葵夜叉短編集

昔から夜叉と呼ばれる化け物が存在する。
夜叉は、人の血肉を喰らう恐ろしい化け物だが人々はこう囁く。

禁忌の恋に落ち、身も心も囚われると夜叉と化して地獄の業火に焼かれてしまう。

これは、夜叉に身を堕としても互いを求めあった者達、夜叉と呼ばれた者達の悲恋。
藤波真夏と芦屋智加様の共同執筆で送る、様々な時代を生きた夜叉達の悲恋を詰めた短編集。

目を背けるな。しかと見ろ。
夜叉に身を堕としても、互いを求めるその姿を…。

＊この小説は、歴史史実を基に執筆していますが、完全なフィクションです。
史実は諸説あり、モチーフを基にして脚色して再構成しています。そのため、あらかじめご了承ください。