表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/150

それでもVRMMORPG物を書きたいなら

 ここ「小説家になろう」ではVRMMORPG物や異世界物がとっても人気で、更新された連載作品を見るとそういった作品がたくさん並んでいます。

 ランキングでも、上位にそういったものが多く、ほかのジャンルの作品を書いてもなかなかアクセス数が伸びないのが現状です。

 しかし、数が多ければ質のよいもの、悪いものははっきり分かれ、その数も増えてきます。


 前回までに述べたように、VRMMORPGというものは書く際にいろいろな問題が起こります。

 簡単にまとめると、


・ゲーム世界でなく、その時の社会情勢や登場人物の生活水準も考慮しなければならない

・VRMMORPG自体が面白いものでなければならない

・プレイヤー全員が平等な環境でなければならない

・話の目的がしっかりしていなければならない

・VRMMORPGでなければできない話作りをしなければならない


 といった感じです。

 ただ、「これさえ守れば面白いVRMMORPG小説が書ける!」というわけではありません。これはあくまでスタート地点で、基本的なものなのです。

 質の悪いVRMMORPG物の小説というのは、理由もなくこういったことが守られていないものが多いのです。それでもアクセス数が伸びるには、単に「VRMMORPG物だから」というだけです。内容が面白いかどうかは二の次になっているのではないかと思います。


 このように考えると、やっぱり面白いVRMMORPG小説を書くというのは非常に難しいものです。

 それでも書きたいという人は、たくさんいます。

 もし、「今からVRMMORPGを使った小説を書きたいなぁ」と思ったなら、ちょっと以下のことを考えながら書いてみてください。


・ゲームの「売り」は何なのか

・自分だけの「オリジナリティ」は何なのか(ほかのVRMMORPG小説と何が違うのか)

・登場人物の最終的な目的は何なのか

・読者に伝えたいことは何なのか

・絶対に最後まで書き上げることを目指す

・読者を楽しませるために、自分も楽しんで書く


 読者が付きやすいゆえに安易に手を出しやすいジャンルですが、おもしろくなるかどうかは筆者のセンス次第。

 せっかく書くなら、「面白い」作品を目指しましょう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ