表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/128

八話

(不思議だな…)


 バーリーは、不敵な笑みを浮かべて地図を眺める少女を見ながら、己の胸の内の推移に思いを馳せていた……



 ***



 昨夕、城の一部が急に慌しくなったのを察知したバーリーは、急いでオルドリッジの私室に向かった。


 今日行われた聖女召喚の場には、彼は入ることが叶わなかった上に、召喚の間の周辺自体が立ち入り禁止とされていたため、召喚成功の知らせを己の執務室で待っていたのだ。

 しかし、一向に知らせが来ない上に、あの慌ただしさは、何らかの異変が起きたせいだと判断しての事だった。


 押し寄せる不安のせいで、足が速まる。独り身のオルドリッジは屋敷を構えていないため、城に私室を与えられており、やみくもに探し回るよりは、そこで待っていた方が良いと決めつけ、その部屋の前に陣取る。


(レン、早く帰ってこい!)


 しかし、部屋の主がようやく戻ってきたのは、夜もだいぶ更けてからだった。


「何があった?!」


 不安と苛立ちから詰問してくるバーリーを部屋に入れたオルドリッジは、執務机へと向かうと、その引き出しから一枚の紙を取り出し、黙って差し出してきた。

 魔術誓約書だった。それにサインしなければ、聞かせることが出来ない事が起きたのだという事実に、不安はさらに大きくなっていく。


 立ったままサインしながらも、これから聞くことは、嫌な知らせだという確信が生まれ、歯を食いしばる。殴りつけるようにして書いた書類を、オルドリッジに押し付けた。


「明日、これに私とタイの魔力を通す事にする。いいか?」


「判った。で、何があった」


 ほんの一時、目を閉じたオルドリッジが意を決したように話し出した。


「王が、ジェームズ四世がお亡くなりになられた。側妃トリシャ様と、アルトン第二王子もだ」


 聞いた途端、膝から崩れ落ちそうになった。それはバーリーが予期していた中で、最悪の類だったからだ。必死で机の縁を掴み、震える手で身体を支える。


「…なんでだ?」


「召喚された聖女様が、これは誘拐だと言って、ひどくお怒りになり、責任者の首を要求されたのだ。最初はウィリアム殿下が捕らえられ……」


 オルドリッジが召喚の間で起きたことを一部始終話す間、座り込まないようにするだけで、精一杯だった。


「タイが居たにも関わらず、そんな状態だったのか」


「そうだ。聖女様の力は我々の想像以上で、到底制御出来るような物では……」


「だが、ウイリアム王子は無事なんだな?」


「ご無事だ。ただし、少々問題は残るがな」


 それを聞いたバーリーは、少しだけ救いが見えた気がした。どんな形であれ、生きてさえいればいい。きっとジェイもそう思っているにちがいないからと。そして迷いながらも、気になっていた事を口にした。


「……その、時、痛がったり、苦しんだりは……あいつは痛いのが苦手だったから……」


「……死は一瞬で訪れた。だから…」


 その返事に、僅かだが慰められた。その後、疲れた顔をしているオルドリッジに休むように言って部屋を辞すると、霊廟へと向かう。だが、直ぐに入る事は出来なかった。


 見張りに立っている筈の兵達が、管理室で待機しており、今、騎士団長が一人にしてほしいと言って中にいると教えてくれたからだ。


 そのまま管理室で待つことにしたが、誰とも顔を合わせたくはなかったので、少し奥まった場所に椅子を置いて座った。何を言っているのかは判らないが、タイがぼそぼそと喋る声が聞こえてくる。それを聞きながら、一人黙って待ち続けた。


 そして、タイがこちらに気づかないまま管理室を後にした後、兵士に断りを入れてから、一人で霊廟へと向かった。


 凍りつくような寒さに覆われた霊廟で、友であり主君だった男は、まるで眠っているように見えた。


「うぉおおおおおおおおおおおおおおおぁぁああああああああああああああ!!!」


 湧き上がる悔しさと、どうしようもないやるせなさ、それらを含む全ての感情を吐き出すように叫んだ。

 そんなことで胸の痛みが治まるわけでは無かったが、大声を出したことで、少しだけ心が落ち着いたため、三つ並んだ棺の一つにゆっくりと近づいていった。しかし、棺は触れるには冷たすぎたので、すぐ側で立ち止まり、覗き込むようにして友の顔を見る。


「なぁ、ジェイ。早すぎるだろう。君はまだ四十四だぞ。それなのに……今度の召喚では、何が起きるのかわからないと、レンに言われてはいたが、まさかこんな事になるとはな。君は知っていたのか?こうなるかも知れないことを、判っていて……だとしたら、酷いぞ、こんな…突然…」


 言ってやりたいことは山ほどあるのに、余りにも胸が痛くて、言葉が詰まる。目の奥は熱いのに、溢れてきた涙は冷気に晒され、凍りつくほど冷たかった。それでも、これだけ言ってておかなくてはと声を絞り出す。


「……君と交わした約束は守ろうと思っている。ただ、今暫くは、腹が立ち過ぎて、無理そうだ。悪いな」



『ベニー、君は()()()()()()も、聖女様を助け、守ってほしい』


 それは、召喚が決まってしばらくした時に、王からかけられた言葉だった。当時バーニーは、それは聖女を連れて討伐に向かった際の話だと思い、勿論だと快諾の返事をしたのだ。


 だが、もしかしたら、このような事が起きた時のための言葉だったのかもしれないと、今さらながらに思う。

 それでも、命まで奪う必要は無かっただろうにと、そう思えてならなかった。それが彼を腹立たせていた。その腹立ちを抱えたまま、バーニーは霊廟を後にした。



 そのため、今朝、ウィリアム王子から、聖女が討伐の責任者を呼んでいると聞かされたとき、彼は酷く緊張する事となった。

 昨日から引きずる腹立たしさを抱えたまま聖女を前にした時、己がどういう態度をとるのか、判らなかったからだ。


 地図を持っていくという王子の手から、それを奪うように掴むと、これは私が、と言って、聖女が使っていると教えられた部屋へと向かう。その間、頭に浮かんでいたのは、人の命を平気で奪う魔女のような女だった。


 しかし、部屋にいたのは、娘と同じ年頃の少女だった。しかも、その見慣れぬ衣装から、彼女は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のだという事実を、思い知らされた。その途端に保護意識が働く自分に驚き、苦笑する。


(俺は、何と単純な…)


 それでも、こちらを値踏みするような視線を向けてくる少女を見ながら、バーリーは胸の痛みは残っているものの、腹立ちは消えていることに気付いていた。


 その後、彼女の使う術やその能力に驚かされながらも、年頃の少女らしい好奇心や可愛らしさを目の当たりにした事で、彼は香菜と言う少女を守らなければならない理由が判った気がした。


 この世界で生きていくことになった一人ぽっちの少女は、自分を守るために苛烈にならざるを得なかったのだと。でなければ、その力を利用し、搾取しようとする者達の餌食となるのが判っていたのだろう。


(賢い子だ。自分自身を守るため、力を見せつけ、非情さを示したわけだ。だが、ともすれば、それは敵を作ることにつながる。特に、()()()()()()()()()()()()()達は、質が悪い。だからこそ、自分だけは何があっても彼女の味方でいよう)


 そう決心したバーリーの脳裏に、友の笑顔が浮かぶ。


(あぁそうだな、ジェイ。今なら、腹の底から言えるぞ。約束は、何があっても守ってやる…)



 ***




 明日の準備が在るのでと部屋を辞そうとする隊長に、香菜姫はオルドリッジに来てほしい旨を伝え頼んだ。

 それから半時もせずにやって来た宰相に、姫はいくつか頼みたいことがあると言い、先ずはと二枚の紙を渡す。


「それは妾の式が描いたものじゃ。同じように見えるが、そうでは無いらしい。なので、そのことについて、調べて欲しいのじゃ。もしかすると、夕べの盗人達と何か関係があるのかもしれん」


 渡された紙を見比べていたオルドリッジにも、二枚の区別はつきかねたようだが、承知しましたと言って、紙を自身の紙ばさみに挟み込む。


「それから、明日の出立前に、少々確認しておきたい事がある故、場所を貸して欲しいのじゃ。できれば、開けていて、物音がしても支障のない場所が良いのじゃが」


「では、魔術士達の訓練場はいかがでしょう。あそこなら防音の魔法もかかっておりますし」


 オルドリッジの提案に、香菜姫は昼間訪ねた場所を思い浮かべた。


「おぉ、あそこならば丁度良いやもしれん。場所はなんとなくは判るが、できれば誰か案内が欲しい」


 承知しましたと宰相が頷くと、最後に、これが一番大事なのだと前置きして、



「妾達が留守の間に、何らかの動きがあると思われるでな、できれば城には誰も新たに入れることなく、そして出ることも叶わぬ様にして欲しいのじゃが、そのような事は可能か?」


「それは……私の一存ではさすがに決めれませんので、これから王妃様にご相談したのち、お返事に上がります。その時に案内の者も同行させますので」



「あい、判った。では頼んだぞ」


(さて、これで準備は整った。後は……)



 ***



「おや、衣装を替えられたのですね。その色も、よくお似合いですよ」


「あの着物は、化け物退治には向かんからの。すてーたすに入っておったのじゃが、そうか、似合うか…」


 翌朝、迎えに来たバーリー隊長と共に、騎士や兵士が待機する場所へと向かっていた香菜姫は、今朝の衣装を誉められ、少しばかり、顔が赤らんだ。

 黒地に矢羽根と青海波(せいがいは)が描かれた着物に、深緑の袴を合わせた出で立ちは、色味的には少々地味な組み合わせではあるものの、今日これからの事を思って選んだ物なので、褒められて嬉しかったのだ。


 ただ、着替えた最大の理由が、お気に入りの薄紅色の唐衣を汚したく無いから、というのは内緒にしておく。


 到着した待機場では、既にきれいに隊列が組まれており、姫は彼らの優秀さに感心する事になった。その先頭には、同じように鎧に身を包んだウィリアムとビートン騎士団長の姿もある。


 朝日に輝く鎧に身を包んだ騎兵三百騎の視線は、全て姫に向いていた。その瞳には、これから向かうる討伐に対する覚悟と共に、好奇心や期待、そして希望が見てとれた。


 聖女への期待。優秀な兵士であろう彼らが、そんな物にすがらなくてはならないほど疲弊しているのを不憫に思うと同時に、神にすがるような召喚を決めた王への評価が、香菜姫の中で少しだけ上がる。


 見送りのためだろう、王妃と宰相も居合わせていたので、姫は留守の間についての念押しをすることにした。


「昨夜話した通り、しかと頼むぞ」


「了解しております。これから香菜様がお戻りになるまでの間、誰であろうと出入禁止とすればよろしいのですね」


「そうじゃ。一応守りは立てておくゆえ、大丈夫だとは思うがの」


 王妃の返事にそう答えると、香菜姫は二枚の人型の式に息を吹き込み、命令した。


「使役鬼具現!前鬼(ぜんき)後鬼(ごき)!」


 すると二体の鎧兜を纏った式神が姿を現した。一体は真っ赤な鎧兜に黒の天狗面をつけ、その手には斧を持っており、もう一体は青緑の鎧兜に赤の天狗面をつけ、その手にはなぜか水瓶を持っていた。どちらも顔の上半分には面を着けているが、口許は見えており、禍々しい牙が覗くその様は、目にした者に十二分に恐怖を与える容貌だ。


 しかも、どちらもその躯体はたいして大きくは無いものの、盛り上がった筋肉が鎧の上からもうかがい知れる。そのような者達が小柄な少女に傅いている様は、その様子を見ていた者達に、聖女への畏怖の念を抱かせた。


「後鬼、今は其れでは無かろう」


 姫にそう言われた青緑の鎧の式は、己の水瓶を持った手をしばらく見つめた後、ブンッ!と振った。すると、たちまちそれは長尺の柄のついた鎌に姿を変える。


「その方が良いな。では、これから妾がこの場に戻って来るまでの十日ほどの間、誰もこの城の中に新たに入れるでない。そして出るのも許すな。逆らう者に容赦は要らぬ。何人(なんびと)であろうが関係ない。土に埋めろ、堀に放り込め!」


「「畏まって候!」」


 そう返事をした異形の兵達の内、赤の兵は城の表門へ、青緑の兵は裏門へと、走ることなく、まるで地面を滑るように移動していった。それを満足そうに見届けた姫は、


「さて、周王。鎧の形状がいささか違うようじゃが、何人(なんにん)まで行けそうじゃ?」


「前に申した通り、二十までなら⦅『今の我なら倍の人数でも平気ゆえ、お任せを!』と申したいところじゃが、言えぬ…⦆」


「では隊長、妾との別働部隊はこちらの二十名で間違いないな。ヘンリー、荷物はどうなっておる?」


 馬上にいる三百人とは別に、討伐隊長の側に控えていた兵達の方を向き、その中にいた魔術士に質問する。


「仰られていた通り、全てマジックボックスに収納してあります」


「うむ。では周王、頼んだぞ」


「畏まり!」


 そう答えた周王の姿がたちまち巨大化し、二十人の男達の身体が浮き上がった。驚いたように空中でばたばたと手足を動かす兵士達は、すぐさま巨大化した周王の上に乗せられたため、みな必死になってその背中にしがみ付くことになった。当然、その中には討伐隊長の姿もある。


 通常よりも少し大きくなった華王に跨った姫は、すでに浮き上がり、出立の合図を待つ狐の背上から、ウィリアム王子に声をかけた。


其方(そち)達は直接ドーキンスへ向かえ」


「聖女様、我々は?!」


 周王の背にしがみ付きながら、バーリー隊長が声を張り上げる。


「妾達は先にクラッチフィールドへ向かう。なに、案ずるな。周王達にかかれば、あっという間じゃ。そこでの仕事が済み次第、妾達も急ぎドーキンスへ向かうゆえ、そこで落ち合おうぞ!」


 隊長の質問に答えると同時に、最後の言葉はウィリアムに向けて発したのだが、その言葉が終わるのを待ち兼ねたように、二匹の白狐の姿は天高くへと駆け上がり、走り去っていった。


「では、我々も出発するぞ。聖女様が到着するより先に、ドーキンスに到着しておかねばならん!」


「「「「はっ!」」」」


 騎士団長の号令一下、ガチャ、ガシャンという音と共に、騎馬部隊も出発する。


 その光景を見届けた王妃は、


「無事のお帰りを」


 そう呟くと、これから待ち受けている仕事について、考えた。今、城に貯蔵している食料の確認に、人員の把握。十日間人の出入りを止めるということは、食料も入ってこないということだ。

 城内には一応井戸も畑もあるとはいえ、これは今、城にいるもの全ての協力を必要とする案件だった。


 溜息をつく王妃に、オルドリッジが提案する。


「とりあえず、城内で謎の流行病が発生したため、当分城への出入りは禁止すると、城下に御触れを出しましょう」


 謎の疫病が発生したことにすれば、後々、側妃と第二王子の死も、そのせいだと説明しやすいため、ちょうど良いでしょうと王妃も納得する。二人はさっそく軽く打ち合わせをした後、必要な事をするために、それぞれの執務室へと向かった。



 ***



 上空から見ると王都と呼ばれる街は、大きな石壁と堀で取り囲まれており、香菜姫は幼い頃に見せてもらった大坂城の図面を思い出していた。


(結局人の作るものとは、世界が違うても、似る物なのかもしれん)


 しかし、そんな感傷もつかの間、飛ぶように駆ける白狐達のおかげで、王都は直ぐに小さく見えなくなった。


(何故じゃろう、いつもより早い気がする…)


「華王、張り切るのは良いが、無理をするではないぞ」


「…いたみいり!⦅『今日の我は、もっと早く駆けれますぞ!』と、申しあげたいが、言えぬ…⦆」


 王都を出た直後は、それほど被害は目につかなかったものの、移動が進むにつれ、被害の状況が判ってきた。

 今眼下に見える小さな集落は、早々に住人が逃げ出したのだろう。家屋や畑はかろうじて残っているが、その全てが荒れ果てている。しかし、それはましな方だと、すぐに判った。


 なぜなら進めば進むほど、被害は大きくなっていったからだ。幾つか小さな魔素溜まりも見えた。姫がその上を通り過ぎるとき、ちょうどそこから魔獣と呼ばれるものの上半身が出て来ているのが確認できた。


「今は急ぎ故、後回しとするが、ここらも何とかせねばならんのじゃろうな」


 独り言ちるが、状況は見ている間に、さらに悲惨さを増していった。最近魔獣に襲われたらしき村の上を通った時には、その痛ましさに思わず目を背けてしまうほどだった。魔獣は女子供容赦なく、襲い、食い殺していたからだ。


 目的地であるクラッチフィールド領に近づくにつれ、その被害は加速度的に増えていった。さすがに香菜姫も、神にすがるしかなかった者達の想いが判る気がしてきた。


 魔獣に蹂躙された大地は荒れ果て、畑や牧草地は見る影もない。集落だったらしき場所には、瓦礫と腐肉が散乱しているだけだ。そんな悲惨な状態で、唯一、防御壁で囲まれた領都だけが、何とか持ちこたえているようだった。


 そして其処から少し離れた山の麓に、濃い魔素溜まりがあった。それはこれまで見て来た物など比較にならないほど大きく、まだかなり離れているにも拘らず、その禍々しい臭気が判るほどだ。

 先ほどから眼下の惨状を呆然としながら凝視し続けていたバーリーだが、それを目の当たりにし、てようやく口を開いた。


「聖女様の地図のおかげで、魔獣が増えているのは判っていましたが、これは、なんというありさまだ…それに、あれは一体……前に来たときには、あのような物は無かったのに……」


「どこかの阿呆が情報を隠しておったのじゃろう。恐らくじゃが、救援要請の手紙をすり替えておったのではないか?」


「なんと、愚かなことを…」


「さて、さっさと終わらせるぞ。じゃが、その前に…」


 ひゅんっ!


 突然矢が撃ち込まれ、姫の言葉が途切れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
王様死んだって、いろんな人が悲しんでくれるからいいじゃない。主人公なんて、存在したことすら無かった事にされて、愛する家族にすら悲しんでもらえないんだから。こうやって召喚した側の人間が嘆き悲しむのを見る…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ