第77話 熊系の食べるお土産ってどうしてあんなのなのでしょう
私はさっぱりすると、ロットに声をかけ、新たなお湯を用意する。
「ありがとうございます」
見張りを交代しながら、気にするなと手を振る。
ロットが体を清めているのを背後に、周囲の警戒を続ける。
3人の時だと、若干気まずいか、リズに負担がかかっていたなと思った。
やはり男手は有るか無いかで言えば、有った方が良い。
ハーティスとも若干話はしたが、現在、このパーティーに関しては私達が思っている以上に信用が有る。
依頼を選んでいるのも有るが、達成率は100%だ。しかも、ギルド側が望む仕事を率先して片づけている。
周りのパーティーが去って行き、三々五々割の良い仕事を選択する中でだ。
仕事の上での信用は信頼につながる。この無形の関係はあらゆる事を行う際に暗に付き纏う。
良い傾向だなと、考える。後は、8等級に上がり、小規模の護衛任務をこなして行けば、その信用と達成料も上がって行くだろう。
男爵になると決めても、即座になれる訳では無い。生業はきちんと実施していかなければならない。
考え事をしていると、ロットの方も終わった様だ。
「本当に助かります。野営の際に身を清められるだけでもモチベーションが保てます」
意訳だろうが、言っている意味は分かる。生活環境が過酷であれば、人間はすぐに楽な方向に逃げるようになる。
良い環境を作れば、恩義を感じ、苦労を厭わなくなる。環境構築や空気感の醸成は、パーティーの士気を保つのにリーダーの必須スキルなのだ。
「いや。良かった。喜んでもらえるならありがたい」
そう言いながら、リズ達の方に戻る。
「寝る前に今日の振り返りを若干行おう」
焚火の前で、車座になる。野生の獣は火を厭わない。火を維持するのは見張りの暖の為と視界確保の為だ。
「あまりに楽なのよね。これが癖になるのはいけないわ」
あまり率先して発言しないリズからだった。
「僕もそれは思うかな?このまま慣れると、どこかで痛い目に合う」
フィアも肯定と。
「一定の環境に慣れると、臨機応変が難しくなります。少し河岸を変える必要は感じます」
ロットも同意見。
もう、前回2週間も同じ環境を繰り返した。今回も同じだと、不平不満は溜まるか。
「もう一日、様子を見るつもりだったけど、変える。明日は奥側に進む。ゴブリン討伐も大切だが、多様な相手と戦うのも重要だ」
ボーナスがかかっていないゴブリン以外は金銭で見れば、美味しくない相手ではあるが、この場合は経験と言う無形の財産で補ってもらう。
「私としては、少し無理をしてもスライムが出る辺りまでは進みたい」
ディード達と行ったヒュージスライム程では無いが、普通サイズのスライムは浅い所にもいる。
個人的には火魔術と土魔術のスキルが欲しい。無くても困らないが、万が一属性毎の耐性なんて有れば有用になる。
それにリズとフィアは不定形生物との戦闘経験が無い。早い段階で経験を積んでおいた方が良い。
「と言う訳で、明日も怪我の無いように気をつけよう。んじゃ、見張りよろしく。解散」
そのまま、私は完全休息に入る。初日から完全休息かと思われるかもしれないが、結局この後を考えると過酷なのだ。
誰も選ばないだろうから率先して受けている。
毛布に包まり、他の3人と固まって、岩にもたれて座って寝る。
私、リズ、フィアの並びだ。ロットが前番。次はフィアでその際はロットは私の隣に座る。男性同士、女性同士が固まる様にはしている。
万が一も無いが、いらない気を回すのも面倒なので、そう言う物だと決めた。
そのまま目を瞑り、眠りについた。
翌朝、光を感じて目を覚ます。
リズが後番だったので、手を振り、起きた事をアピールする。
桶に温めのお湯を出し、顔を洗い、大きめの端切れで拭く。リズも続く。
「朝ご飯の材料調達に行ってくるよ」
通常であれば、見張りと一緒に2名で行くのがベストだが、寝ている分は寝ていて欲しい。少しでも疲れを癒してもらった方が昼間の効率が上がる。
リズも見張りの範囲で獲物が有れば、捕っておくとの事。遠征に出るようになってから弓矢を持ってもらっている。荷物にはなるが、食料調達には欠かせない。
森の入り口に分け入り、食べられる野草を次々と詰んでいく。昨日のマイタケもまだ有る。被りはするが昨日のスープで良いか。
そう思いながら、周りを『警戒』すると、野鳥が多い。リズの元に戻り、見張りを交代し、野鳥のポイントを伝える。
薪を補充し火を強め鍋をかけながら待っていると、森の奥で一際高い声が微かに聞こえた。程無くして、ざっと血抜きした獲物を抱えたリズが戻って来る。
秋口で丸々太った鳥だ。模様を見ても何の鳥かは分からない。『認識』先生からは毒も無いとのお墨付き。
リズが捌き始めたので、適度に水魔術で水を出す。本当に水魔術が飲み水だけに使われている意味が分からない。これ便利すぎる。
捌き終わったので、適度に解体してもらう。少なめに作ったスープを各カップに移す。
空いた鍋をざっと洗い、皮から焼いて油を出す。皮がパリパリになる頃に一旦木皿に上げて、肉とモツを順次投入して火を通して行く。並行して皮は刻み、スープに振りかける。
肉の焼ける匂いに気づいたのか、寝ていた2人も起きてきた。
「起こした?」
「もう起きる時間だし。超良い匂いだから、我慢出来なくなったぁ。珍しいね、リーダーが連続して食事作るって」
「今日は頑張って貰わなくっちゃいけないから。特別だよ」
そんな事を言いながら、鳥の炒め物に香りの強い野草を加え、塩と胡椒で味を調える。細かい欠片で味見をして、問題無いのを確認した。
共用の木皿に盛り付け、スープと主食を用意する。ロットも既に起き出し、皆で顔を洗っている。
「ご飯出来たよ」
声をかけ用意を進める。皆が集まる。
「じゃあ、今日は少しいつもと勝手が違うけど、怪我の無いように気をつけて。では食べましょう」
スープに主食を浸し、リズの捕って来た鳥を匙で掬う。うん鶏とは違う味だ。これはこれで美味しい。滋味深い味を感じる。他の皆にも好評だ。
「朝から温かくて美味しい食事が食べられるのは幸せです」
ロットもニコニコしている。それを見ているフィアもニコニコしている。まぁ、この2人は良いか。リズを見ると、微笑んでくれたので良しとする。
食事も終え、後片付けも済ませ、出発準備を整えて行く。
皆の準備が整ったところで出発だ。
今日は真っ直ぐ奥に分け入って行く。マーキングは念入りに。方位磁石を見ながら奥側へ歩を進める。
ゴブリンの気配は固まって感じるが、動く気配は無い。まだ、寝ているのだろう。これが起き出すと、気配が散る。帰りは注意が必要だろう。
ゴブリンの気配を迂回しながら、延々奥に進んでいく。2時間程森を歩くと、かなり魔素が濃くなってきたのが分かった。
前方の頭上で感じた事の無い気配を見つけた。ギャッギャッみたいな威嚇の声が上がる。図鑑で見た、グリーンモンキーか。これも常時討伐制限は無い。
『認識』先生で見ると、『隠身』と初めて見る『軽業』を持っている。
気配は認識したので、風魔術で腹を穿つ。
<スキル『獲得』より告。スキル『獲得』の条件が履行されました。対象の持つスキル『軽業』0.13。該当スキルを譲渡されました。>
軽業?『識者』先生に確認したところ、避ける行為や攻撃に際しての軌道修正が容易になるとの事。『剛力』と合わせると、重い攻撃が当てやすくなるのは望ましい。
相手が樹上から、落ちてきたところで鼻を削ぐ。ズタ袋に放り込む。
しかし毎回思うが、ズタ袋が邪魔だ。昨日の鼻だけでも袋1つを占拠しているし地味に重い。
内側に油を含んだ布でコーティングしているが、もう関係無く血も垂れる。棒で後方に吊るしているが邪魔は邪魔だ。暑い時ならもう臭いも酷いはずだ。
「魔術なら問題無いね。猿だから、爪と噛み付きには注意する必要は有ると思う」
テリトリーに入ったのか、この先は威嚇が続き、個体によっては襲ってくる。
ロットが的確に指示し、リズとフィアが盾で叩き落とし、そのまま撲殺か斬殺だ。地面に落ちてしまえば、移動も何も無い。
偶に槍で止めを刺し、結局『軽業』は0.18まで上がった。
「うーん。武器が無い分ゴブリンより楽ね……」
リズが呟くが、分かる。これは楽過ぎる。
後、冒険者ギルドで調べて出会っていないのはモノコーンラビットか。しかし、全く見ない。ゴブリンの餌になっている気がする。
そのまま危なげ無く、猿を処理し、動き始めたゴブリンの迂回し切れない集団だけを相手に、奥に進む。
ふと懐かしい気配を感じて、ロットと頷き合う。向かうと水色の小さめのスライムがのそのそと動いていた。
水属性か。私が倒しても仕方が無いな。
「フィアさん、スライムがいた。あのサイズなら剣で核を抉り出して」
フィアがスライムに向かい、剣で周辺物質をさっと切り、核を取り出す。
「スライムは初めて見たぁ。リーダーはこれの大きいの倒したんだよね?」
「あの時は慣れていなかったから、酷い事になった。もう忘れられない記憶だよ」
一度気づくと、それなりの範囲でぽつぽつといる。個体によって若干気配が違うのは属性の差かな。
珍しい気配の方に行くと、灰色の小さいスライムがいた。
「私が試してみるね」
近づいても反応は無い。遠間から槍で、核の周りを抉り、手で核を取り出す。別に強酸とかではないので、問題は無い。
<スキル『獲得』より告。スキル『獲得』の条件が履行されました。対象の持つスキル『属性制御(土)』0.11。該当スキルを譲渡されました。>
うん。灰色は土属性だ。フィアの剣と同じく槍の穂先と手を水魔術で出した水で洗い流す。
後は火か。そのまま、気配を頼りに、進んでいく。水色は水属性、緑色は風属性、灰色は土属性だった。レーダーにもそれぞれの気配を適用する。
リズは周辺物質をハンマーで潰し、核を取り出していた。
残りの出会っていないスライムの気配に向かい進んでいく。いた。赤っぽいスライムだ。
「私が倒すね」
今までで油断していたのか特に『隠身』を意識せずに近づくと、小さな火球が飛んできた。咄嗟に身を翻し、影響は受けなかった。
メタボが避けれるとは思えないので『軽業』の効果も少しは乗っていると思う。
「うぉ。びっくりした」
他のスライムと違い、熱を感じるのか、近付く生き物に向かって攻撃をしてきた。
警戒しつつ近づき、槍で抉り、核を抜く。
<スキル『獲得』より告。スキル『獲得』の条件が履行されました。対象の持つスキル『属性制御(火)』0.21。該当スキルを譲渡されました。>
思ったより、習熟度が高かった。長い期間生き残っていた個体なのかもしれない。
後は、周りにいるスライムの気配を頼りに、延々狩っていく。偶にグリーンモンキーやゴブリンも混じるが、乱獲気味に進めて行く。
灰色のスライムとグリーンモンキーの止めは、ばれないようになるべく私が刺して行った。
最終的には、『軽業』が0.19、『属性制御(土)』が0.13までは上がった。
やはり倒してスキルを得ようとすると効率が悪い。このスキルも間違い無くきっかけ用だな。
スライムの核は大きさによるが、小さくても、ボーナスがかかったゴブリンより最低限高い。フィアもホクホク顔だ。
そんな感じで、乱獲を進めていたが、いきなりロットの顔が厳しい物に変わる。
「熊です。まだ遠いですが、風下側です。すぐに気づかれるでしょう」
森の奥と言っても、まだ大分浅い。本来熊の出る地域はかなり奥だ。
「ゴブリンの影響で、奥側のテリトリーに変化が生まれたのかもしれません。どちらにせよギルドに報告が必要です」
熊のテリトリーが変わったとなれば、結構な一大事だ。はぐれなら良いが、集団が移動していると、冒険者が危険だ。
「感じる範囲では単体です。どうしますか?」
「どちらにせよ何時かは相手にしなければならない。ここで仕留める。盾での防御を主眼に。2人は脚を狙って攻撃。相手が立った場合は一気に後退」
熊の方向に進むと、周囲には警戒しているのか魔物も生き物もいなかった。至近で空いている空間に陣取り、ロットが釣りに走る。
「前衛は密集。膂力が有るから、盾でまともに受けず、いなして。四つん這いの時は攻撃しても良いけど、立ち上がったら絶対に後退」
体重が乗った前脚の爪は、本当に危険だ。盾を割るか、貫通する可能性も有る。
そんな事を思っていると、ロットと気配が近付いて来る。
「来る。注意」
ロットが遠目に近づいてくるのを、2人が迎えて盾で鼻面を殴り熊の勢いを殺す。私も横に逃げ、槍で牽制する。
大きさは2m半程。聞いていたよりは小さいが、やはり怖い。自分の背丈より大きな野生の肉食獣だ、怖い物は怖い。
鼻面を叩かれた熊は、数歩前進した後、向き直る。立ち上がり威嚇の咆哮を上げる。
空気がびりびり震える中、再度四つん這いになり、こちらに向かって来ようとするが、横合いから、フィアが後脚に切り込む。
痛みに小さな悲鳴を上げるが、影響を感じさせない様に、こちらに向かってくる。
私は諦めて囮を買って出て、鼻面に槍を突き出し続ける。嫌がる様に顔は背けるが、確実に隙を狙っている。
その間もリズとフィアが、後脚にダメージを蓄積させ続ける。
偶に振り向きざまに前脚を2人に向けて振るうが、よく観察しているのか綺麗に盾でいなしている。
私は兎に角距離を保ち、動く気配を見せた段階でホバーで後退する。
そんな時間が若干過ぎた後、鈍い音とと共に、熊がバランスを崩す。重心が乗った瞬間に、リズのハンマーが関節に綺麗に入ったようだ。
叫び声を上げながら、足を引き摺り、威嚇の前脚を繰り出すが、先程までとは違い、精彩は欠いていた。
暫し後、フィアが逆の後脚の腱か筋肉を切ったのか、完全に後脚が死んだ。そのまま前脚が届かない距離から、隙を見つつ首元を狙い槍を突き出す。
出血が増え弱って来たのを見て首元に深く槍を通す。動かなくなったのを時間を置いて確認し、ほっと息をつく。
魔術縛りでやってみたが、こんな怖い事したくない。正直、思った。
ロットも周囲を警戒しながら、要所要所で、顔に向けて投擲用のナイフを投げて牽制してくれていた。あれが無ければ、もっと突進が続き、どこかで私が落ちていた。
「熊討伐、おめでとう。これで8等級ね」
リズが嬉しそうに抱きついて来る。熊も8等級では常時討伐制限は無いが、狼の群れで監査される可能性も有る。
取り敢えず、食肉なので、処理をしなければならない。
『剛力』持ち二人で、太い木の枝に縒った紐で吊り上げようとする。100kgとかの話では無く、とんでもなく重い。300kgとかでも信じられる。
吊るのは無理と判断し、『警戒』を駆使し、無視出来ない相手だけ倒し、近くに湧いている沢に向かう。
石を積み、その上に必死に持ち上げて、首を下げ深く切る。そのまま体を持ち上げ続け血を抜く。
何とか直立に近い形を保持し、ある程度血が抜けたら、紐で縛り、沢に沈める。
獲物の体温が下がるまで雑談をする。今日の儲けは十分以上出ているし、このサイズだ、夕方までかかっても奥まで冷えるか分からない。
「いや、引き連れて来た時は驚きました。リーダーの魔術で処理すると思っていましたから」
ロットが驚いたように話す。
「私が過剰帰還で倒れていたら困るから、やってみたけど。怖かった。あんなのの前に二度と立てない気がする」
本気で恐怖を語った。
「その割には、危なげなく牽制してくれてたよ?前に集中してくれるからそこまで反撃を気にせず後ろを攻められたわ」
リズはこっちを信じているのか、平然と口にする。本人は恐怖でいっぱいだった。
「次回は、前を代わって欲しい。あれは怖い。噛まれても、爪でも致命傷だから。必死で距離を取った」
「でも、あの逃げ方、真似できないしねぇ?次もリーダー頑張れ!!」
フィアが軽く言う。
そんな雑談をしながら、荷物をまとめ始める。いつもは4日目辺りで補給に村に戻るが、今回は荷物が荷物だ。一度村に戻る。
魔物の戦利品と熊の処理だ。特に熊の肉は高く売れる。
日本だと獣臭い肉の代名詞で罰ゲームにもなったりするが、きちんと処理された熊は美味しい。獣臭さは若干有るが、その程度だ。
特に秋口の熊は臭いも少なく、脂も多い。寄生虫の心配は有るが、『認識』先生でいるかどうかは教えてくれる。それに加熱での調理が基本だ。
熱を通し過ぎると固くなるので、見極めの重要な食材でもある。
昼食は合間を見て、保存食で済ましている。
昼前から夕刻まで冷やし、必死で沢から引き上げ、リズが解体を始める。
体を開き、内臓を取り出す。熊の胆はこの世界でも薬として有名で大切に切り離され、口を縛られていた。
頭を落とし、皮を丁寧に剥がして行く。本当は他の内臓も持ち帰りたいが物理的に無理なので諦める。
毛皮と肉の半分をリズが縛り、抱える。残りは私が半分を、後は2人にそれぞれ分け、村へ戻る。
あまり遅くなると血の匂いで狼が来そうなので、兎に角『警戒』を厳にして村までの最短ルートを進んでいった。
村に着いた頃にはかなり暗くなっていた。ギルドの鑑定をして貰ったが、スライムの核はやはり現在のゴブリンよりかなり高く買い取ってもらえた。
熊に関しては、熊の胆含めて、かなりの値がついた。毛皮の需要と今回の加工もプラス評価だし、肉の単価に対して量が量だ。全部合わせて2桁中盤を軽く超えた。
「うわぁ……。また、熊る?」
フィアが欲望に満ちた言葉を発する。熊は動詞では無い。
で、等級の件だが、結局監査無しで問題無いと言う話になった。そもそも倒せるか倒せないかが微妙なパーティーの安全策の為に監査が付くので倒せるなら良いらしい。
狼の群れとかはもう少し、求められる技能が違う気もするが、熊を倒した後なら、普通に群れでもなんとかなりそうな気がする。
取り敢えず、私が8等級に上がった。
本当ならこのまま遠征に戻るのだが、ズタ袋を使い過ぎた。衛生の問題も有るので、洗濯もしたい。
と言う訳で、急遽本日は村に留まり、明日から改めて5日間の遠征と言う形になった。
私?家に戻るとすぐに、ズタ袋他色々を必死で洗濯しました。
秋口で乾燥しているから良いけど、季節が代われば洗濯物が乾くのも遅くなるんだろうな。
冬が近づく中、そんな思いを胸に、懸命に洗濯した。