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魔法青年すねげ☆スネゲ  作者: エアロ
【第1章】はじまり〜逆から読むと「りまじは」〜
2/6

天使

目を覚ますと知らない部屋にいた。


どこだ、ここは。


嫌な気配を感じて横を見るとそれがいた。


「魔法青年を倒したいんだ、僕は」


聞き覚えのあるセリフを聞いて俺はまた気を失って失禁した。


このやり取りを5回ほど繰り返してようやく俺は気を失わなくなった。流石に慣れてきたのだ。

しかしやっぱり怖い。だが現状を把握しなければ。


「お前は、誰なんだ」

恐る恐る聞いてみる。


「僕はNew-2。天使と呼ばれる部類の存在だ」


天使…?

俺は天国にいるということか…?

というか天使ってこんなヘンテコなお面をつけてパーカーを着ているのか…?

羽も生えてないしメガネもかけてる…?


様々な疑問が脳内を渦巻くなか、天使は続ける。


「魔法青年と天使は対を成す存在。つまり魔法青年とは俗に言う悪魔に近い存在だ」


理解が出来ない。

そんなものがこの世に本当に存在するのか?


「いや、魔法青年は存在していない、今は。しかし僕ら天使は魔法青年を倒すのが使命だ。そのために存在している。故に現状、僕らは存在意義を失っている」


こいつ、俺の脳内を見透かしているのか?


「そう。僕らは人間の思考を読み取ることが出来る。だがそんなことは今はどうでもいい。僕が望むのは」




「君に魔法青年になって欲しい、ということだ」


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