女盗賊ミランと盗賊団の黒蛇
孤高の女盗賊ミランは、リの国国主リンドバルクより依頼を受け、盗賊団メイファンに連れ去られたリンドバルクの妹、翼人のティアを奪還しに、ルーエン街へと乗り込んだ。そんなミランの前に現れたのは、盗賊団の首領ルォレン。幼い頃ミランの元を去っていった幼馴染ルォレンを、ミランは激しく憎んでいた。ティアを助けたミランはティアを連れて旅を始めるが、過去のリンドバルクの愚行により馬の脚の部族に狙われるはめとなり、ミランはその部族の怒りを収めるため、自らの命を差し出したのだった。
女盗賊ミランと盗賊団の黒蛇
(どうして、私を置いていったの? なんで、私をひとりぼっちにしたの? ひどい、ひどいよっっ)
大声をあげて泣いた。
市場の大男に殴られても、養父母に罵倒され踏みにじられても平気だった心が今、悲鳴をあげ//
掲載日:2018年 12月 24日
最終掲載日:2019年 03月 04日
キーワード:
身分差
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国主の兄と翼人の妹 〜女盗賊ミランと盗賊団の黒蛇〜
いや、実際は深くは眠れていない。ずっと寝不足の状態なのは、軍の団長ハリアを近衛兵団に戻した頃からだ。
(ティアとの仲を取り持ったのは、この俺だと言うのに……)
何度も二人、馬に乗って出掛けていく姿//
掲載日:2019年 03月 04日
最終更新日:
2019年 03月 05日
キーワード:
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