クリス・スナイパー 前編
「どうか、灯台の宝玉を破壊してください!」
とある日の午前。
獣人大陸ココリ街の新・純潔乙女騎士団本部に1人の少女が訪れる。
どうやら極秘に指名依頼をしたくて直接本部に乗り込んできたらしい。
応接室に通してソファーに座り依頼人の少女と向かい合うと、彼女は切迫した表情で先程の台詞を吐き出す。
少女の名前はアン。
焦げ茶色の髪をおさげにしており、背丈はスノーほど。胸もそこそこあり、年齢は見た目から15、6歳だろう。
日に焼けた健康的な肌、同学年クラスでは一番の美少女っぽい整った顔立ちをしている。
そんな少女が鬼気迫るような願う姿には、獰猛な獣の威嚇とは別種の迫力があった。
オレは思わず彼女の鬼気迫る姿にたじろぐ。
アンはドン引きしている姿に気付くと、自身のおこないを恥じたのかソファーに座り直した。
オレは気持ちを落ち着け、座り直し少女へと話しかける。
「とりあえずアンさん、落ち着いてください。極秘にということで冒険者斡旋組合を通さず指名依頼を受けて欲しいという気持ちは分かりました。しかし、本当に受けられるかどうかはまず依頼内容を聞かなければ判断がつけられません。なので依頼の内容をお話し頂いてもよろしいでしょうか?」
「は、はい。声を荒げてしまって申し訳ありませんでした……」
アンが頭を下げ謝罪してくる。
彼女は軽く呼吸をしてから気持ちを落ち着けると、依頼内容を語り出す。
――アンは妖人大陸にある漁師町から来たらしい。
彼女達が住む町はこれと言って特徴の無い町だ。
唯一、違う点を上げるとするなら……町に少々変わった『灯台』があるぐらいだろう。
『灯台』と言っているが、実際灯台として使用している訳ではない。むしろ、祭儀や儀式場に近い建物だ。
昔、漁師町はもっと広く大きな街だった。
しかし、史上稀に見る災害に遭い街はほぼ壊滅してしまった。
偶然、通りかかった高名な魔術師が、二度と街に災害がおきないよう『灯台』を建築。
『灯台』は真っ白な象牙のように滑らかで、大きく空へと伸び、二度と『大災害』が起きないように街を見守ってくれるようになった。
しかし、一つ問題がある。
魔術師曰く『宝玉以外の玉を設置しないように。もしこの約束を違えたら再び災害がおとずれるだろう』と忠告した。
以後、町では年に一度、魔術師に与えられた『宝玉』を設置。
光を灯し『大災害』が二度と起きないように祈る儀式がおこなわれるようになった。
よくあるお伽噺の内容だ。
問題はここからである。
アンの一族は『灯台』の管理を任されているらしい。
彼女の兄が、とある貴族に騙されて一枚の契約書を交わしてしまう。
その契約書を交わしたせいで、『宝玉以外の玉を灯台に設置してもいい』という権利を貴族側に与えてしまった。
……アンの兄貴はアホなのだろうか?
騙されたとはいえなぜそんな契約書を交わすことになったんだよ。
また貴族側もアホ過ぎる。
どうやらこの貴族は、町のお伽噺と現在でもおこなわれている儀式を知って、『なら本当に宝玉以外の玉を設置したら大災害がおきるのか?』と好奇心に駆られわざわざ兄貴を騙したらしい。
この貴族は魔法や魔術、遺跡などに目がない変わり者で有名だとか。
その変わり者の貴族に目を付けられた結果、今回のような事態になってしまった。
一通り事情を聞いて頭痛を覚える。
冒険者斡旋組合を通さず直接話を持ち込んだ理由は分かった。
情報が貴族に漏れて妨害、または契約違反だと訴えられないためだろう。
「確かにPEACEMAKERの理念は『困っている人、救いを求める人を助ける』ですが……流石に騙されたとはいえ契約を反故にする力はありませんよ」
話を聞く限りこの貴族はそれなりに高位の爵位を持っているようだが、PEACEMAKERが一睨みすれば、あっさり引き下がるだろう。
しかし、権力&武力を振りかざし、騙されたとはいえ正式に交わした契約を一方的に破棄させたら軍団の理念に違反しかねない。
場合によってはPEACEMAKERの理念が曲解、歪む可能性すらある。
『貴族や上位の権力などを持つ相手になら、どんな理不尽なことをしてもいい』となってしまえば、それではまるでPEACEMAKERがイジメ側、理不尽な暴力を振るう側になってしまう。
前世地球で聞きかじった問題がある。
医者は貧乏人と金持ち、どちらを先に治療するべきか?
正解は『病、傷が深い方』である。
治療に貴賤は関係ないということだ。
貴族だから、上位者だから、暴力や理不尽な行為をしてもいいという理由にはならない。
オレの言わんとすることを理解しているのか、アンは柳眉を下げつつもすがりつくように訴えてくる。
「軍団の理念は重々承知しています。団長さまに貴族様と交わした契約を一方的に破棄するよう依頼をしに来たのではありません。契約に則って破棄するためのご尽力を賜りたくお願いに参上したのです」
アン曰く――『今まで使用してきた宝玉が古くなったため、新しく玉を製造。仮にこの偽玉が壊れた場合、旧宝玉を使用してもいい』と契約書に書いてある。
もちろん、もっと分かり辛く小難しく書いてあるのを、簡単に訳した内容だが。
つまり、貴族が準備する偽玉を破壊すれば、今まで使っていた宝玉を使用しても問題ないらしい。
アンはPEACEMAKERに、この偽玉破壊を依頼しに来たということだ。
ただの破壊依頼なら、オレ達に依頼せずともいいだろうが……彼女はさらに条件を追加してくる。
「灯台を壊さず、台に置かれる偽玉だけを破壊して欲しいのです」
「その程度の条件であれば、オレ達じゃなくても対応できそうに思うのですが……」
「いえ、恐らく不可能かと。なぜなら灯台は少々難しい場所に建っているのです」
アンは懐から紙を取り出す。
灯台が建っている場所の地図と、内部構造が描かれてあった。
内部構造は螺旋階段があり、最上階に広間がある。
昔々のお伽噺のせいか、窓はなく吹きさらし状態になっているようだ。
そのため毎日の掃除や管理をアン達一族がやっているとか。
問題は灯台が建っている場所だ。
海辺の岬、『凸』の山部分に灯台が建てられている。
なぜかそこだけ突出しているため、灯台の高さもあり台に置かれた偽玉を破壊しようとしても左右から狙うことが出来ない。
例えスナイパーライフを使用したとしても、角度や高さ的に狙うのは不可能だ。
「彼らは私達の妨害を警戒し、儀式当日の三日前から偽玉を持ち込み設置するそうです。なので儀式当日までに灯台を傷つけず、破壊せず、台に置かれた偽玉を壊して欲しいのです!」
アンの話を聞いて絶句する。
ただでさえ建物の位置的に狙撃で破壊することも出来ないのに、さらに周囲に警備も配置し、誰も近づけず、当然最上階にも人員を配置するのだとか。
はっきり言って無理ゲーというレベルではない。
灯台ごと破壊するなら難しくないのだが、偽玉だけとなると不可能である。
オレは誤魔化すことなく素直に『無理です』と頭を下げるが、アンは引き下がらない。
「そう仰らずどうかご協力をお願いします! このまま祭儀に偽玉を使用したら町に昔話にあった大災害がおとずれてしまいます! どうかPEACEMAKERさま、魔弾さまのお力を私達にお貸し下さいませ!」
「とは言われても……実際、物理的に玉の破壊は難しい――うん? あの『まだんさま』ってなんのことですか?」
PEACEMAKERは軍団名のためすぐに理解できるが、『魔弾』なんて物騒なモノ初めて耳にしたため、つい尋ね返してしまう。
アンも不思議そうな表情で聞き返してきた。
「? 魔弾さまですか? PEACEMAKERに所属しているとお聞きしたのですが……」
アンが説明してくれる。
『魔弾さま』とは、小さな矢のようなモノを魔法で自由自在に動かし、どんな小さな的にも当てる凄腕の射手がPEACEMAKERに所属していると噂になっているらしい。
他には『奇跡の少女』や『夜姫』、『悪夢』、『魔術師殺し』と呼ばれているとか。
うん、誰のことか分かったよ。
とはいえいくら『魔弾さま』――クリス・ガンスミスでも、今回の依頼を達成するのは不可能ではないか?
だが彼女も子供の使いや遊びでわざわざ獣人大陸ココリ街まで来たわけではない。納得しなければ絶対に引き下がらないだろう。
「……分かりました。なら本人を呼んで直接確認してもらいましょう」
「ありがとうございます! よろしくお願いします!」
「少々お待ちください」
オレは一度離席し、部屋を出る。
アンの希望で人払いをしていたため、部屋には居なかったが護衛メイドが扉の外で待機していた。
彼女達に『クリスを至急、応接室へ呼んでくれ』と頼む。
護衛メイドの1人が一礼すると、足早にそれでいて優雅にクリスを呼び出すため廊下へと消える。
運が良いことに、今日彼女は本部グラウンドで団員達の訓練にあたっていた。
そう時間もかからず応接室へ来るだろう。
――約10分後。
予想通り、たいして待つことなくクリスが応接室へと顔を出す。
クリスは依頼人であるアンに挨拶したあと、改めて彼女に状況を説明する。
『状況は理解できましたが……これは難しいですね』
彼女の出した依頼内容に、さすがのクリスも眉根をひそめた。
『偽玉を直接狙うには角度が足りません。跳弾で当てたとしても威力が足りない恐れがありますし……』
例えば窓枠に銃弾を当て跳ねる角度を計算し『跳弾』させて、偽玉に弾丸を当てることは恐らく可能だろう。
しかし、跳弾した段階で弾丸のエネルギーが落ちる。
恐らく偽玉を破壊するエネルギーはなくなるだろう。
ならばエネルギーが落ちても玉を破壊する威力を保有する対物狙撃銃で跳弾をおこない破壊しようとした場合……今度は威力が強すぎて跳弾させる窓枠自体が吹き飛ぶ可能性が高い。
窓枠自体が銃弾のエネルギーに耐えきれなかったら、跳弾など出来る筈がない。
まさか事前に調べる訳にもいかないだろう。
「ならグレネード弾を撃ち込んで台座ごと吹き飛ばすのはどうだ?」
「あ、あの……灯台最上階は神聖な場所なので死者を出すマネはちょっと……。それに偽玉はともかく台座そのものを破壊されてしまったら祭事自体がおこなえなくなるので……」
アンさんが申し訳なさそうに口にする。
自分で提案しておいて何だが、確かにこの案はないな。
人死にもだが大災害をおこさないため偽玉だけを破壊したいのに、台座まで吹き飛ばしたら意味が無いじゃないか。
『偽玉が台座に置かれる前に、破壊するのはどうでしょうか?』
一方、クリスがオレより100倍以上まともな提案をする。
偽玉が灯台に運び込まれる前、移動途中や保管場所で破壊すれば、灯台云々で悩む必要は確かにない。
「それも難しいかと……」
偽玉がどこに保管されているか分からない上、運び込む時は大掛かりな警備が付くと予想される。
なので破壊するチャンスは、前日深夜から当日朝日が昇る前、台座に偽玉を置かれる極わずかな時間だけだとか。
『だとすると事前に破壊するのは無理ですね……』
隣に座るクリスが肩を落とす。
確かに彼女の言葉通り、事前に破壊するのは無理だろうな。
とはいえ他に偽玉を破壊する方法なんて……。
「うん?」
『どうかしましたか、リュートお兄ちゃん?』
クリスの声に反応せず、テーブルに置かれた簡易地図を覗き込み考え込む。
オレ達は陸側方向だけから、『どうやって破壊するのか?』を考えていたが、別に海側からやっても問題はないんだよな。
海側からなら陸側で灯台を警備する者達もいない。むしろ、動きやすいのは海側ではないか?
解決の糸口を見つけたらあとは早かった。
深夜、航空機、海側、抵抗陣、肉体強化術、スナイパーライフル、etc――必要な物、要素、条件が次々に浮かびパズルピースを嵌めていくように絵図が描かれていく。
一通り検討を終えると、簡易地図から顔を上げクリスに問いかける。
「クリスは泳ぎは問題なかったよな。高いところは大丈夫だったか?」
『大丈夫ですが……もしかしてリュートお兄ちゃんは何か作戦を思いついたんですか?』
「本当ですか、団長さま!?」
アンが席を立つ勢いで前のめりになる。
オレは落ち着くよう微苦笑を作りつつ、手でうながす。
彼女が恥ずかしそうに席に座り直してから切り出した。
「本当に出来るかどうかはクリス次第だけど、一つ作戦は思いついたよ。その作戦っていうのは――」
オレは思いついた案を順序立てて語る。
作戦実行自体は問題無いが、これで本当に破壊できるかどうかはクリスの腕に懸かってくる。
彼女が『無理』と言ったら没になてしまうが、クリスは笑顔で同意する。
一方、依頼人であるアンの方がむしろ驚きで、顔色を悪くしていた。
オレとクリスの2人で彼女を落ち着かせ、安全性に問題がないことを告げる。
無事、アンも納得したところで作戦が決定した。
こうしてオレとクリスが、偽玉を破壊するため漁師町へと向かうことが決まる。
偽玉を破壊する作戦とは――。
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
今回の依頼人アンが住む漁師町は、妖人大陸にある。
町自体も話し通りこれと言って特徴がない。
オレとクリスは、アンの案内で目的の灯台へ向かう。
風除けの防風林を越えると視界が開け、断崖絶壁、青い空に海――そして天を突く用に伸びる真っ白な建物『灯台』が見える。
「これが話に出ていた灯台か……」
『綺麗ですね』
クリスは笑顔で灯台を見上げる。
アンの説明で聞いた通り灯台は真っ白で、煉瓦を積み上げて建築された訳ではないため繋ぎ目が一つもない。
真っ白で滑らかで、汚れ一つ無く、長年海風に当たっているのに劣化もしていなかった。
まるで『たった今、建築されたばかり』と言った雰囲気だ。
アンはどこか自慢気に語る。
「私達の一族が長年大切にしてきたのもあるのですが、『灯台』自体汚れや劣化に非常に強いらしくて。材質も今までに見たことも聞いたこともないモノで作られているらしいのです」
『今までに見たことも聞いたこともないモノで作られている』って……。
もしかしてこの灯台は、天神か、他魔王やアスーラあたりが作ったモノじゃないだろうな。
実際近付いて手触りや内部も確認したいのだが……そうは問屋が卸さない。
灯台の周辺は厳つい男達が完全武装して出入口、その周辺を警備していた。
もちろん、オレ達の存在に気付いてはいるが、遠目に見ているだけで何かアクションをしかけては来ない。
仮に近付き、中に入ろうとすれば行動をおこすだろうが。
「警備の人達の質がいいな。手を抜かず、ちゃんと真面目に自分達の職務をこなしている」
『長時間、警備するのは体力、気力とも消耗するので人によってあからさまに手を抜いたりするのですが、あの方々は違うようです。好感がもてます』
クリスの言葉に、アンが『苦虫を』とまではいかないが、苦手なピーマンを噛み潰したよう表情を作る。
気持ちは分かるが、クリスの指摘は尤もだ。
建物の警備は手を抜こうと思えば、いくらでも抜ける。
それこそ、外の見張りは最低限にして、建物の中に引きこもって暇つぶしの本やカード(トランプ)、最悪の場合酒精を飲む者も居る。
しかし、今警備をしているものをはそんな空気を持っていない。
完全に『プロ』の仕事をしている。
ああいう人材は、資金をいくらかけてもやる気がなければ育つものではない。機会があれば心構えなど、新・純潔乙女騎士団に入団した団員達に講演の一つでも開いて聞かせてもらいたいものだ。
とはいえ今は敵同士、いい加減こちらに向けられる視線も面倒なため、防風林の影へと移動する。
「改めて現場を確認しておいてよかったな。地上の警備は厳重だし、出っ張った岬に建てられた灯台を左右から狙うのは難しそうだ」
『ですね。射程距離は問題無いのですが、やはり角度が足りません。あとは想像以上に風が強いです』
ミニ黒板を掲げるクリスの髪を、強い海風が撫でる。
クリスは咄嗟に片手を離して髪を抑えたが、風は暫く彼女の髪で遊ぶように吹き続けた。
風が一度収まるとアンが説明してくれる。
「基本、この辺りは昔から風が強いんです。だから、防風林を必ず作らないと大変なんだと祖父から教わりました。儀式が近付くと、特に酷くなるんですよ」
もしかしたら昔、風が強くなり過ぎて台風や竜巻などになって街を破壊し尽くしたのではないだろうか?
宝玉はその風を抑えるための魔術道具なのかもしれない。
……あくまでふと思いついた話でしかないが。
「とりあえず現場を確認できたお陰で、今回立てた作戦が上手くいく確信が得られたよ」
オレ達が確認した限り、見張り達は陸上側を重点的に警戒しているが、海側はあまりしていない。
お陰でこちらの作戦が上手くいく手応えを感じた。
しかしアンの顔色はすぐれない。
「あ、あの本当に大丈夫でしょうか……。確かに偽玉が台座に置かれるのは問題ですが、それでクリスさまが怪我をなさっては……」
『大丈夫ですよ。ちゃんと怪我をしないよう対策も立てていますから』
アンは一族の使命も大切だが、歳の近いクリスが怪我をするのも嫌がっていた。
彼女はとても優しい心を持っている。
本当に良い子だ。
そんなアンの優しさに『自分は大丈夫だ』と彼女を安心させるため、クリスは笑顔で返事をする。
クリスの言葉通り、無茶をするつもりはない。
安全面に関してはしっかりと確認している。
また今回の作戦には漁師町の人達の協力も必要になってくる。
オレ達は今後の作戦について詰めるため、灯台から離れ漁師町へと引き返したのだった。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
感想、誤字脱字、ご意見なんでも大歓迎です!
ご無沙汰しております、明鏡シスイです!
気付けばもう12月18日! もうすぐ(今月20日)に軍オタ小説12巻&コミックス5巻が発売になります!
なので久しぶりの連続更新をしたいと思います!
今回の連続更新は、『クリス・スナイパー』を書きました。
いやー、こちらも久しぶりに書きましたが『クリス・スナイパー』物はある意味で大変ですけど、とても楽しいですね。いつもの軍オタと違って色々考えないといけないのが大変ですが……。
さて、これから発売日まで連続更新をおこないます。どうぞ最後までお付き合いして頂ければと思います。
最後に――活動報告で『電子書籍を購入後、軍オタ4巻コミックスの購入者特典SSが読めなかった』というご指摘を頂きました。
書籍と違って電子書籍の場合、献本がなかったので今更確認させて頂きました。
確かに書籍と違いがあり、パスを確認することが出来ませんでした。確認をおこなってしまい申し訳ございません。
今月の20日に発売される軍オタコミックス5巻では、電子書籍を考慮したパスを考えさせて頂ければと思います。
最新のパスワード(コミックス5巻)があれば、1~5巻の今まで書いた特典SSを読むことができます。なのでそちらで確認して頂ければと思います。