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どうも。死神です。  作者: 闇猫
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1話 どうも。死神ムノウです。

どうも。死神です。

いや、なんかね?俺は前世で全うに生きて寿命を迎えて死んだのよ?

俺は自分の人生に満足したはずなんだが…

気づいたら死神になっててそのうえこき使われるらしい。

いやー前世で悪いことなんてしてないんだけどなー。おっかしいなー

「嘘をつくな。 お前は何度a社の契約切ったと思ってんだ。」

いやね?悪気はなかったんですよ。ちょーっとオンラインゲームに夢中になって、気づいたら昼で遅刻しちゃったんだよ。それだけだよ?なのに契約を切るとかおかしいでしょ。

「当たり前だボケ。」

ひっどいなー。まぁすぎたことは良しとしよう。

「ほんとなんで首にならなかったのか… 不思議だわ。」

それは俺が有能だったかr

「調子に乗るな。 無能。」

はい。すみません。怖いのでその鎌を向けるのをやめてください。

「なんでよりによってこいつが死神なんかに…」

俺もなりたくないんで帰っていいですかね?

「できるならそうしてるわ… はぁ…」

そういえば聞いてなかったけど名前なんです?

「あ?いってなかったなそういや。 俺はレンゴクだ。」

ほぇーレンゴクっていうんですか。かっこいいですね。

「あぁ。死神は自分で名前を決めれるからな。ほら、とっととお前もきめな。」

あ、そんな自由な感じなんですか。なら私は死を司る神と呼ばれしm

「長い。 却下。」

えぇ… 自由じゃないんですか?

「限度ってもんがあんだろ無能。」

ひっどいなー。んじゃレンゴクの右腕とか…

「却下。 俺のイメージが悪くなる。」

えー… 将来レンゴクさんの右腕になるぐらい有能になるっていう俺の決意を名前にしただけなんだけどなぁ… 

「んな名前があるか無能。 まともな名前がないならムノウにすんぞ?」

あっなんかいいですね。ムノウって響きが。

「アホかこいつは。 まぁいいそんじゃ無能。 ほれ死神の鎌。」

俺は無能ではなくてムノウです。 それにしてもこの鎌ちっちゃくない?

「そいつは魂を吸い取ると大きくなってく。 まぁ一定の大きさになると大きくならんが。 死神の鎌の大きさに比べてできることが変わる。 たとえば俺は死神の鎌をふるだけで竜巻をおこせるが、無能じゃせいぜい風の刃程度だな。 まぁそれ以外にも岩を落としたり、水を出したりといろいろできるから。」

だからムノウですって。 便利なんですね。 この鎌。

「なくすなよ? これからはそいつをつかって仕事をするからな。」

なるほど。 この鎌はずっとパートナーなのか。 ならば名前を付けなくては…!

んー… ムノウガマでいいか

「ネーミングセンス皆無かお前。」

失敬な。 わりと本気で考えたのに。

「そのわりに軽かったがな。」

まぁその辺はおいといて。 死神の仕事って基本的になにをするの?

「人を殺す仕事だ。」

まぁそんな感じだよね。 でもそれをして死神に利点なんてなくない?

「俺ら死神は様々な世界の生き物の管理をしなければならない。 多くても、少なくてもだめなんだ。 つねに均衡でなければならない。」

なるほどねー。 そのために俺ら死神がいると。 りょーかーい。 

「さて、早速だが仕事をしてほしい。 最初だから俺もついてくから、練習だと思ってくれ」

ぶっつけ本番じゃなくてよかった。 んでその仕事は?

 


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