カルタ・ネシティ

作成ユーザ: 燈海 空
西暦二〇二五年のある日、インターネットが使えなくなった。
テレビ、ラジオ、電話やメールにいたるまで、すべてが使えなくなった。
それから二百年が経ち、人類は荒廃した文明のなかを生きていた。

主人公のセトは、手紙の運び屋だ。
この世でゆいいつの通信手段である、紙による文通。
その郵送には、常に危険がまとわりついている。
人間の狂気。吹き荒ぶ砂嵐と、気まぐれな天候。
紙を食すためなら、どのような殺戮もいとわない「紙喰い」という大怪物たち。

雷駆刀と、特殊な義足を持つセトは、きょうも危険な道をひとり歩く。
人の想いを包む、手紙の重みを肩に感じて——


【登場人物】

・セト ……主人公。通称、義足のネシティ
・キヅキ……セトの育ての親であり、ネシティの師匠
・クルミ……キヅキの妻
・リョウ……キヅキの実子
・ミカ ……パン屋の娘
・ヒナ ……歴史文明学者
・カナデ……純政府のエージェント
・オロチ……宗教団体プレギエラの教祖

カルタ・ネシティ

西暦二〇二五年のある日、インターネットが使えなくなった。 テレビ、ラジオ、電話やメールにいたるまで、すべてが使えなくなった。 それから二百年が経ち、人類は荒廃した文明のなかを生きていた。 主人公のセ//
作品情報 N3948KH 連載中 空想科学〔SF〕
掲載日:2025年 04月 02日
最終掲載日:2025年 09月 02日
作品に含まれる要素: R15
キーワード: シリアス 男主人公 未来 青春 怪獣 ポストアポカリプス 運び屋 巨大怪物 手紙 言葉 廃墟の街