１０００文字以下の短編集

部長の東先輩と私、二人きりの探偵部はいつも閑古鳥が鳴いている。 一ヵ月ぶりの依頼は、消えた手紙を見付け出すこと。 究極の安楽椅子探偵、東先輩は今日も華麗に寝言で謎を解き明かす！ ……かもしれない、な//

「貴女は何もしなくていい。俺は貴女に何も求めない」 結婚式の日に夫から告げられた言葉。 たった１年の結婚生活は白い結婚で終わった。 それでも私は彼が好きだった。 だから病気で死ぬ間際、彼に願った。 「//

伯爵令嬢リアは、王命によって王太子の婚約者となった。 けれど王太子とその恋人に冤罪をかけられ、婚約破棄の上、貴人用の牢である屋根裏部屋に囚われてしまう。 絶望したリアは毒を飲み、屋根裏部屋に取り憑く悪//

感情が天候に作用するという、稀有で強力な異能を持って生まれた少女。 幼い頃に城に連れて来られ、聖女の肩書きを与えられた少女は、その力を国に利用され続け、次第に心を失っていく。 人と交わらず、感情を動か//

りっちゃんはもうすぐ一年生。 今日はおばあちゃんの家にお泊まりです。 りっちゃんは、おばあちゃんもおばあちゃんの家も大好き。 だってそこには秘密の友達がいるから……。 「りっちゃん」と友達の「おばけ//

仕事上では手強いライバル。 だけどプライベートでは……。 ハイスペなのに恋愛方面では残念なくらい不器用な２人の、ほのぼの恋物語です。 ※「第４回小説家になろうラジオ大賞」参加作品です。

夢を叶えたのは、彼女の方だった――。 女同士の友情と嫉妬と後悔。 ※暗くて救いもないお話です。苦手な方はご注意下さい。 ※「第４回小説家になろうラジオ大賞」参加作品です。

和尚に貰ったおふだは四枚あった!? 『三枚のおふだ』のパロディです。 ※「第４回小説家になろうラジオ大賞」参加作品です。

「なぁなぁ。今日こそはこのおふだを剥がして俺を解放してくれよ」 おふだで壺に封印されている魔王は、今日も元気に塩対応の聖女を口説く。 ノリは軽いけど一途な魔王と、ポーカーフェイスなツンデレ聖女のラブ//

僕のランドセルは喋る。そして少々口が悪い。 夏休み中の登校日の朝、学校になんか行きたくないと言い張るランドセルと、皆勤賞を狙ってる僕の攻防の行方は……。 ※「第４回小説家になろうラジオ大賞」応募用に//

人生に疲れたある日の帰り道。 歩道橋から落下して、僕のループ生活が始まった。 ※自死を思わせる描写があります。苦手な方はご注意下さい。R15は保険です。

片想いしている先輩に、家の近くの交差点まで送ってもらうようになって２週間。 「今日で終わりにしたいんだ」 先輩の言葉に胸が痛んだ。 さよならの交差点まで、あとわずか――。

美容院の帰り道、私は異世界に召喚された。聖女と認められず、斬り殺されそうになった私を助けてくれたのは……。 ※なろうラジオ大賞応募用に、１０００文字以下で執筆しております。ふわっとお読み下さい。

伝説の聖獣（もふもふ）により、聖女として異世界に召喚された女子高生。 聖獣様は超イケメン。でも聖女はちょっと無理です。その理由は……。 ※なろうラジオ大賞応募用に１０００文字以下で執筆しております。//