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三百十一話

(´・ω・`)隠れ里編 終わり

「え、じゃあ後一週間で出ていっちゃうの?」

「ああ、一応里長の経過を見守るって意味でも、最低一週間は見ておきたいってダリアが言うんだ。だからその後にね」

「私はもう大丈夫なのですが、どうしても私の身体を見たいとお二人が言うので」

「いやもう突っ込みませんけどね?」


 お好み焼きをムシャムシャと食べながら、今後の予定を皆に伝える。

 ふむ……キャベツの甘さがたまらんな。

 残り一週間、その間にダリアにはせいぜいこの里に尽くしてもらうとして、俺はどうしようか。

 レシピの写しなんて一日もあれば終わるし、残りの時間を何か有効活用したいところなのだが……。


「あ、そういえばカイさん、剣の鞘が完成しましたよ」

「お、本当かい? じゃあ食べ終わったら早速使わせてもらうよ」

「うーん……カイくんどうして剣を収納しないんだい? 最近ずっと背負ったままだし、寝る時だって壁に立てかけたままじゃないか。夜に倒れてびっくりしたんだからね?」

「ははは……ごめんごめん。ちょっと訳有で、暫く出しっぱなしにする必要があるんだ。だから鞘を作って貰ったわけなんだけどね」


 剣は、収納しない限り『装備中』という扱いになる。

 そして収納してしまえば『剣の状態がリセットされてしまう』のだ。

 だから……今はまだ、しまう事は許されない、と。

 ダリアは不満そうにしているが、こいつばっかりは我慢してもらわないと。


「そういえばダリアさん、私に何かお願いがあると言っていませんでしたか?」

「ん? ああ……実は里の様子を見て回っていた時、ちょいと気になる畑があってね」


 里長が思い出したように言う。そういえば『自分の欲』がどうとか言っていたな。

 なにか気になる作物でもあったのだろうか?


「豆の栽培だけ、あまり規模が大きくないように見えたんだが……少しだけ多く作って、可能なら王国側に流通させてもらえないでしょうか?」

「豆ですか? 家畜の飼料用のものですが、そんなに食べたいのですか?」

「なんだダリア、お前豆を量産して調味料作りにでも乗り出すつもりなのか?」

「……バレたか。いや、この国の農業ってかなり偏っててな。ヘタに土地が肥沃なせいで、わざわざ豆を育てる農家が少ないんだよ。その点この場所は、最低限のスペースで通常の倍以上の生育の速さ、そして収穫量が期待出来るだろ? 今すぐじゃなくても、そのうち高値で買い取れるようにしたいなって」


 豆は、確かに元日本人としては欠かせない作物だ。

 醤油に味噌、豆腐に豆乳、おからに湯葉と、和食にかかせない物ばかりだ。

 まぁ、大方セミフィナル大陸で盛んな調味料づくりを羨んで、という事なのだろうが。

 しかし、恐らくコイツの一番の目的は――


「まだ諦めきれていないのか揚げ出し豆腐」

「当たり前。たしかに白子もうまいが、豆腐とはやっぱりちょっと違うからなぁ」

「……甘くないババロアでも作ってそれで我慢しろ」

「やめろよ吐き気がする」


 しかしまぁ、この先俺達だって、全てが終わった後もこの世界で生きていくのだ。

 食の幅が増えていくのは嬉しい事ではあるのだが。

 すると里長は、ダリアの願いを少し吟味した後に『構いませんよ』と了解してくれた。

 ふむ、だったら今のうちの豆の利用法もレシピノートに書き留めておきましょうかね。


「さてと、じゃあ食器を洗ったら、俺は暫く部屋に篭もらせてもらうよ。レシピノートを書き写さないと」

「ふふふ、期待していますよ。なかなか手に入りませんからね、その手の書籍は」






 そうして、俺は最後の一週間で、少しでもこの里の未来に役立てる物を残そうと奔走した。

 相変わらず小さなリュエのような住人に癒やされながら、その子達に簡単な料理を教えたり、生活に役立つちょっとした裏技を教えたり。

 時には、川で効率的に魚を捕獲出来る罠も教えたりもしたのだが、あまりに効率が良すぎると、生態系に異常をきたしてしまうからと、ちょっとだけ古い方式を教えたり。

 勿論、里長と一緒に食事の用意をし、俺の知っている知識を彼女に伝授したりもしたのだが……さすがに覚えの良さが尋常ではなく、俺が長年かけて身体に覚え込ませた技の数々が、あっという間にラーニングされてしまった。

 恐るべし古代の超技術の結晶。

 本当に、目まぐるしくも充実した一週間だった。

 ここでの生活は、心を豊かにしてくれた。そして住人とのふれあいは、最近荒みつつあった俺を持ち直させてくれた。

 良き友となったアマミとの交流や、向上心の塊であるクーちゃんとの会話。

 そして、自分よりも大人な里長とのやりとりも楽しくて。

 本当に心身ともに満たされる日々だった。


「……こことも、明日でお別れか」


 漆黒の闇。星も月も出ていない空の下、誰もいないバラ園で一人佇む。

 不思議だ。光がないはずなのに、自分の身体や周囲の様子だけは、ぼんやりと見ることが出来る。

 きっとこれも、なんらかの魔術なのだろうな。

 ベンチに腰掛け、背もたれを使って身体を反らす。

 それを心地よいと感じる自分がなんだかジジ臭くて、ちょっとだけ口の端が持ち上がる。

 ふと、葉のこすれる音がした。

 猫や鳥だろうかと、周囲に目を凝らす。

 だが、意外な事にそれは動物によるものではなくて……。


「あ……なんでよりによって外に出てるのかな、カイヴォン」

「アマミ……どうしたんだこんな夜中に。それも庭になんて」


 それは、こんな時間にこんな場所に来るはずのない人間だった。


「ちょっと黄昏に来たの。黄昏時じゃないけれど」

「ん、そうかい」

「あれ? 反応薄くない?」

「いやまぁ、たぶん立場が逆だったら俺も同じ事をしたと思うから」


 分かるんだ。会えなくても良い、いやむしろ、会わなくても良い。

 ただ、そこに今いるのだと、再確認したいのだ。

 明日で、別れてしまう友人の存在を、近くに感じたい、それだけの理由。


「変にカンが良いって、ダリア様が言っていたけど、本当みたいだね」

「深読みする悪癖があるだけだよ。まぁ……こうして話せる事を幸運だと思いな」


 暫しの沈黙を、先に破ったのはどちらだったのか。

 気がつけば、今日までの出来事を話し始めていた。

 一人、里の為に街道を走っていた事。道端で、見知らぬ人間と接触してしまった事。

 得体の知れない相手への恐怖や、不思議な偶然の事。

 酷く警戒していたのに、気がつけば初めて楽しいと、里の人間以外との交流を楽しいと思えた事。


 少しだけ、初めての大陸に戸惑っていた事。

 大きな出来事が起きる予感に、日々不安を感じていた事。

 大きな目的が出来て、少しだけ周りが見えなくなっていた事。

 自分の心が、思っていたよりも弱いのだと自覚した事。


「……アマミ、今までありがとう」

「うん、こちらこそありがとう」


 一時の別れ。その言葉を、他の皆に先んじて彼女に伝える。

 ああ、そうだ……俺はあの誓いを守れただろうか。

 あの言葉を、嘘にせずに済んだのだろうか。

 それを、問う。


「『俺やリュエ、レイスと出会えたことを、本当に人生最高の『幸運』だと思うことが出来るように』前に俺は、君にそう言った。まだ道半ばだけれども、少しは真実味を帯びてきたんじゃないかい?」

「……ごめん、普通に忘れてた」

「おいおい……」

「ふふ、嘘だよ。うん、少しは信じられるかな、今なら。みんなに会えて、少し変わったような気がする」

「……そいつはよかった」


 アマミが立ち上がる。


「さてと、じゃあ私は戻ろうかな。ねぇ、カイヴォン。一つお願いして良い?」

「ああ、いいよ」

「私ね、友達からお土産を貰うっていうのを経験してみたいんだ。お願いして良い?」

「ははは、言われるまでもないさ。何が良い? アイテムボックス持ちだからなんだって持って帰れるぞ?」

「うーん……じゃあ共和国には、おしゃれな物が沢山ある街もあるって聞いた事があるから、なにかおしゃれな物をお願いしようかな?」

「うわ、結構ハードル高くないか、それ」

「でしょう。リュエやレイスさんに決めてもらうのはズルだからね、ちゃんと自分で選んでみてよ。私が評価してあげるから」

「……鯛の被り物……いや頭に乗せる変な置物……」

「……ダメ。ちゃんとしたの選んできてよね」

「了解了解、ちょっとしたジョークだよ」


闇の向こうに消える彼女を見送り、屋敷へと向かう。

最後に、もう一度君に感謝を。

 この大陸に来てすぐの俺は、ここよりももっと深い、行先の見えない場所に立たされていたのだ。

 そこに光明を見いだせたのは、他でもない、君と出会えたおかげなのだから――


「……おしゃれな物、か――」






 里を旅立つ日の朝。

 まだ住人の殆どが夢の中にいるような早朝にも拘わらず、この里の空は真昼と変わらない、青々とした晴天を頭上に広げていて。

 きっと、いつだって出立日よりなんだろうな、なんてとりとめのない思考が脳裏をよぎる。


「では、今までお世話になりました」

「これからもどうか、ご自分を大事になさってください、里長」

「またね、里長。また絶対に来るからね」

「本当に良くしてもらってなんと礼を言ったらいいか……何かあったら、すぐに結界に信号を送ってください。俺に届きますから」


 見送りは、里長だけだ。

 既に昨日、お別れ会として盛大に料理を振る舞ってもらい、別れの言葉を伝えてもらっているのだから。

 尤も、アマミとは深夜にもう一度会っている訳だが。


「こちらこそ、皆さんにはお世話になりました。ふふ、最初はレイスさんだけでもここに残ってもらおうと思っていましたが、今は考えが変わりました。三人共、いつでもこの里にいらっしゃいな。歓迎しますよ、永住であれ滞在であれ」

「ははは……確かにここに別荘を建てるのもいい考えかもしれませんね」

「そうだね! それで毎年、ここのみんなに会いに来るんだ。素敵じゃないか」

「ふふ、そうですね」


 未来を語る。幸せな、のんびりと平和を享受できる、そんな生活を。

 それは案外、現実的な計画にしても良いと思えるくらい、素敵な思いつきで。

 本当に近い将来、実現しても良いと思えるくらいで。

 心の底から、この場所を愛しているのだ。俺も、リュエも、レイスも。

 里長がいて。日々を謳歌する住人がいて。友人であるアマミがいて。

 クーちゃんが遊びに来て、いろんな人間が採れたての野菜を持ってきて。

 そんな、夢のような場所が、この隠れ里なのだ。


「では、もう一度おさらいしますよ。この川を辿っていくと、大きな池に着きます。そこを時計回りに二周すると、反対側に道が現れます。そこを、ただひたすら真っすぐ進むのですよ」

「ええ、あの池には俺も行った事がありますから」

「それで、道の先に木で出来たアーチがあります。それをくぐらずに脇を抜け、その後に反対側から潜ると共和国入り出来ますからね」


 知らなければ絶対に抜け出せないようになっているその道順を頭に叩き込む。

 本当に不思議で、まるで神隠しにでもあったかのようで。

 そして、それがなんだかもう二度と戻れないようで……。

 そんな事はないと分かっているのに、この場所に足を踏み入れることが出来ないような、そんな言いようのない不安が襲ってきて。


「……カイヴォンさん。どうやら貴方は、私が思っていたよりも……弱い人みたいですね」

「……ええ、そうですね。俺は、弱い。俺はとことん弱いんですよ、身内には」

「……優しいとは、言いませんよ私は。ですが、その弱さは嫌いじゃありません」


 上を向き、そして気持ちを切り替えるように、再び里長を、この里を強く目に焼き付ける。

 ああ、ここは身内の里だ。もう、ここは俺にとってかけがえのない、第二の故郷のような場所だ。

 俺は、絶対にここに戻ってくる。全てを終わらせたその後に、必ず。


「では名残惜しいですが……いってらっしゃいませ、皆さん」


 彼女は、まさしく淑女然とした物腰で、美しいカーテシーを披露した。

『いってきます』と、四人の声が重なる。

 そうして、俺達はこの隠れ里を、かつてリュエの教えを受けた人間が、彼女と似た境遇の人間を救うために生み出したこの里を後にしたのであった。




 歩きはじめて三十分。既に池を通り抜け、突如森の中に現れた小道に入ってから十分程経った頃。

 別れの余韻を引きずってか、誰も一言も話さずに進んでいた時だった。

 先頭を行く俺に、ダリアが声をかけた。


「カイヴォン、その……なんだ。改めて謝らせてくれないか」

「なんだ、突然」

「お前が、そこまで大事に思っていた場所だと、思っていなくて。だから、前に襲撃した時の事を、もう一度謝らせてくれ。すまなかった、本当にすまなかった」

「なんだよ、そう言われると恥ずかしいだろ」


 ああ恥ずかしい。嫌だね、歳をとると涙もろくなってしまう。


「あ、アーチが見えてきたぞみんな」

「脇を通るんだよね」


 見えてきた、まるで木をねじりながらアーチ状に曲げたようなそれの横を通り抜ける。

 そして振り返り、そのアーチをくぐり抜ける。

 その瞬間、今の今まで、不自然な程静寂に包まれていた周囲の森から、唐突に生命の気配を、虫や鳥の声が聞こえ始めてきた。

 見れば、昇り始めた太陽がこちらを照らし出し始めていた。


「ああ……早朝の森の匂いがする」

「なんだか清々しくて、懐かしい感じだな」

「うわぁ……そういえば自然って、こういう感じだったよね」

「最近、すっかり忘れていましたね……空ってこんなに高くて、淡い色だったって」


 さぁ、ここはもう、共和国だ。

 複雑だが、歪ではない。

 平和ではないが、安心は出来る。

 しがらみも多く、水面下で様々な思惑が蠢いているが、それがどこか健全な。

 そんな、国らしい国。多くの種族がひしめき合う、セリュー共和国だ。


「よし、じゃあ最初の街に向けて出発だ」


 はてさて、次の街ではどんな事が起きるのか。

 久しぶりだな、こういうワクワクとした感情は。

 ……なんだか、久しぶりに旅を再開したような気持ちだよ。

 シンデリア。かつて、リュエのいた森で暮らしていた一族の末裔が住む街。

 恐れられていた彼女に、どうにかしてご馳走を分けてあげようとしてくれた、心優しいその一族。

 どんな文化が残っているのか。どんな歴史が残っているのか、それを調べてみるのも、きっと楽しいだろう、な。




 森を抜けると、すぐに広い道に出た。

 轍が出来ないほど押し固められたその道は、日頃から多くの人間が行き交う道なのだろう。

 すると、地図を広げていたダリアが、ここからは自分が先頭に立つと、やや深めのフードを被りながら前に出る。


「ここを右だな。たぶんすぐに見えてくるはずだ」

「じゃあ左だな。お前、地図逆だぞそれ」

「……マジかよ」

「お前昔っから道間違うよな」


 コツとしては、こいつのナビを疑う事。

 たいてい逆だったり、一本ズレていたりするんだよ。

 そうして道なりに進んでいくと、早速馬車が道の先から現れた。

 おお、御者の男性の頭に、犬っぽい耳が生えているじゃないか!


「すげえファンタジーしてるな、ここは」

「何を今更。俺なんてファンタジー代表ロリエルフだぞ」

「……ここだけの話見飽きた」

「てめぇ……」

「むむ、カイくん私にも飽きちゃったのかい? 悲しいよそれは」

「あ、違うから。リュエはもうずっと見ていて飽きないから」

「……それはそれでなんだか違う意味に聞こえる」


 そんな笑い話のような会話を続けていると、早速街壁が見えてくる。

 検問所のようなものもなく、随分と開かれた場所のようだ。


「ああ、そうだ。この街というか、この国に入ったら一つ注意点がある」


 と、その時。ダリアが今更そんな事を言い出した。


「まぁ知らないから心配はしていないが、間違っても各地方、つまり元々の国の名前でその土地を呼ぶんじゃないぞ。例を出すなら『エルダイン』を『エルダイン国』とかな」

「ん? まぁ、普通そうだろ?」

「ああ、普通はそうだ。が、未だに共和国制を認めていない過激派だっているんだ。そういう連中と間違われないようにな」

「ふむふむ……大丈夫だよ、絶対に言わないから」

「なるほど……レジスタンスのような組織が潜んでいるのですね」


 ふむ。そもそも今向かっている最初の国、もとい地方すら分からないからな。


「まぁ旧エルダイン国辺りに行かない限り、そんな連中とは出くわさないがね」

「注意した自分が言ってるじゃないか、国って」

「ああ、悪いつい癖で。あの場所だけは立場上警戒していてな、共和国として見ちゃいないんだよ、内心」

「色々面倒だな……じゃあ改めて聞くが、今目指してるのはなんて場所なんだ?」


 シンデリアは、どうやら元々全ての国に属さない商人の街だったらしく、それが共和国となった今でも続いているそうだ。

 そしてここから最寄りの国、今では地方扱いになっているのだが――


「“ミササギ”って場所だ。元々は温厚な種族が暮らす国だったんだが、エルダインの属国のような扱いだったんだよ。共和国制にいち早く賛成して、さっさと国を解体した強かな連中でもあるな」

「ほほう、なんか名前の響きもそんな感じがするな」

「ちなみに、エルダインもミササギも獣人の国だ。エルダインは“キャトネイル”を含む、ちょいと気性の荒い種族が多いな。カイヴォンに分かりやすく言うと、肉食動物だ」


 どうやら、元になった生物の気性を引き継いでいるらしい。

 となると、今から向かっているのは草食動物っぽい住人ばかりだ、と。

 が、やっぱり性格なんて個人個人で違うらしく、割と様々な種族が暮らしているそうだ。

 まぁ、とにかく穏やかな人が多い場所だ、と。


「んじゃ、とりあえずシンデリアに数日泊まってから向かうとするかね」


 さて、じゃあまずは今日の宿を探さなければ。

 そうして、まずは共和国最初の街、シンデリアに足を踏み入れたのだった。


(´・ω・`)セリュー共和国編突入

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