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生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい  作者: のの原兎太
第五章 たどりつきし場所
181/291

獅子の牙は迷宮に眠る

ざっくりまとめ:レオンハルトはノーマルエンドを望む。そして次回……最終回!

 帝国中で上演するたび人気を博す演目がある。

『金獅子の牙は迷宮に眠る』と題されたその戯曲は、題名からうかがい知れる通りレオンハルトの迷宮討伐をモチーフにした物語だ。


 石化の呪いで床に伏したレオ将軍は、死の淵で精霊の女王に出会う。

 地脈の管理者たる精霊の女王は、迷宮の主に力を奪われ食い殺されそうになりながらも、レオ将軍を助けるために奇跡を起こす。

 レオ将軍の病床で精霊の女王に祈りを捧げる弟のエイスとその婚約者のキャシー。精霊の女王はキャシーと地脈を結びつけ、錬金術師として誕生させたのだ。


 錬金術師の古い家系の令嬢であるキャシーは、伝承し続けてきた知識と精霊の奇跡によって石化の呪いを解くポーションを作りだし、レオ将軍は一命を取り留める。

 生還を感謝し、精霊の女王の救出を心に誓うレオ将軍。


 精霊の女王の啓示を受けたキャシーが作りだすポーションとレオ将軍率いる軍の活躍によって、迷宮討伐は大きく前進するが、さりとて迷宮も大したもので、あの手この手で行く手を遮る。

 レオ将軍の近距離攻撃と、エイス副将軍の長距離攻撃。二人の兄弟は力を合わせて立ち向かうけれど、ついに力尽きそうになる。


 追い詰められたレオ将軍は禁断のポーションを使用する。もちろん、エイス副将軍や兵士たちもだ。禁断のポーションの効果は素晴らしく、一騎当千の力を得た彼らはなんとか迷宮の主を討伐し、精霊の女王を解放する。

 レオ将軍率いる兵士たちの働きによって、命尽きる前に救い出された精霊の女王であったが、迷宮の主につけられた傷は深く、今にも消えゆかんばかりだ。


 そんな精霊の女王を救うべく、迷宮の核の力を精霊の女王に使うレオ将軍。

 かくして精霊の女王は生き残り、大地はレオ将軍ら人間の領地になった。


 あぁ、けれど。

 禁断のポーションを使ったレオ将軍たちは、その副作用で一騎当千たるその力を失ってしまう。精霊の女王も長く迷宮の主に蝕まれたせいで、もはや姿を現すことすらかなわない。


 演劇の最後は、大地に片膝をついたレオ将軍が、剣を支えに立ち上がるシーンで終わる。

 英雄たるレオ将軍を見上げる兵士たちの眼差しと、背後に浮かび上がる魔物の影の対比が彼らの苦難に満ちた未来と、それでも折れぬ意志を観客に伝える。

 そして、このようなナレーションで締めくくられるのだ。


『迷宮を斃したレオ将軍らの栄光は、文字通り英雄譚として語られるべきものに違いない。

 けれどその英雄たちは、禁断のポーションの副作用によって、すでにこの世から失われてしまった。


 生き残った彼らは、英雄たちの記憶だけを受け継いだ抜け殻で、迷宮すら凌駕した力は残されてはいない。

 凡百たる戦士となり果てたレオ将軍と彼の兵士たち。

 彼らは過去の証人であり英雄譚の語り部として、後人にこの迷宮の物語を語り継いでいくばかりだ。


 獅子の牙は今も迷宮に眠っているのだ』



 *****************************



「まぁ、だいたいあっているのだがな」

「真実が混在している、という程度では?」


 迷宮討伐軍基地の自室で息子からの手紙を手に、『金獅子の牙は迷宮に眠る』について述べるレオンハルトと相槌を打つウェイスハルト。


 むろん、二人ともこの戯曲の内容は知っている。

 迷宮の討伐以降、忙しい日々が続いていてとても帝都に観劇になど行く暇はないのだが、この戯曲は迷宮討伐の関係者にとって重要な意味を持つものだから、忙しい合間を縫ってウェイスハルト自ら監修したのだ。


「それで兄上、手紙にはなんと?」

 ウェイスハルトの問いに、レオンハルトは『金獅子の牙は迷宮に眠る』を観た息子からの手紙に再び目を落とす。


「どうやら終わり方が気に入らんらしい。『迷宮を斃された父上は、今なお帝都の誇るべき英雄です』だそうだ」

 手放しの息子の賞賛に、少し照れたように笑うレオンハルト。


「真っ直ぐにお育ちだ」

 ウェイスハルトも手紙の内容に笑みを浮かべる。


 年若い少年からすれば、この結末に納得はいかないだろう。主人公たる将軍が、ましてや自分の尊敬する父親が、苦難の末に迷宮を斃したのだ。彼は英雄として偉業に見合った称賛を受けるべきだと思うのは当然だろう。


 事実、レオンハルトの実力が特級リジェネ(再生)薬の副作用で低下していなければ、レオンハルトは皇帝直属の軍に将軍として招聘(しょうへい)され、厚く遇されていたことだろう。

 レオンハルトがAランクの実力を有していれば、彼の率いる軍隊はBランク程度の実力者集団であっても《獅子咆哮》の効果でAランク程度の集団へと変貌するのだ。帝国においてもBランクの実力者は数多いが、Aランクの数は少ない。

 まさに一騎当千の軍隊として、レオンハルト率いる軍隊は、帝国に仇なす敵を倒しつづけたのだろう。


 帝国中の賞賛と敵の血をその身に浴び続けながら。文字通り命潰えるその日まで。


「真っ直ぐなだけでは、これからの世は生き残れまい。剣を交えぬ戦いも教えていかねばなるまいな」

 レオンハルトは息子からの手紙を折りたたんで封筒にしまうと、大切そうに引き出しに収めた。その表情は厳しい口調と裏腹に穏やかで、口元には笑みさえも浮かべている。


 今のレオンハルトは特級リジェネ(再生)薬の副作用でBランク程度の実力しかない。Bランクの実力者は数多いから、彼の率いる軍は屈強ではあるのだが、帝国において飛びぬけた軍事力を誇るとはいいがたくなっていた。


 200年にわたる懸案事項であった迷宮を滅ぼした功績は高く評価され、皇帝により見合った栄誉と褒章を贈られたレオンハルトではあったが、その待遇は戯曲が謡うように既に過去のものである。獅子の牙は滅びた迷宮の奥底で、眠りについてしまったのだ。


 その事実は、今まで迷宮に縛り付けられていた抜きんでた戦力が帝都に台頭してくることを恐れた帝都の貴族たちに一定以上の安堵を与えた。

 彼らは口でこそレオンハルトらを英雄として褒めそやすけれど、その力が過去のものであり、これからも魔物蠢く魔の森のほとりの領地を帝都の壁として守り続けていくことに、憐憫と愉悦と安堵を感じているわけだ。


「人生における成功の定義は人によって異なるということを、あの師弟によって学んだよ」

 帝都の貴族連中の思惑とは裏腹に、レオンハルトは迷宮都市にとどまり続けられる現状にひどく満足していた。もう少し情勢が安定すれば、妻子もここへやって来る。戦うことしか知らなかったレオンハルトに、新しい生活が訪れるのだ。


 マリエラたちに出会う前のレオンハルトであったなら、迷宮を斃した後は皇帝に仕える将軍として帝国の敵を薙ぎ払う、栄光と血にまみれた道にこそ己が人生の成功を見たことだろう。


「ウェイスよ、栄光とは、人生における成功とは一体なんだろうな。

 我らは迷宮を斃すことを悲願とし、200年に渡って挑み続けてそれを成しえた。なるほど、これは一つの成功と言って良いだろう。けれど、道半ばで命潰えた我が祖らは、共に戦い迷宮を斃すことなく散っていった同志たちはどうであろうか。彼らは敗者なのだろうか。

 彼らはあきらめなかった。挑み続けた。故に我らは勝利した。

 それならば、これは散っていった彼らも含めた我々全員の成功であり、彼らもまた、迷宮を斃した英雄の一人たりうるのではないか」


 レオンハルトは窓から訓練に励む兵士たちを眺めながらウェイスハルトに語り掛ける。

 基地ではディックが特級リジェネ(再生)薬の副作用で弱体化した兵士たちと一緒になって厳しい訓練に励んでいる。ディック自身も特級リジェネ(再生)薬の副作用で随分弱くなってしまったと落ち込んでいて、必死で訓練を行っている。


 マルローによると、なんでもディックは特級リジェネ(再生)薬の副作用のせいで、妻アンバーに喧嘩で負けてしまうのだそうだ。つまみ食いをしようと伸ばした手はことごとく(つね)られて避けられないし、怒られると分かっているのに「そこに座りな!」と言う声に逆らえないらしい。


「素早さだけでなく魔力抵抗が下がっているのかもしれん」

と、深刻そうに相談されたそうだが、ディックは元からアンバーに上手くあしらわれていて一度だって勝てたためしはないから、そこで弱体化の度合いを測るのはどうかと思うのだが。


 程度も深刻さも人それぞれではあるのだけれど、失ったものを一日も早く取り戻そうと、日々訓練に励む兵士たちをウェイスハルトもひとしきり眺めると、レオンハルトに心から同意した。

「はい。兄上。この勝利は迷宮都市の、200年にわたる歴史が成し得た成功でしょう」


 この勝利が、成功が、皆で成し得たものならば、200年にわたり迷宮と対峙し続けた人々は何のために戦ったのか。顔も見たことのない帝都の貴族たちの、形だけの賛辞を得る為ではないはずだ。だから彼らの賛辞など大して価値のないことで、険しく苦しい戦いの果てにこうして穏やかな日々が訪れたことこそが、レオンハルトらにとって最大の褒章だと、兄弟は心からそう思えた。


 とはいえ、帝都で上演されている『獅子の牙は迷宮に眠る』では、レオ将軍の最後はとても幸せそうには演出されていない。

 物語の主人公たるレオ将軍の手元には、迷宮を斃した瞬間から『過去の栄光』しか残されていないし、劇中でレオ将軍との恋愛さえ予想させた精霊の女王は何の力も貸してはくれない。迷宮の核も使ってしまった。迷宮を斃したことで街は人の領地に戻ったけれど、魔物の影が暗示するように平和が保障されたわけではないのだ。危険が去ったわけではないのに、禁断のポーションの副作用でレオ将軍と兵士たちの戦力さえ低下している。


 とてもハッピーエンドとは言えない幕引きだ。

 この演劇を観た者は、主人公であるレオ将軍に感情移入した者ほど納得のいかないすっきりしない気分になるだろう。

 もっとも、このもやもやとした終わり方こそが、この演劇が長く人気を集める要因になったし、何よりもレオンハルトらの意図するところであったのだが。


「これで帝都の性悪貴族共もしばらくは静かにしていることだろう」

「えぇ。この戯曲をうのみにする者はいないでしょうが、監察官の報告もありますし」


 迷宮を斃したレオンハルトたちにも、迷宮を失った迷宮都市にも、もはやさしたる価値はない。

 そのように帝国の人々に思わせることこそが、この戯曲の真の目的であったのだ。


 迷宮という脅威が去った迷宮都市には、幾つも課題が山積していた。

 レオンハルトらの功名に、ある者はあわよくば恩恵に(あずか)ろうと笑顔で(たか)り、ある者は嫉妬から失脚を願って妨害を企てる。そんな有象無象を相手している暇などありはしない。


 迷宮は脅威ではあったけれど、魔物の素材や薬草など多くの資源の宝庫でもあったから、それらが枯渇していくのに合わせて、迷宮都市は産業の形態を変えていく必要があるというのは大きな課題の一つだろう。


 迷宮都市の周囲に農地を切り開き、帝都との街道を整備して魔の森の素材を交易する。

 人の領域に戻った迷宮都市には、エンダルジア王国時代のように精霊の絶対の守りがあるわけではないが、魔物の生息域は魔の森の奥の方に移動していて、今までの魔の森の中で野営するような魔物が我が物顔で出現する状態から、魔の森に面した他の村々と同程度にまで危険度はさがっている。

 もう、昼でも魔物が農地に現れることはめったに起こらないだろうから、迷宮都市で必要な食料を生産することも可能になっていくだろう。


 魔物の狩場や薬草などの採取場所は、迷宮から魔の森に変わっていく。これも、エンダルジア王国時代の冒険者たちがやっていたことで、格別の旨味は無いが、特段困難な事業でもない。今でも魔の森の周辺の村々では行われていることだ。


 大きな変化ではあるからシューゼンワルド辺境伯家の政治手腕の見せ所ではあるのだけれど、レオンハルトにはウェイスハルトをはじめ頼りになる臣下が多い。

 迷宮を共に倒した彼らとならば成し遂げられぬ事ではない。


 それに、この街には昔と違って錬金術師が何人もいるのだから。


「監察官といえば、錬金術師の話をしたときは傑作だったな」

「えぇ、本当に」

 レオンハルトとウェイスハルトは、エリクサーを作り上げた錬金術師について聞かされた時の監察官の様子を思い出し、二人して笑いだした。


*****************************



「ところで、これは小耳にはさんだのですが、迷宮の討伐に錬金術師が参加したとか。その者は今どこに?」

 不自然な切り出し方をした監察官は、帝都でも珍しい堅物で有名な貴族だった。賄賂など毛嫌いする潔癖なその男を監察官によこしたのは皇帝の温情でもあったのだろう。迷宮を斃したばかりでその価値を値踏みされていた迷宮都市にこの監察官が真っ先に派遣されたおかげで、情勢の不安定な迷宮都市を荒らそうとする胡乱(うろん)な貴族を牽制(けんせい)することができたのだから。


「これはお耳が早い。確かにその錬金術師がいなければ、そしてポーションという奇跡の薬が存在しなければ、我らは迷宮を斃せず、地脈を浄化できなかったでしょうし、この迷宮都市にこれだけはやく新たな錬金術師を誕生させることもかなわなかったでしょうな」

 監察官の質問に、「新たな錬金術師の誕生」という情報を加えて応じるレオンハルト。これは伝えなければならない情報だった。


「新たな錬金術師……ですか?」

「そうですとも。かの者は迷宮の討伐の後、幾人もの弟子を取りこの地に新たな錬金術師を誕生せしめた。ウェイス、今何人だったかな?」

「は。たしか今日で78人目だったかと」

 78人。このべらぼうな数字を聞いた監察官は、さっと顔色を変えて声を上げた。


「78人ですと!? そんなに大勢?

 卿はご存知ないのですか。錬金術師は弟子に地脈契約(コントラクト)させる時、その経験値を分け与えるのですぞ。

 そんなに大勢の契約を行えば、その錬金術師は力を大きくそがれ、二度とエリクサーを作ることが叶わなくなる!」


 やはりか。レオンハルトとウェイスハルトは監察官の発言に彼が迷宮都市を訪れた真の目的を理解した。錬金術師(マリエラ)の力を計りエリクサーの秘密を暴こうというのだ。


「えぇ、それは確かに惜しい事ではありますが、これは迷宮の討伐の為にこの街の貴族たちと結んだ約定であり、なによりかの錬金術師が望んだことでもあるのでね。

 この街のポーション供給をたった一人に頼るなど、街の運営上致しかねるということもある。

 そもそも、エリクサーが作れたとしてその材料がなければ作り様がない。これは迷宮都市にとって有益かつ妥当な選択だと我らは判断している」


「……、エリクサーの材料とは一体?」

 エリクサーが作れる高位の錬金術師が、弟子を取りまくってその能力を大きく下げ、もはやエリクサーを作れない、という想定外の事実を前にして、そうであるならば代わりの情報をと切り替える監察官。もともと錬金術師は地脈を離れて錬金術は使えないから、情報収集こそが目的だったのかもしれない。

 もちろん、入手可能な材料であれば、であるのだが。


「エリクサーの材料ですか? それは『迷宮の核』です」


 迷宮の核。

 そんなもの容易に手に入るものではない。

 階層の浅い、若い迷宮を斃しても手には入らず、50階層に近い成長した迷宮は討伐自体が難しい。

 そして、それを作成しうる錬金術師の極めて高い熟練度――。


 エリクサーが得られる条件を満たすなど、どれほど奇跡的な確率か。

 あれは奇跡でも偶然でもなくて、地脈が、エンダルジアが導いた必然であったのではなかろうか。魔の森の氾濫(スタンピード)の惨劇を超え、あの錬金術師(マリエラ)が200年後のこの地に目覚めたのは、そして、ジークムントという精霊エンダルジアの血を引く者と出会い命を助けたことでさえ、何ものかの特別な計らいが無ければ成り立たなかったと思わざるを得ない。


 もしも、人の身でエリクサーを飲んだならば、その身は人という存在さえも超越し、地脈の管理者として未曽有の力と永遠の生命を得ることが可能かもしれない。しかし、そもそも人という矮小な存在が、地脈の管理などという大それたことを成せるとは、迷宮の主の有様をつぶさに見届けたレオンハルトにはとても思えなかった。


 レオンハルトらの、二度とは手に入らないエリクサーという至宝も、至高に至った錬金術師の能力が低下している現状さえもを惜しむでもなく受け入れている様子に、監察官は彼らが一連の奇跡を定められた運命として受け入れているように思えた。


「そう、ですか。かくのごときものでありましたか……」

 監察官はその後数日、迷宮都市に滞在し、差しさわりのない視察を行ってから帝国へと帰っていった。

 彼は、この迷宮都市が、屈強なる軍勢も至高を極めた錬金術師も、持てるすべてを費やして迷宮を斃し、平凡な街になり替わってしまったと報告をするのだろう。


 そして、帝都で上演される演劇は、マリエラや『炎災の賢者』、『隔虚』の存在をうまく隠したまま、迷宮都市の物語を悲劇にも似た英雄譚へと変えていってしまうのだろう。


 レオンハルトもマリエラも、迷宮討伐軍の兵士たちも、この迷宮都市が持てるすべてを費やし消費したことを些かも惜しんでなどおらず、200年の長きに渡って望み続けた平穏なる日々を手に入れたことにひどく満足しているのだけれど。




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