短編・詩 恋愛

人との出会いは自分を変える。明日笑って生きていたい。

君はどうあれ、僕は君が好き。

言葉は人が持つ大きな特権。だから、教えて?

ノイズだって、ある時からBGMに変わる。

君はサボテンみたいだね

この出会いは運命じゃない。

言ってみてもいいのかな。

あの時のおまじないは、きっと今でも効いているよ。

溶けて混ざり合ってしまえたら。

ひとりきりの部屋で。

甘い甘い林檎の様な―

夢は覚めて、朝は明けるから。

見送る背中に言葉を掛ける。あえて声にはしないけれど。

秋の空がこんなにも美しいから。

泣かないで、とは言わないから。

彼は朝の匂いがした。

決まりきった言葉での攻防。勝つのはどっち?

矛盾だらけでも、悪くないんじゃない?

それはまるで彼女の様だ―。

泣き虫な僕と、格好良い君。二人の道が重なる瞬間。

暗闇の中から飛び出す一歩。引っ張ってくれたのは一つの手。

少年の非日常。昨日とは違う今日が始まる。