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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

探偵助手は罪の意識から目を逸らし、探偵は私欲によりて見過ごすが、しかし

作者:人人
 探偵は警察に敵わないと自虐する与名(あたな)は当の探偵事務所所長である。
 過去の彼女は霊能力や超能力を用いて犯罪を未然に防いでいた。
 しかし、生来、彼女は謎解きを愛しており、犯人が分かり切ってしまうことに苦痛を感じてもいた。
 力を振るっていた彼女は、周囲の期待に応えようと、正義を行っては、その心を摩耗していく。
 そうしてすり切れた彼女は、ついに能力を使って犯人を見つけることに飽いてしまう。
 自らの力を使わないようになった彼女をサポートするのは、彼女によって救われた、少年である名無(ななし)だった。
 少年は想い焦がれる彼女には、清廉(せいれん)であって欲しいと願う。
 与名が能力を使わないことをもどかしく感じつつも、彼女に焦がれている為に、少年は甲斐甲斐しくも従ってしまう。
 少年は今日もまた彼女の目となって、事件を見過ごす。
 彼女を愛するがゆえに。
 与名の弟子から今から事件が起こる『であろう』という情報が入り、彼女と少年は三ツ橋グループの一族会議が行われるという場所へと向かう。
 三ツ橋の土地は四方を山に囲まれた盆地すべてであり、そこには一族や分家、使用人やグループ企業の従業員などを住まわせている。
 私有地により警察組織などは無断に侵入することが出来ず、独自の自治が行われていた。
 三ツ橋家の行く末を決める一族会議に入り込むことに成功した少年は、与名の為に情報収集を開始するが―――。

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