【宵闇奇譚】

作成ユーザ: 不知火昴斗
昭和初期――まだ現世《うつしよ》と幽世《かくりよ》とが曖昧だった頃、一人の男がいた。
結城麟太郎と名乗るその男は、夜毎浮かんでは消えるものたちに心惹かれ、仄暗い宵闇の中で彼らのことばに耳を傾けるのだった……

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【宵闇奇譚】

梅雨の合間にふらりと出かけた先で、麟太郎はふと目にとまった卓上ランプに誘われて、とある骨董店に足を踏み入れる。 そして、懐かしさと物珍しさにあふれた店内で出会ったのは、一対の角を生やした鬼女の掛軸だっ//
作品情報 N9973CE 完結済 ホラー〔文芸〕
掲載日:2014年 07月 19日
最終掲載日:2022年 04月 17日
キーワード: 伝奇 幻想 怪奇 昭和初期 和風 ホラー