ヒュライドの塔 - シェアワールドシリーズ

「おい、クソ神父。今日も死体を持ってきてやったぞ」 リコッタ・リースレットは普通の少女だ。 食事と賭けが大好きで、人付き合いを面倒くさがる、一見すると不良染みてるだけの女の子。 だが彼女は死体蘇生者//

『迷宮塔』 ――それは、数年前ヒュライドの街に突如として現れた巨大な塔。 魔力を内包し、魔物と資源を生み出す、宝の山。 そんな迷宮塔を冒険する者達に流れる、一つの噂話がある。 それは、光すら嫉妬する//

──ヒュライドの搭。 突如としてウルティアの街へ現れた巨大なダンジョン。多くの冒険者が富と名誉を求め挑戦していくその場所に、その少年──ルークもいた。 死んだ父親の無念を、何よりも己の夢を叶えるべく、//

ミスティ・グラスフェッドは困窮していた。 蓄えのない食材、収入のない身分、冒険に出かけたまま一向に帰らない稼ぎ頭の家主。 ……このままでは飢え死にしてしまう。 そんな彼女は、行方不明となった家主であり//