零れ落ちる濁流。
何かを想う。
嬉しいこと。悲しいこと。不思議なこと。どうでもいいこと。
意味がないだろうことは分かっている。
他人にとっては無駄なことだと。
きっとみんなが捨てていくものだ。
―――――――でも、その全てに価値がないとは思いたくない。
――――これを捨てることが正しいとは、思いたくない。
そうして、この胸に溜め込んで、貯め込んで、――――――決壊する。
掌編・短編集です。
※このシリーズは「カクヨム」様にも掲載しています。
その杭は、出ようとすることすら許されない。
出る杭は打たれるらしい。
でも出ている杭はたくさんある。
そりゃそうだ。
みんな本気で打とうなんて思ってないんだから。
―――――――――でも。
出てはいけない杭もある。
いや。そ//
掲載日:2019年 03月 26日
最終更新日:
2019年 03月 26日
キーワード:
日常
私小説
自殺