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くま クマ 熊 ベアー 作者:くまなの

クマさん、異世界に来る

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22 (フィナ視点 その2)

ブックマークありがとうございます。100件超えました。
そして、すみません。短いです。
 さて、今日も目覚めるとお母さんと妹の朝食を作ります。
 今日のお母さんの体調はよさそうです。
 妹は眠い目をさすって起きてきます。
 二人が食事を終えるの待ってからギルドに向かいます。

 嬉しいことにギルドに着くと、未解体のウルフの持込が大量にあったそうです。
 本日は仕事が貰えるそうです。
 ギルドの奥にある冷蔵倉庫に向かいます。
 冷蔵倉庫は寒いです。
 肉が痛まないようにするための処理なので仕方ありません。
 でも、倉庫に備え付けのウルフの服がありますので借ります。
 職員用なので少し大きいですが仕方ありません。
 でも、暖かいです。

 冷蔵倉庫の奥に行くとウルフが山積みになっています。
 そのうちの1匹をテーブルの上に乗せます。
 少しテーブルが高いのでわたし専用の台を足場にします。
 これでウルフの解体がしやすくなります。
 ナイフでウルフのお腹を切り裂いて、綺麗に剥ぎ取っていきます。
 これは綺麗なウルフですね。
 剣とかで何度も攻撃して倒したウルフと、一撃で倒したウルフでは毛皮の価値が変わってきます。 このウルフは一撃で倒されていますね。
 優秀な冒険者が倒したみたいです。 
 それなら剥ぎ取りもせずに持ってくるのもわかります。
 下位冒険者は解体の手数料を取られるなら自分たちでします。
 上位冒険者ならウルフをわざわざ解体までしてお金を稼ぐまねをあまりしません。
 わたしにはとってはありがたいことです。
 毛皮を剥ぎ取ったら、肉を部位ごとに分けていきます。
 この肉は宿屋、食べ物屋、一般家庭に売られます。
 余った端切れは売り物にならないので貰えます。
 今日の夕食はお肉が食べられます。
 ギルドに感謝です。



 最近、ギルドに行くと毎回、解体の仕事があります。
 嬉しいことです。
 先日はゴブリンキングがありました。
 流石にゴブリンキングは解体をしたことはありません。
 勉強のためギルドの先輩たちの仕事を見させてもらいます。
 ゴブリンキングは硬いそうです。
 ナイフが体になかなか刺さりませんでした。
 ゴブリンキングの体は無数に刻まれた跡がありました。
 倒した人はどうやって攻撃をしたのでしょうか。
 正面の体は傷が酷かったけど背中は綺麗でした。
 正面から戦ったのでしょうか。
 凄い冒険者もいたものです。



 今日もウルフの解体がありました。
 どうやら、持ってきているのは同じ冒険者らしいです。
 その人はクマの格好をした女の子だそうです。
 ユナお姉ちゃんでした。
 ユナお姉ちゃんは間接的にわたしを助けてくれたみたいです。



 今日も行くと一角うさぎがあるそうです。
 毛皮がふかふかして気持ちいいですよね。
 角も何かの薬になると聞きました。
 でも専門外なので詳しくはわかりません。
 わたしの仕事は解体です。
 毛皮、角、肉と分けていきます。
 妹にこの毛皮で服を作ってあげたいです。
 欲しいけど決して盗むことはしません。
 仕事をくれてるゲンツおじさんの信頼を裏切ることになります。



 今日も仕事があります。
 嬉しい限りです。
 ウルフを解体していると、数人のギルドの職員が呼ばれて倉庫から出て行きます。
 話を聞いていると解体をしていない魔物の素材が大量に運ばれてきたそうです。
 もしかして、ユナお姉ちゃんかもしれません。
 確認に行きたいですけど、仕事場を離れるわけにはいきません。
 目の前のウルフの解体をしているとゲンツおじさんがやってきました。
 なんでも、ユナお姉ちゃんが解体の仕事を専属で雇ってくるそうです。
 解体も途中にユナお姉ちゃんのところに連れて行かれます。
 ユナお姉ちゃんがこの街にいる限り仕事を回してくることになりました。
 安定して仕事が貰えるのは嬉しいです。
 まだ、今日は仕事があるので明日の約束をして別れます。


 翌日、朝早く起きて約束の時間にユナお姉ちゃんが泊まっている宿に行きます。
 仕事が貰えることに感謝です。
 宿に着くとユナお姉ちゃんは朝食を食べていました。
 早く着きすぎたのでしょうか。
 ユナお姉ちゃんに呼ばれて果汁をもらいました。
 とても美味しかったです。
 そして、今日の予定のことを話しました。
 付いてくるのか、残るのか聞かれました。
 もし、森に行くのでしたら付いて行きたいです。
 お母さんの薬草が見つけられるかもしれません。
 でも、迷惑なら残ります。
 そしたら、ユナお姉ちゃんはわたしぐらい守れるわって言ってくれました。
 一緒に付いて行くことになりました。
 本当に良いのでしょうか。



 ギルドに着くと依頼のボードの所に向かいます。
 わたしは邪魔にならないように少し離れた位置からユナお姉ちゃんを待ちます。
 すると、ユナお姉ちゃんがまた冒険者に絡まれます。
 やっぱり、あのクマの格好が目立つせいでしょうか。
 でも、今回は何事もなく、冒険者とは離れます。
 良かったです。
 ユナお姉ちゃんは依頼を決めたようで受付に向かいます。
 わたしは尋ねました。どんな依頼をするのかと、するとユナお姉ちゃんは言いました。

「タイガーウルフの討伐」

 一瞬、言葉が出ませんでした。
 驚きました。
 わたしはよく分かりませんけど、Dランクの仕事は一人でやるものなのでしょうか。
 皆さんはパーティを組んで戦っているようですが。
 よくわかりません。
 そんな依頼にわたしが本当に付いて行っていいのでしょうか。
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