黄昏、虹の橋にて
北欧神話の門番神・ヘイムダルの視点から、ラグナロクまでを追う『エッダ』二次創作。
学術的な信用度などよりも、個人的に気に入った説や、全く検証していない個人的な解釈をかなり含んでいることをご了承ください。
<参考文献>
V.Gネッケル他(編)谷口幸男(訳)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社, 1973.
学術的な信用度などよりも、個人的に気に入った説や、全く検証していない個人的な解釈をかなり含んでいることをご了承ください。
<参考文献>
V.Gネッケル他(編)谷口幸男(訳)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社, 1973.
1. 波間に光が差したとき
母らの愛撫に似た冷たい波が足元で揺れる。まだ白み始めたばかりの水平線に、そっと海と同じ色の目を閉じた。
北欧神話の門番神・ヘイムダルから見た神々の黄昏。シリーズ第一部です。
掲載日:2016年 03月 03日
最終掲載日:2016年 03月 18日
キーワード:
北欧神話
ラグナロク
エッダ
ヘイムダル
ロキ