煌めきの鋼鎧

作成ユーザ: 白い六角柱
世界規模の戦争が終結してから100年の時が経った。

戦争の傷も癒え、先の戦いで教訓を得た各国は軍備拡張を掲げて兵器開発に力を入れた。

戦勝国の1つであるルカルド連邦は全く新しい装甲「アダマンタイト」の開発・量産に成功。

このアダマンタイト装甲は従来の装甲と違い、電力が供給されることで遥かに高い防御力を得ることができ、従来の火器では太刀打ちできなかった。

これに対し、敗戦国であったサンラクト共和国は戦時当初より高い水準にあった技術力を用いて、「レールガン」の開発・量産に成功し、その性能はアダマンタイト装甲に対して低くはない貫徹力を示した。

これにより軍事力の拮抗した両国は対立を強め、一時は一触即発の状態となった。

しかし、両国と国交があった東国イザナギが仲介を努め、和解・協力を約束した。

この時技術までも交換され、新兵器「鋼鎧甲冑」が完成した。

アダマンタイト装甲の甲冑に身を包み、レールガンを携えたこの兵器で各国の軍部は鋼鎧甲冑科を編成し、軍事力を増大させた。

この兵科に歩兵科は合併され主戦力として重視されるようになった。

各国は鋼鎧甲冑科の兵士の養成を競い、軍学校の配備に力を入れた。



これはサンラクト共和国の英雄の物語である。

煌めきの鋼鎧甲冑

世界規模の戦争が終結してから100年の時が経った。 戦争の傷も癒え、先の戦いで教訓を得た各国は軍備拡張を掲げて兵器開発に力を入れた。 戦勝国の1つであるルカルド連邦は全く新しい装甲 鋼鎧装甲《アダ//
作品情報 N2425FK 連載中 ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2019年 03月 29日
最終掲載日:2019年 04月 20日
作品に含まれる要素: R15 残酷な描写あり
キーワード: オリジナル戦記 IF戦記 近未来