行け、全力機甲警察。

時は西暦二〇五五年。
舞台は、疑似反重力技術から生まれた強化機甲服《パワードスーツ》が社会に普及した近未来の日本。

強化機甲服《パワードスーツ》を用いる犯罪者に対抗するために、警視庁は機動隊特殊機甲班を実験的に創設した。

特殊機甲班は期待通りに高い対応力を誇る一方で、周辺被害が甚大であったため、設立から早くも一年で存続そのものが警視庁上層部では問題視されるようになっていた。

特殊機甲班の処分を検討する会議が開かれていたまさにその頃、新進気鋭のアイドル・常盤深緑《ときわ・みどり》は、自身初となる日比谷公園大音楽堂の舞台に立っていた。

本来なら交わるはずのなかった二つの道は、ある一つの事件をきっかけに交わり始める――

行け、全力機甲警察。

 この物語の始まりは、西暦二千五十五年。  きっかけは西暦二千四十年のことだった。  数々の偶然が重なって奇跡的に発明された疑似反重力エンジンが、人類を新たなステージへ押し上げるターニングポイントと//
作品情報 N3770MW 連載中 空想科学〔SF〕
掲載日:2026年 10月 11日
最終掲載日:2026年 10月 24日
キーワード: 女主人公 和風 未来 近未来 パワードスーツ 警察 自衛隊 海上保安庁