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いつか見た虹の向こう側  作者: 宙埜ハルカ
第一章:再会編
37/100

#37:一瞬の風

お待たせしました。

また、長いです。

どうぞよろしくお願いします。



 この滝は、森林公園の奥にある滝だ。

 彼からの写メールを見つめながら、私は遠い記憶を思い返していた。

 初めて彼と行ったハイキング……今思えば初デートだったけれど、私は戦いだと思いこんで、彼に気を許さないよう気を張っていたっけ……。

 懐かしさに頬が緩む。そして、彼からのメッセージをもう一度読んだ。


 『美緒からもらった森林公園の写メールを見て懐かしくなったので、今日行ってきました。滝のマイナスイオンに癒されてきました』

 

 今日、森林公園へ行ったんだ。

 また、展望台まで登ったのだろうか?

 やっぱり、愛先生と一緒に行ったのかな?

 ああ、もう又こんな事ばかり考えてしまう!

 私は首を横に振って、携帯を閉じた。

 もう、返事をするのは止めよう。私が送らなければ、彼からも送って来ないだろうから……。


 由香里さんはあんな風に言ってくれたけれど、やっぱり愛先生にしたら元カノとメールのやり取りしてるのって、嫌だろうから……いつまでも彼の優しさに甘えていてはいけない。

 自分が勝手に勘違いして、自分の想いを少しでも満たしたくて、メールしてしまったけれど、保護者である事をもう一度肝に命じなくては。


 私は自分自身にそう決意をさせたけれど、彼からの写メールを消す事も、あの日消しそびれた虹の写真の待ち受けを変えてしまう事も出来なかった。


   *****


 文化祭が終わった翌週の金曜日、お昼の休憩が終わり午後の業務が始まって少しした頃、その連絡は入った。

 子供がいるといつ学校から連絡が入るか分からないので、携帯電話は常に上着のポケットに入れている。もちろん、マナーモードにしているけれど……。

 その時、上着のポケットが震えだした。それはメールではなく、電話だと確信すると、静かに席を立って廊下へ出た。携帯を取り出して確認すると、見覚えのある11桁の数字。

 ―――彼だ。


 この時間だと拓都に何かあったのだろうかと、不安が頭を過る。急いで電話を繋げると、彼の第一声に胸が震えた。


「篠崎さん、拓都君がお昼休みにジャングルジムから落ちまして、先程救急車で市民病院へ運ばれました」

 ……えっ?

 拓都が落ちた?

 救急車で市民病院?

 私にとって呪わしい救急車とか市民病院と言うキーワードに頭は真っ白になって行く。

 

「篠崎さん、聞こえてますか? 養護の青木先生に一緒に行ってもらっています。私も帰りの会が終わりましたら、病院へ行きますので……」

 絶句したまま言葉を発しない私を不審に思ったのか、担任モードの彼はもう一度私に呼び掛けて話を続けた。


「それで、拓都は大丈夫なんですか?」

 私は我に返ると、担任の言葉など気にせずに、問いかけた。


「落ちてすぐは気を失っていたんですが、すぐに気がついて大泣きしました。でも、頭を打ったようですので、救急車を呼びました。私も校庭にいたんですが……」

 頭を打った……その言葉は、私は背筋を冷たくした。

 思い出すまいとしても、過去の記憶の扉が開きそうになる。


「わかりました、ありがとうございます。すぐに行きます」

 私は担任の話の途中で言葉をさえぎると電話を切って、上司の元へ急いだ。

 

 それからどうしたのか記憶は曖昧だ。気付くと市民病院へ向けて車を走らせていた。信号で止まる度にイライラし、デジャブの様に蘇る記憶と戦いながら、真っ直ぐに前を見据えて運転をする。

 それでもやはり願わずにいられない。

 ……お姉ちゃん、拓都を連れていかないで……私から拓都を取り上げないで……。


 市民病院に着いて総合受付で尋ねると、救急の受付の方で聞いて下さいと言われ、そちらへ向かうと、廊下に置いてある長椅子に見覚えのある人が座っていた。

 あっ、養護の青木先生じゃないだろうか。

 

「青木先生ですか?」

 私が近づいて声をかけると、その女性は「はい、篠崎さんですか?」と立ち上がりながら、聞き返された。


「はい。今日は拓都がお世話になりました」

 

「いえ、こちらこそ、目が行き届きませんで……」


「それで、拓都は大丈夫なんでしょうか? いまどちらに?」


「大丈夫ですよ。頭も体も骨の方は異常なかったようで、擦り傷なんかの怪我の処置は終わっています。頭を打ったので今、頭部CTを撮りに行っています。実は、ジャングルジムから落ちてすぐは意識が無かったんですよ。でもすぐに気がついて、痛みで泣いて少し興奮していたようなんですが、その後ちょっとぐったりとしてきて心配していたら、病院へ来てから少し吐きまして……お母さんがいないので、心細そうでしたけど、怪我の処置をしている間は、泣かずに頑張っていましたよ」

 青木先生は私を安心させようと思ったのか、最後に拓都を褒めて笑顔を見せた。でも、頭を打って吐くのは良くないんじゃないだろうか……?

 私がなおも心配そうな顔をしていたからか「お母さん、拓都君はよく頑張ったので、褒めてあげて下さいね」と青木先生は私を安心させる笑顔で言った。

 私はいったん不安な気持ちを心の奥に押し込めて、「はい、ありがとうございます」と頭を下げた。


 その後、青木先生と一緒に座って待っていると、すぐにストレッチャーに乗せられた拓都が戻って来た。私が「拓都」と呼びかけると、拓都も「ママ」と安堵した表情をし、恥ずかしそうな笑顔を見せた。頭に怪我をしたのか白いネットの様なものをかぶっている。

 ああ、無事だ。

 その笑顔を見て微笑み返しながら、私もやっと詰めていた息をホッと吐き出した。


 看護師が、少し様子を見る為今晩は泊まってもらう事になったからと説明し、そのまま病室へ案内してくれる事になった。私は青木先生にもう一度「今日はお世話になりました」と頭を下げると、「お大事にしてくださいね」と会釈して帰って行った。


 病室は市民病院3階の小児病棟の一室だった。ベッドの柵を引き上げると、ベビーベッドの様になるベッドが並ぶ6人部屋で、今は3人しかいないのか入り口のところの名札には3人の名前だけしか無かった。

 開け放たれた入口から覗くと、ベットごとに区切るカーテンが今は開けられ、拓都より小さな子供が寝ているのが見えた。

 看護師が「失礼します」とストレッチャーごと病室へ入ると、拓都をベッドに移して横向きに寝かせ、「もう一度説明に来ますね」と言うとストレッチャーを押して出て行ってしまった。

 拓都と二人取り残され、途方に暮れていると、周りの視線を感じてそちらへ顔を向けた。「今晩だけですけど、よろしくお願いします」と声をかけ会釈する。「こちらこそ」と笑顔が返って来て、緊張が緩んだ。


 私は置いてあった椅子に腰かけて、拓都の顔を覗き込んだ。拓都は寝かされたままじっとしている。やはり元気がない。うとうとと眠っている様だ。「拓都」と呼びかけると薄っすらと目を開けて「ママ」と答えるが、また閉じてしまう。「拓都、大丈夫?」と訊いても、「うん」と頷くとまたうとうととしてしまう。本当に大丈夫なんだろうか? 先程の検査の結果はどうなんだろう?

 私が、拓都の手を握りながら不安げに拓都を見つめていると、看護師がやって来た。


「篠崎さん、一応入院になるので、いろいろ聞かせてくださいね」

 看護師はそういいながら周りのカーテンを閉めた。プライバシー保護のためだろうか。そして、用紙を挟んだボードとペンを持って、もう一つあった椅子に腰かけると、笑顔を向けた。私の不安などたいした事無いと思っているのか、それとも不安を(あお)らないよう笑顔を見せているのか、やけに明るくて親しげだ。


「あの……拓都は大丈夫なんでしょうか?」

 私は我慢しきれずに訊いてみた。


「さっきのCTの結果も異常なかったみたいだから、大丈夫だと思いますよ。後ほど先生に説明に来てもらいますからね」

 看護師の彼女は、まるでそれがマニュアルどおりである様にニッコリと笑った。

 異常なかったんだ……

 看護師の言葉に少し安堵しながら、質問に答える為に彼女の方に向き直った。


「それじゃあ、家族構成を教えてください」

 家族構成?


「あの、私と拓都だけです」


「本人とお母さんだけですね? あの、ご主人は、亡くなられたんですか?」

 看護師のご主人と言う言葉に、どうこたえるものかと困り果て、私は仕方なく本当の事を話す事にした。


「いえ、あの……拓都は、姉夫婦の子供で、私は本当は叔母なんですが、今は母親として暮らしています」

 一瞬看護師は目を見開いたけれど、すぐに普通の表情に戻って質問を続けた。いろいろな患者がいるから、特にどうとは思わないのかもしれない。

 どうして入院するだけなのに、こんな事を訊くんだろうと思いながら、訊かれるまま私の両親の死因や姉夫婦の死因、そして拓都に関する事等の説明をした。その後、看護師は入院についての説明を一通りすると、立ち上がった。


「それでは、この書類に記入してもらったら、事務の方に出しておいてくださいね。それから、拓都君、2回程吐いちゃったんですよ。また吐くかもしれないので、その膿盆を使ってください。吐いた物がのどに詰まるといけないので、横向きに寝かせておいてくださいね。何かあったら、このボタンを押して呼んでください」

 看護師のスラスラと説明する言葉が上手く頭に入って来ない。それでも「はい」と返事をすると、看護師は安心したように微笑んで、病室から出ようとした時に何かを思い出して振り返った。


「そうそう、お母さん、今夜はどうされますか? 簡易ベッドを貸し出す事も出来ますが……」


「一晩だけなので、ここに座って子供の様子を見ています」


「わかりました。でも、お母さんも少しは休んでくださいね。付添い用の仮眠室もありますし……お母さんが倒れたら大変ですから」

 私は大丈夫ですと言う代わりに、微笑みながら頷いた。



 看護師が去った後、すぐに拓都を診た医師がやって来た。そして、青木先生から聞いた事と同じような説明をしてくれた。


「頭も体も骨折はありませんでしたし、怪我も縫う程の傷は無かったのは不幸中の幸いでしたね。ただ、頭部打撲の為に嘔吐がみられるんですが、これも子供の場合よくある症状ですし、CTの結果、特に中で出血している様子もないので、このまま様子を見ていてください」

 そう説明すると医師は「拓都君」と何度か呼びかけ、拓都が目を開けて彼を見ると「頭痛い?」「気持ち悪い?」「手と足は動くかな?」と訊いている。拓都は訊かれる度に「うん」と返事をし、最後に少しだけ手足を動かした。


「今みたいに、時々呼びかけて意識レベルが低下しないかチェックしてください。それで何か変だなと思ったら、すぐにナースコールをしてくださいね」

 医師の説明を聞いていた時、いきなり拓都が嘔吐した。驚いてすぐに膿盆を口の傍へ持って行ったが、遅かったようだ。医師はナースコールを押すと、「患者が嘔吐したから、シーツと寝巻と拭く物を持って来て」と連絡している。私は「すいません」と言いながら、拓都の背中をさすっていた。

 看護師が来て、全ての始末をすると、また私と拓都の二人きりになった。拓都が喉が渇いたと言うので、自販機で水のペットボトルを買って来た。そして、看護師に言われた様に、まだ嘔吐の可能性のある拓都に少しづつ飲ませる。落ち着くと拓都はまたうとうととし出した。


 本当に大丈夫なんだろうか?

 お姉ちゃん、拓都を連れに来たんじゃないよね?

 拓都がいなくなったら……そう考えただけで、私はゾッとした。

 私のせいだ……拓都の母親として生きて行こうと決めたのに、そのために恋も手放したのに、今頃になって手放したはずの恋心に翻弄されて、横恋慕して……。

 (ばち)があたったんだ。

 彼が昔の様に話すから、勘違いして、いい気になってたんだ。

 このままでは母親失格だと(ばつ)を与えられたんだ。

 お姉ちゃん、お義兄さん、私にはもう任せられないと思ったの?

 拓都の少し青ざめた横顔を見ながら、私は誰にとも無く懺悔(ざんげ)をしていた。


「篠崎さん」

 不意に名前を呼ばれてそちらを見ると、カーテンの開いているベッドの足もとの方に、私の心を惑わす原因となっている人が立っていた。


「あっ、守谷先生、わざわざありがとうございます」

 私は立ち上がると、頭を下げた。先程の懺悔(ざんげ)は一瞬ではじけ飛ぶ。


「拓都はいかがですか?」

 担任は、近づくと拓都に視線を向けた。


「はい、骨折は無かったんですが、頭を打ってるので何度か吐いてしまって……CTの結果も異常なかったらしいんですが……ずっとうとうとと寝てしまうので……」

 彼の担任モードに、私も保護者の仮面を付け、拓都に視線を向けたまま話す。


「そうですか。しっかりと見ている事が出来ず、本当にすいませんでした。青木先生から、今晩だけ入院して様子を見ると聞いているのですが……」

 彼がちらりと私の方を窺うのを目の端に捕らえたけれど、視線を上げることはできなかった。


「はい、私もそう聞いているので、拓都が回復したら退院できると思います。いろいろご心配かけてすいません」


「いえ、何かありましたら、携帯の方へ連絡してください。夜中でもかまいませんから」 

 

 二人とも微妙に視線を合わさずに話をする。私は自分の心に蓋をして、保護者の仮面をしっかりと被った。彼の方も担任モードを崩さない。これが今の私達の関係。血迷ってはいけない。


「ありがとうございます」

 彼の方を見ずに頭を下げる。彼はしばらく無言のままその場に立っていたが、「それでは、お大事にしてください」と言うと、帰って行った。

 私は病室の入り口で、遠ざかる彼の後姿を見つめながら、私達の間にはやはり越えられない壁があるんだと、心とは裏腹に納得している自分がいた。 


 私は小さく溜息を吐いた。彼を目にするだけで上がる心拍数に情けなくなる。彼の傍にいると、あの頃に戻りそうになる。

 どうして彼が担任なんだろう?

 どうして彼と再会してしまったのだろう?

 どうして、私はまだ彼を思い続けているのだろう……。

 再会してから際限なく繰り返されたクエッションに、答えてくれる者はやはり誰もいなかった。


 その後、看護師が「一応、夕食にお粥を出しますので、様子を見ながら食べさせてください」と言われた。それは、先ほど又お水を飲ませた後、嘔吐したからだ。でも、胃の中の物はほとんど吐いてしまったらしく、出てくるのは胃液ばかりで、ますます拓都はぐったりとしてしまった。

 本当に大丈夫なんだろうか……又不安がもたげてくる。よくニュースなんかで、症状が急変して亡くなりましたとか聞くけれど……縁起でもない事が頭をかすめる。


 病院での早めの夕食が済んだ頃、同室の人達がそれぞれのベッドの周りのカーテンを閉めたので、同じように閉めて、狭い空間の中で拓都と二人きりになる。

 夕食のお粥は、食欲が無いのか一口二口食べて、「もういらない」と又横になってしまった。

 他のベッドではテレビを見ているのか、小さく音が聞こえている。すぐ隣のベッドは空いているので、話す言葉もボソボソとしか聞こえてこない。

 これから長い夜をこの狭い空間で拓都と二人不安の中で過ごすのかと思うと、心細くなった。

 友の顔を思い浮かべたが、拓都の傍を離れられなくて、連絡もできない。病院ゆえ携帯電話は電源を切っている。頼る人のいない事がどんなに辛い事かは身に染みて分かっているから、こんな時堪らなくなる。

 さっき彼を見た時、(すが)りたくなったのは、この不安な心細さのせいだ。きっと……。


 拓都、拓都、ママを独りぼっちにしないで。

 拓都が元気になったら、良い母親になるから……。

 お父さん、お母さん、お姉ちゃん、お義兄(にい)さん、拓都を助けて!

 拓都を立派に育てるから、まだ連れていかないで……。

 未熟な母親だけど、私から拓都を奪わないで……。

 

 私は両手を胸の前で組みながら、ブツブツと空の上から見守る両親と姉夫婦に懇願した。拓都の顔が涙で歪む。もうこれ以上私の大切な人を、運命に奪われる訳にはいかない。

 その時、近くで聞こえた物音に振り返ろうとしたその時、後ろから不意に抱きしめられた。


「美緒、俺が守るから思いっきり泣けよ」

 驚いて声を上げようとしたその時、囁かれた懐かしい低音の声に、私の頭の中は真っ白になった。

 

 えっ?

 まさか、彼?

 思わず「(けい)」と呟いた自分に驚き、我に返った。

 私は彼の腕から逃れようと身じろぎをした。

 泣いているのを見られた?

 こんな弱った私を見て、同情したの? 気持ちが過去へ戻ったの?

 そんな風に優しくするから、勘違いしてしまうのに……。

 あなたには、あの可愛らしい人がいると言うのに……。

 もう、私を惑わさないで!


「守谷先生、止めてください!」

 私は強く身をよじって立ち上がると、彼の腕から逃れた。彼は、私が思いのほか強く言ったので怯んだのか、後ずさった。

 今なら、さっきの事は、無かった事にできる。彼の言葉は、聞かなかった事にできる。


「お母さんが参ってはいけないので、何か食べて下さい。拓都のために頑張ってください」

 彼はコンビニの袋を差し出しながら、強張った表情でそう言った。

 彼も、無かった事にしたんだ。


「ありがとうございます」

 それは、無かった事にする事を了承したと言う返事。

 彼は、コンビニの袋を渡してしまうと、踵を返してその場から立ち去った。それは一瞬の風の様に、私の心をざわめかして過ぎて行った。


 コンビニの袋の中には、おにぎりとパンとお茶が入っていた。私はそれを見て初めて、自分が何も食べていなかった事に気付いたのだった。 

 

 


  



今回のお話に出て来る、ジャングルジムから落ちた時の怪我の様子や頭部打撲による症状は、多少は調べていますが、お話の都合にあうように書いています。

こんな事はあり得ないとか、おかしいとかの突っ込みどころ満載だと思いますが、妄想の産物ですので、温かく見逃して頂けると嬉しいです。

病院での医師、看護師の描写も、想像上の事ですので、実在するものではありません。

その点ご理解いただきますよう、お願いします。



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