要だ。
 さらに美味しいパンが作れるとかわたしの店に必要な人材だ。

「それはパン屋ですか。わたしはパンしか作れませんけど」
「もちろん、パンを作ってもらうけど、他の物も作ってもらうよ。ちなみに作ってもらうのはこれ」

 プリンを二つ出し二人に渡す。

「これはなんですか?」
「プリンっていう食べ物」

 2人はプリンを食べる。

「おいしい」
「それをパンと一緒に販売しようと思うけどどうかな」

 あとピザも販売する予定だ。
 パン生地があればピザも作れる。
 一石二鳥。

「あなたはいったい?」
「わたしはクリモニアの街の冒険者ユナよ。ちょっと訳ありで店を出すことになってね」
「あのう、娘もよろしいですか」
「もちろん、いいわよ」
「ありがとうございます。わたしはモリン、娘のカリンです」
「それじゃ、さっきの男たちが戻ってくる前に出てきましょうか」
「ですが、荷物が」

 わたしは盗賊から手に入れたアイテム袋を10個ほど渡す。
 使ったことが無いのでどのくらい入るかわからないので多めに渡しておく。

「これは?」
「アイテム袋。細かいものはそれに入れて、大きいものはわたしが持っているアイテム袋に入れるから」

 男たちがいつ戻ってくるか分からないのでさっさと行動に移す。
 パンに必要な調理道具はモリンさんに頼み。
 わたしとフィナは娘のカリンさんと一緒に家財道具を仕舞っていく。
 洋服はタンスごと。本は本棚ごと。まとめて持っていける物はまとめて仕舞う。
 細かい物はカリンさんがアイテム袋に仕舞っていく。

「あのう、ユナさん」

 カリンさんが片付けながら小さな声で名前を呼ぶ。

「なに?」
「本当にクリモニアの街でお店を出すことが出来るのですか?」
「パンだけじゃないけどね」
「どうして、そこまでしてくれるのですか」
「美味しいパンが食べたい」
「えーと?」
「美味しいパンが食べたい。それだけで十分でしょう。おしゃべりは後にして、早く片付けちゃいましょう。いつ、男たちが戻ってくるか分からないからね」

 夜逃げをするかのように、店兼自宅の荷物を全てクマボックスとアイテム袋の中に入れていき、店を後にする。

「あのう、それで、わたしたちはどこに行くのでしょうか」
「しばらくは、わたしの家にいればいいよ。様子をみてクリモニアの街に行くから」

 男たちに会うことも無くクマハウスに到着する。

「クマ?」

 二人はクマハウスを見て首を傾げる。

「そのリアクションはいいから、中に入りましょう」

 二人を連れて中に入る。

「部屋は後で案内するけど、二階を使ってね」
「あのう、あらためて、ありがとうございます」
「気にしないでいいよ」
「でも、あのままだったら、カリンがどうなっていたか分かりません」
「それで、あいつらはなんなの?」
「はい、商人ジョルズの部下になります。夫があの店舗を購入したときに格安で譲ってくれた商人でした。でも、それは騙され、格安では無く、契約書には莫大な金額が書かれていました。夫は訴えましたが契約書がある限り駄目でした。それで夫は寝るのも惜しんで美味しいパン作りをしました。そして、やっと美味しいパンが完成したところで亡くなってしまいました。それと、同時にジョルズがお金を払えと言い出して、嫌がらせをするようになりました」
「よく、分からないけど、今まで払ったお金ってどうなるの。一応購入したんだから、あなたたちのものじゃないの」
「それが、夫が死んだ場合、あの店はジョルズに返還するようになっていたんです。それが格安の条件だったらしく」
「つまり、格安で購入したつもりが高額で、しかも死んだら商人のジョルズの物になるって、旦那さん騙されすぎじゃない?」
「はい、夫は他人を疑うことを知りませんでしたから」
「とんでもない商人ね」

 流石に馬鹿な旦那さんだね、とは言えなかった。

 二人には部屋の案内をして休むように言う。
 それから昼食を食べ、食後の休憩をしていると外が騒がしくなる。

「出てきやがれ!」
「ドアぶっこわすぞ!」
「クマ!出て来い!」

 外がうるさい。
 防音工事しないと駄目かな。

「ユナお姉ちゃん」
「大丈夫よ。誰も入れないから」
「でも」
「みんなはここで待っていて」

 わたしが外に出ると二十人ほどの男たちがいる。

「出てきたな。クマのお嬢ちゃん」

 お腹周りに脂肪を付けている男がにやけ顔で話しかけてくる。
 キモチ悪い顔だ。
 ガマガエルの親戚と言われても信じられる顔をしている。

「誰よ。あんた」
「商人のジョルズ様だよ」
「それじゃ、ガマガエルのジョルズって名前を変更することをオススメするわ」
「貴様!」
「よせ、それよりも、わしの部下に酷いことをしたらしいな」
「剣で斬りかかったのはそっちが先よ。それとも、こっちも剣で斬ればよかった?」
「この王都でこのジョルズ様に楯突いてただで済むと思っているのか。あのパン屋の娘同様売ってやろうか」

 にやけた顔で言う。
 ああ、あの顔殴りたい。
 苦痛に歪む顔が見たい。
 苦しむ顔が見たい。

「だが、あのパン屋の親子を渡せば、今回のことは許してやってもいいぞ」
「あのね。何でも自分の言うとおりになると思っているなら勘違いしない方がいいよ」
「お嬢ちゃんが冒険者なのは調べてある。女でその年でDランクは凄い。でもな、ここにいる者たちは元冒険者ランクD,Cなんだぞ。貴様ごときが勝てる相手じゃない。それにこの人数だ」
「もういい。臭いから口を開かないで」
「貴様!」

 土魔法を発動させる。
 男たちの足元が一瞬で無くなる。
 商人のジョルズを残して全員落とし穴に落ちる。
 穴の深さは五mほど、間違いなく骨折はしているだろう。運が悪ければ死んでいる可能性もある。

「貴様・・・魔法使いなのか?」
「わたしのことを調べたんじゃなかったの?」
「冒険者ギルドで調べさせたら、職業クマって書いてあったぞ」

 なんとも懐かしい職業クマ設定。
 でも、間違ってはいない。

「そんな職業あるわけないでしょう。それで、どうする。自分で穴にダイブ? わたしに落とされる? どっちがいい?」
「わしにそんなことしていいのか。わしは冒険者ギルドのギルドマスターに顔が利くんだぞ!貴様みたいな冒険者なんぞ捻り潰せるぞ!」
「あら、わたしあなたとそんなに親しかったっけ」

 サーニャさんは先ほどからジョルズの後ろで話を聞いていた。

「サーニャさん。どうしてここに」
「ギルドであなたのことを調べている職員がいたのよ。それで吐かせたら、悪名高い商人のジョルズに命令されたと言ってね。それで駆けつけてきたのよ」
「それで、ギルドマスターのサーニャさんに顔が利くらしいけど、どうするの」
「ふざけるな。ギルドマスターがなんだ。わしは国王と親しいんだぞ。国王に言えば貴様たちなんぞ」

 一度あることは二度ある。
 そんな言葉は無いか。

「貴様誰だ。俺は貴様なんぞ知らないぞ」
「って何で国王がここにいるんですか!」
「ああ、散歩だ。あと親友である冒険者ユナに頼みごとがあってな。城を抜け出してきた」

 それでいいのか国王!
 それに親友とか、いつなった!

「国王だと。そんな嘘が」
「嘘と思うのは勝手だが、国王の名を使って犯罪行為を行ったんだ。ただで済むと思うなよ。サーニャ、悪いがそいつを捕まえてくれ、あと城に連絡を頼む」
「仕方ないわね。この中じゃ、わたしがやるしかないか」 

 サーニャさんはジョルズを捕まえて縛りあげる。

「離せ、わしを誰と思っておる」
「うるさいわね」

 サーニャさんは殴り飛ばす。

「それで、国王様はなんの用なんですか?」
「なんだ。中には入れてくれないのか」
「入るの?」
「こんな家を見たら入りたくなるだろう」

 目の前にあるのはクマハウス。

「どうして、家の場所を知っているの?」
「エレローラに聞いたからに決まっているだろう」
「はぁ、わかりました。中で話を聞きます」

 どうして、国王を我が家に案内しないといけないんだ。

「ユナお姉ちゃん。そのおじさん誰?」

 フィナが知らないおじさんが、家に入ってきたので尋ねる。

「国王様よ。わたしに用みたいだから気にしないでいいわよ」
「えーと。国王様?」

 かわいく首を傾げる。

「そう、国王様」
「この国で一番偉い人?」
「そう」
「ど、どうして、そんな人がここにいるんですか!」
「さあ、本人に聞いてみたら?」

 フィナは首をおもいっきり横に振る。
 国王様の顔を知っているのか、モリンさんとカリンさんの二人は真っ青な顔をしている。

「それで頼みたい事ってなに?」

 部屋を眺めている国王に尋ねる。

「ああ、そうだったな。おまえさんに例のプリンを誕生祭のときに作って欲しいんだよ。晩餐会に出せばきっと皆驚くぞ」

 なんてことを考える国王だ。
 これは断れるのか?

「ちなみに断ることは・・・・・・・」
「なんだ、国王の俺の頼みを断るのか」

 やっぱり、国王は俺様主義なのか。

「そうではなく、プリンを作るには費用が」
「金なら出す」
「コケッコウの卵が必要で」
「エレローラがおまえのアイテム袋なら沢山入っているとも言っていたぞ」

 あの人は・・・・・・

「ちなみにいくつ作ればいいのですか。沢山は無理ですよ」
「出来れば三百」
「無理です。お帰りはあちらです」

 玄関を指す。

「なら、いくつなら可能なんだ」
「頑張っても二百が限界。そっちが卵を用意してくれるなら増やせるけど」
「無理だな。分かった。なら二百で頼む」
「えーと、誕生祭っていつだっけ」
「おい!」

 国王様が突っ込みを入れる。
 だって興味が無かったから仕方ない。

「ユナお姉ちゃん、五日後ですよ」
「それじゃ、その日の朝に持って行くことでいい?」
「ああ、それでいい」
「あと、わたしが作ったことは、知られたくないんだけど」
「そうだな。こっそり城に入ってもらって、何処かの空き部屋に置いてもらうか」
「冷えていないと、美味しさが半減するけど」
「なら、部屋に冷蔵庫でも用意させる」

 そこまでされたら断れる理由はない。
 国王の誕生祭の晩餐会の料理に一品、プリンが加わることになった。

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